モノはあまり持たない方なのですが・・・・・どうしても増えてしまうのが、CDと本。
本は、あんまり面白くなかった、と思えば、リサイクルすることもできるのですが・・・・・・CDの場合は、このアルバムの中に、1曲だけでも好きだと思う曲があったら、CDごと捨てられない。
・・・・で集めたCDがもはや、専用ラックからもあふれ、いよいよ置き場に困って・・・・・ついに、リビングをリフォームしてしまいました。夏に外壁塗装に続き、またもやの大型出費。
長男には『バカじゃないん???』と呆れられました。「CD捨てればいいじゃん???」と。おっしゃるとおり!!
CDは捨てれないのに、IKEAの机も、長男が京都から持ち帰ったコタツも捨てた。数年間着ていない洋服もごっそり捨てた。
結果、私は断捨離が出来たのか、出来ないのか・・・・よくわからないことになっている。
そんな捨てられないCDの中から、ただいまヘビリピ中のCDはこちら。Bart Bacharach(バート・バカラック)名曲集「Sweet Melodies」。
先日、WOWOWでバート・バカラック(御年87才)のライブがあり、また聞きたくなりました。
オットが”天才”と尊敬する作曲家がバート・バカラック。「遥かなる影」「サンホセへの道」「雨にぬれても」「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」どれも忘れ難い名曲ばかり。間違いなく天才だっ。
急きょ、オットから「晩ご飯いらない」の連絡があったので、「じゃ、私も晩ご飯済ませて帰ろう」。
突然思いついた時にでも、付き合ってくれる奇特な人といえば、親友K子ちゃん。それでは、K子ちゃん行きつけの2軒のうち、今日は「居酒屋まつぼっくり」へ。
白米不要、酒だけでOKのK子ちゃんと、口内炎で1週間まともに食べれず、さあ食べるぞ、と食い気満々の私とが、同席しても何とかなるお店。
居酒屋では、コレを頼まずにおくものか??のポテトサラダ。オーソドックスな美味しさ。
天ぷら食べたいけど、カロリーが心配。でも食べたい。ローカロリーな舞茸の天ぷらにしてみました。
結論、天ぷらを食べる時に、カロリーなんて気にするな。
もひとつ、居酒屋の楽しみブリのアラ炊き。生前の姿をとどめるくらいの大きさのブツ切りで、これまたボリューミー。
アラ炊きにしては、わりと薄味でした。私の好みより、あっさりしてたかな。
さあ、〆に入りますよーー。1週間ぶりのまともご飯。ここは、ガツガツ食べますわよ。
「まつぼっくり」名物の釜飯から、1番人気のウニ。
卵黄とウニと刻み海苔を、混ぜ混ぜ。ひたすら混ぜ混ぜ。鍋肌にこびりついたおこげ。ここが美味しんですよね。ガツガツ、モグモグ。ガツガツ、モグモグ。はぁ~、食った、食った、って感じ。
この日のオットの帰宅は深夜2時。同級生たちと、楽しく飲んで歌って、帰宅しました・・・・・が、帰るなり、リビングで絶叫ーーー。爆睡していた私も、目が醒めたじゃないか。
「背広が無い!!」脱いだコートの下は、いきなりのカッターシャツでした。酩酊伝説またひとつ増えた。
はたして、オットの背広は、無事見つかったのでしょうか???
1週間、口内炎で苦しんで、まともに食べれなかったので、週末はお腹が減りすぎてフラフラ。
耳鼻咽喉科を受診しました。
こんなに長く痛むなんて、きっとただの口内炎じゃない、ヘルペスかも・・・ひょっとして皮膚がんかも・・・・とビビリまくっていたら、「間違いなく口内炎です」と、ドクターに太鼓判押されました。
「じゃ、こそげとりますか???」「出血させた方が、早く治りますよ。」「すごく痛いけど、やりますか??」と言われ・・・・・勢いでうなづいたけど・・・・・想像以上の激痛でした。その治療の詳細は、えぐいので、省きます。
暗示にかかりやすいワタクシは、荒療治の数時間後、元会社の先輩「お圭のてしごと」のお圭さんと、ランチの約束をしていたもので、すっかり治った気になって、待ち合わせのランチカフェ「旅路」へと。
メニューを書いた黒板を確認せずに、頼んだ日替わりランチ。
よりによって、今日のメインはまたもや、口内炎にはサクサクのパン粉がほぼ凶器、の豚カツでした。
月曜日のランチでのピッグ豚カツで、口内炎を悪化させ、金曜日にそぎ落すという荒療治をした数時間後に、またもやさくさくパン粉の豚カツが、私を襲う。
どうして、こういうめぐり合わせ????
