メリークリスマス。みなさま、クリスマスはいかがお過ごしですか?
大人は、サンタを待ってても、どうにもなりませんからね。そういう場合、頼りになるのは自分よ、自分のお財布。
うちの場合、オットが有馬記念を14番単勝一本勝負で挑んで、一番人気のキタサンブラックに夢砕かれたので・・・・どうせそんなことだろうよ、とはなから予想しておりまして、クリスマスプレゼントは、自分でサッサツと買っておきました。
今年の元旦にHermèsのクリッパーを紛失したワタクシは「高い時計はもう買わない」と決めたので、遊びゴゴロの詰まったニューヨークブランドの「Time WillTell」
大阪旅行の時に、阪急デパートでめちゃ美人のスタッフさんに、あれこれ見せてもらいながら、選ぶのが楽しかった。
オットはアテにならないけど、クリスマスプゼントを贈ってくださる奇特な方がいる。
佐賀在住の友達からはチーズ。熟成のために、1月2日まで食べるのを待つんだって。
チーズ通の友達が、美味しいので食べてみて、と言ってくれるその気持ちが一番うれしい。
親友K子ちゃんからLeTaoのモンブラン。スイーツに興味のないK子ちゃんが、ワタクシの栗好きを憶えてくれて、スイーツを贈ってくれるなんて、感謝・カンゲキ。
今年もnancyさんからお手製のシュトーレンが。お忙しい中、手造りされるだけでも驚愕なのに、費用、手間を考えると、ありがたや、ありがたや。ちびちび食べよう。
1泊2日の近場旅行の話しをいつまで引っ張るんだ、というところですが、まだまだ続く。なにせ、食いだおれましたから。旅ご飯は、1食たりとも無駄にできず。
日本一長いという天神橋筋商店街。一丁目~六丁目まで、約600店舗あるそう。
終わりが見えない、どこまで続いてるんだろうか・・という長さ。ただブラブラと歩くだけで、楽しかった。
早めのランチは、これもtakakoさんおすすめの天神橋筋商店街に昔からある、という風情の洋食屋さん「ビフテキ Hibio」懐かしいビフテキ、という言葉に、そそられるったら。
お昼どきとあって、地元の老若男女で満席。
コック帽をかぶったシェフたちのコックコートが真っ白で、糊が効いてパリッとしている。これすごく大事。こういうタイプのレストランは清潔もごちそうのうちですよね。
広島ではあまり見かけないビーフカツ。
わわわわ、ビーフカツ大きい。お皿の幅いっぱいに広がってる。肉はもちろん絶妙な火入れ加減のピンク色。
これにサラダとスープがついて1100円。安いっっっ!!!
このボリューム、このクオリティで、そして大阪で1100円て!!!!コスパ高っ!!!
もう一品は、思い切ってタンシチュー。
タンシチューの価格って、ちょっとお高めで、2600円とか3000円とかというお店が多いので「食べたいなぁ」と思っても、メニューを指をくわえて見つめるだけ・・・・ってことばかり。
それが、このお店のタンシチューは1600円。えっ安い!!これなら清水の舞台から飛び降りなくても、余裕で食べられる、と思わず飛びつく。
このビジュアル、萌える~。クラシカルで正統派なタンシチューのお姿。
タンがほろりと柔らかくて、ソースは濃くて。
めったに食べたことないタンシチュー、目に胃袋に焼き付けました。
1000円台でタンシチューを出すお店って、広島ではちょっと無いんじゃないかな???
