碁盤石山(1189.8m)に登りました。その1(5月2日)
妻に実家に来たついでに、どこかに登ろうかと考えていました。
いつもは、手軽な岩古谷山ですが天気も良く新緑がそろそろ良さそうな碁盤石山(1189.8m)に行くことに。
設楽町東納庫寺脇から見た碁盤石山
今日は、遅く来ましたので林道で中央鉄塔下まで行きます。
津具へ向かう旧農免道路から林道に入り進むと碁盤石山登山道に出会います。
ここに10台ほどの駐車スペースがあります。
登山口です。一般的にはもうひとつ下から歩きます。
登り始めてすぐの所にある七尋岩
尋とは、大人が両手を水平に広げた時の右手指先から左手指先までをいいます。
7回両手を広げた大きさということです。
ベンチが整備されていますが、展望はありません。
新緑はこれからです。明るい広葉樹の林を歩きます。
ミツバツツジがちょうど満開を迎えていました。
周りの木は、登り初めの付近はリョウブやウツギなどです。
その中に点々と咲いているミツバツツジ
花はフモトスミレとタチツボスミレ、ヘビイチゴぐらいでした。
タチツボスミレ
ミツバツツジは山頂までずっと咲いています。
天狗の庭という場所に出ました。
ここ碁盤石山と隣の天狗棚山付近には天狗伝説があります。
大きな岩がゴロゴロとあります。
大きく開け展望が良い所です。
ミツバツツジも綺麗です。
南側に大きく開けており、設楽町東納庫地区が見えます。
右奥は、岩岳1051mです。
この岩が碁盤石山の名前のいわれ、裏側(ひっくり返っている)に碁盤の目が刻まれているそうです。
かつて、この山をすみかにしていた碁好きな天狗がおり、山のふもとの村に住む碁の天才と対局したとか。
7日7晩続いた激闘の末に天狗は負けました。その悔しさのあまり、天狗は碁盤石をひっくり返したことから、
天狗の住む山を碁盤石山と名付けたと言い伝えられています。
押してもびくともしません。
大きさ1.5m*1.5m*1.5mほどおおよそ8トンぐらいかな?
天狗の力は凄い!!
天狗の庭から見た宇連山929.7m
左尖山、平山明神山950m、その右、大鈴山1011.9m、右端、鹿島山912m
平山明神山950mをアップ
ドーム状の岩山で奥三河の山位置の目印になります。
三ツ瀬明神山1016.3m
久しぶりにこの山に登りましたが、春の時期は初めてでしたが、非常に気持ち良い雰囲気でした。
この山の一番の展望箇所、富士見岩の案内看板を右折します。
『お~~綺麗だ』ミツバツツジの向こうに青空と山並み
ここからは東側から南側にかけて展望です。
富士見岩とありましたので富士山も見られるようですが、今日は遠く霞んでいますので無理ですね。
富士山は左端の南アルプスの低い所から見えるでしょうか?
奥三河の山並みが広がっています。
この画像にほぼ奥三河の主要な山が写っています。
富士見岩で展望を楽しんだ後、山頂を目指します。
今日は、経路はピストンですので、ここで帰りにゆっくりと展望を楽しむ予定です。