ちゃんとメニューの黒板を、確認しとけば良かった、と、後悔先に立たず。
ママさんの作るランチは、職人、料理人というより、お料理上手なママが、毎日自分ん家の食卓で出してくれる献立みたい。
外食という感じがしないような家庭的な味わいです。
本日は、豚カツ、キャベツの巣ごもり、サバのみりん焼き、じゃが芋と玉葱の甘煮、それに味噌汁と白ご飯。
これだけあっても、700円。しかも税込。毎日食べても飽きないこのランチで、このお値段は、破格値だと思います。
ケーキとあんこ、どちらか選べ、と聞かれたら(聞かれないとは思うが・・・・)あんこかな。
なので、「江戸情緒老舗くらべ」に行かずにいられるでしょうか、いやしない、ということで、行ってきました。
お目当ては、浅草の梅園。安政元年創業の甘味処。
梅園には、いつか行ってみたい、と思っているんですが、いまだ未訪問。
東京の桜餅といえば、このクルッと巻いたタイプですよね。西日本では見かけないから、スルー出来ない。
餅かというと、違う気もするが・・・・・関西タイプの桜餅より、エアリーで、もう1個いけそうな気がする。あぶない、あぶない。
こちら全国共通の安定のフォルムのきんつば。こんなにあんこの塊なのに、甘くなくて、お品が良い。もう1個いけそう。ダメダメ。
そして、梅園の1番の名物は、粟ぜんざい。栗じゃないよ、粟だよ。栗にテンテン2個ついた方ね。
ひえ、あわ、きびのあわ。バブルの泡じゃなくて、雑穀のあわ。
なかなか、広島では、あわぜんざいは食べれません。そして、さすが梅園。テイクアウト品とは思えないほど、感激の本格派でした。
初めて食べる粟ぜんざいは、覆いかぶさる、重層なこしあんの下に・・・・・
輝く黄金色の粟がデターーーー※◆☆。粟って黄色だったんだ???
すっごい、もっちりしてます。
いつか食べてみたいと焦がれていた粟ぜんざいは、想像以上のもっちり。これだけあんこがあっても、むつこくない。
いやぁーー、大満足。期待以上。これはぜひ、お店で食べてみたい。
以上、あんこ好きなワタクシの土曜日の晩ご飯でした。
昭和生まれの方なら、絶対好きだと思うこの本。「純喫茶へ、1000軒」難波 里奈さん著。
東京喫茶店研究所二代目所長の難波 里奈さん。ふだんは、フツーのOLさんですが、全国津々浦々の純喫茶を訪ね歩いて、1300軒とか。
ふるいもの、
まるいもの、
あまいもの、
を好みます。
と難波 里奈さんのプロフィールに書いてありました。なんか、この3行に、ハート撃ち抜かれた。
パラパラとページをめくると、古いもの、丸いものが溢れていました。いまや絶滅危惧種のマッチも。
スタバ、タリーズなどのチェーン系も嫌いじゃないし、かわゆいカフェ、スタイリッシュなバールも、大好きです。
それでも、スタバの近くに純喫茶があれば、そちらに脚が向くのが昭和人間というもの。
この本をめくりながら、『あっ、ここ行った』「ここ行きたいんたよなぁ~」と、思いを馳せます。
純喫茶パール無きあと、広島に純喫茶のともし火は、まだ残っているのかしら???
求む、情報。