さすが大阪食いだおれの街。奥が深い。ちょっとした商店街にもこれほどのお店があるとは。
先日、忘年会の会場へ出かけるときに、前を通りかかって、懐かしさのあまり、思わず吸い寄せられたのは「手造りのパン 河内ベーカリー」
なんて、なんて、懐かしい。
長女が保育園児の頃、この近くの耳鼻科に毎日・毎日1年半ほど通いました。
仕事帰りに病院へ廻って、それからバスで1時間の自宅に戻る。途中ぐずる長女に、ここのパンを食べさせて、ちょっとだけ機嫌を取る、そんな子育ての日々が蘇る。
もう20数年前のことだけど。
そんな、ワタクシの子育て時代のお助け処だった懐かしのパン屋さん。
いまどきのオシャレなパンとは真反対な、時が止まったかのような、レトロな店内、レトロなパン。
パンのラインナップも、当時のまま。
お店の看板おばちゃんだけが、おばあちゃんになってました。時は止められない。
「わぁ、おばちゃん、歳とっちゃったなぁ・・・」と、たじろいだけど、いやいやワタクシだって、20代の若妻だったのが、いまや・・・×××
お味も一緒。天然酵母なんて使ってません、砂糖控えめなんて考えてません、という昔ながらのパンのお味。あぁ~懐かしい。ワタクシの子育ての味。
前日は数万人規模の大バコ 京セラドームでのライブ。その翌日も毛色の違うライブに参戦。
上方落語専門の定席「天満天神繁盛亭」です。
地方には無いもののひとつが寄席。1度行ってみたいと思っていたのです。
「繁盛亭」は、日本一長い商店街として名高い天神橋筋商店街のすぐ横、大阪の天満宮の中にあります。
上方落語の常席の復活を願う人々の寄付で完成したとこで、建設にあたって寄付をした人の名前を書いた提灯がビッシリ。
天満宮の風景になじむ、寄席らしい風情のある建物。こちらが繁盛亭。
日曜は、朝10時から始まる朝席があり、4人の落語家の噺しを1時間半聞いて1500円(前売り)というお安さ。なんてコスパの良い!!さすが大阪。これにはどんなどケチでも文句はあるまい。
この日の演者4人の中に、一人も知った名前はありません、ごめん・・・(爆)
正直上方落語で知っているといえば「いらっしゃ~い」の桂 三枝改め桂 文枝師匠くらい。
人生初のナマ落語・・・・結果、ものすごぉ~く面白かったです。
ヘタしたら前日の桑田佳祐ライブをしのぐかというぐらいに、面白かった。
落語を聞きながら、目の前に語られている情景が見えるようです、観客の想像力をかきたてる素晴らしい伝統芸能でした。
プロの噺家たちは、後から出てくるほど確実にウマイ。実力の違い、芸風の違いが、はっきりと現れます。
たった一人で高座にあがり、せいぜい扇子ひとつの生身で、人を笑わせるって、そりゃあ大変。芸の道は厳しいわあ。長時間正座が出来ないといけないしね。
笑わせるだけしゃなくて、落語っていろんな景色を見せてくれます。めちゃおもしろいので、ホントおすすめ。
大阪で食いだおれるなら、粉もんは、はずせません。
かといって、広島のお好み焼きを食べて育った身ですから、関西風のお好み焼きにころがるわけにはねぇ~。
そこでたこ焼きです。たこ焼きに関しては、大阪のもんでしょうと認めざるを得ません。
西中島南方駅前の「たこやき十八番」へ。
いまはメジャーリーガーですが、われらがカープのエース マエケン前田健太投手のお気に入りとのこと。広島県民が敵地に乗り込んで、たこ焼き食べるなら、ここかしら。
23時前だというのに、店内満席、店頭にもたこ焼きを求める人の列が。
ほら、マエケンいたよ。若い、若い。
たこやき専門店(フードはたこ焼きのみ)だけに、バリエーション豊富。
ここは、オーソドックスにソース。天かすがたっぷり入ってて、トロトロの中にサクサクっとした食感も混じって、これは美味しいわぁ。広島では出会えないたこ焼きかな。
15個べたあと、大塩葱タレも15個も追加して、オットと二人で30個ペロリ。
ビールとともにハフハフしながら食べる、たこ焼きの美味しいこと。
フーフー冷ますしてど~する???や口の中をやけどして、なんぼのもんや、の勢いで食べきらなくては。
大阪くいだおれの旅、初日は朝11時から行列必至の人気居酒屋で魚介をとことん食べて、からの京セラドーム内のビアホールにて軽食&ビール。
ライブ終了後、西中島南方駅前でのたこ焼き&ビール・・・・で、ビールとともに明け暮れたのでした。
そして翌日も食べる、食いだおれる。