私が一部の友人たちから『画伯』と呼ばれ始めたきっかけは、この1枚のイラストから(再掲)。
ミッキーマウスを描いたイラスト。これを見たみんなが『えっ・・・・????』となりまして。
まぁ確かに、これはちょっとラブリーさに欠けるというか・・・
でも、私はむしろ絵は得意なほうだと思っていたので『じゃ、アンパンマン描いてみてよ』と促されて描いたこのアンパンマンのイラストで『画伯』の称号が決定的に。
アンパンマンの愛らしさがあふれ出とるじゃろーーーーと思うのに・・・『これ、みつ蜂???』とか『これ羽根???』とか『足はあるけど、手はどこ??』とか。
ちがうし!!アンパンマンだし!!羽根じゃなくてマントだし!!足は描いてなくて、手を描いたんだけど・・・とか反論したのは言うまでもありません。
ひつこいようですが、今だにそんなに絵がヘタだと思っていないのですが・・・その画力に磨きをかけるために、絵を習いに行くことにしました。
昔から、絵の中でも特に日本画が好きで、琳派や伊藤若冲を観るために、京都や東京で出かけていました。
絵を習うなら、日本画がいいな。思い切って月1回日本画の教室に通うことにしました。
1年後には、日本画の岩絵の具で、すっごい緻密なアンパンマンやミッキーマウスが描けるに違いない。どんなだっ???
先週、初回の講座がありましたが、1年間で1枚を仕上げるのを目標しましょう、と講師(芸術科専攻のイケメン大学院生)に優しく諭されました。
日本画に限らず、絵というのはまずは鉛筆でのデッサンから。本格的に岩絵の具を使うまでには、道ははてしなく遠い。
教室では、習い始めて5年とか8年とかのベテランの高齢者の皆さまに交じって、このワタクシが最年少。
『若いわねぇ~。いくつぅ~???』なんて言われて、身の置き所が無いWWW
ここではワタクシ、24歳くらいの先生の次に若いです。平均年齢を下げる立ち位置って、ここ10数年なかったこと。
日本の市民カルチャーは、お年寄りが支えてるのね。