高草山・満観峰・花沢山に登って来ました。その3(3月26日)最終
満観峰山頂で富士山を見ながら昼食です。少し雲が掛かっていますが最高!!
ここからは南アルプスも展望できます。
左から前聖岳・奥聖岳・赤石岳・小赤石岳
悪沢岳・青薙山
昼食後、最後の目的地、花沢山へ向かいます。木の後ろが花沢山
こちらの道は東海自然歩道になっております。道にはスミレが咲いていました。
モミジイチゴも花が開いています。
東名高速道路が見えます。奥の小高い所は日本平
日本坂~花沢山まででは所々展望が開けます。
セントウソウ
スミレ
日本坂峠の手前に開けた場所があり、ベンチが設置されており『家康のベンチ』と名付けられていました。
もちろん徳川家康が晩年いた駿府城を望める場所ですので、この付近から眺めたかも??
これがベンチから眺めた駿府(静岡市)の眺め
富士山から静岡市街、日本平、駿河湾が大きく広がって見えます。
いくつかの峰を越して歩いていくと目指す花沢山が見えてきました。
結構急な山です。
満観峰から歩き続けて日本坂峠に到着、帰りはここを右手に曲がり花沢の里へ降りていきます。
峠には、お地蔵さまが祀られています。急な昔からの街道の峠ですので旅の安全をお参りしたのでしょう。
ハコベもたくさん咲いていました。
花沢山に向かって急な坂を登っていくと所々に展望があり南アルプスが見えました。
ここへ来る前に調べた時には、花沢山は展望がないと思っていましたので展望があり嬉しかった。
焼津市方面の展望
そして満観峰から1時間20分ほどで花沢山山頂470mに到着
最後の登りが急で足がパンパンになりました。ベンチで帰りに備え休みます。
山頂の少し手前には、こんな良い展望箇所がありました。
昼食を食べた満観峰も見えます。
花沢山山頂を後にして下山です。日本坂峠まで戻りました。
ここを左に降りていきます。
焼津辺展望地、焼津辺(やきつへ)とは万葉集
春日蔵首老(かすがのくらのおびとおゆ)の歌一首
『焼津辺(やきつへ)にわが行きしかば駿河(するが)なる阿倍(あべ)の市道(いちぢ)に逢(あ)ひし児(こ)らはも』
焼津のあたりに行ったとき、駿河の阿倍の市の道で逢った娘よ。
と詠まれています。
「焼津」の地名は、古事記や日本書紀に登場します。
日本武尊(やまとたけるのみこと)が東夷征伐の途中、天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)で草をなぎ払い火をかけて賊を滅ぼした地名に由来しているそうです。
ここからの焼津市の展望、春日蔵首老は実際、焼津辺に来たのでしょうか?
歴史を感じる街です。
日本坂峠から法華寺に降りました。
花沢の里の歴史の案内看板
旧街道を歩いていくと生花が飾られていました。おしゃれです。
日本坂峠から30分ほどで駐車場に到着
朝駐車場を出発して7時間13.6kmほど、久しぶりに歩きました。
低山3山周回ですが、思いの外アップダウンがありました。