izumishのBody & Soul

~アータマばっかりでも、カーラダばっかりでも、ダ・メ・ヨ ね!~

雨の日に、文化村で

2010-10-01 14:37:26 | 日記・エッセイ・コラム
大雨が降っていたけれど、渋谷Bunkamura「ザ・ミュージアム」で開催中の「フランダースの光~ベルギーの美しい村を描いて~」を観てきた。

フランダース地方は、フランスとベルギーにかかる地域で、特に、シント・マルテンス・ラーテムという小さな村周辺には、多くの芸術家たちが住まい、そこで創作活動をしていた。
19世紀末から20世紀初頭にかけての主に絵画作品が展示されていたが、一番好きなのは、やっぱりエミール・クラウスだな~。
 
きらきらと降り注ぐ光を受けて、刈り取った草を担いで干しにいく女性や、のどかなピクニック風景、夕陽の中を歩く少女・・・どの作品も見ているだけで暖かく、気持ちよく、幸せな気分になってくる。ぽかぽかした日射しや、木々の梢を軽く揺らし火照った顔をうっすらと撫でる風、を感じる。いいなあ~。
2回の世界大戦が起きる前の世界、また、ベトナム戦争が始まる前のアメリカ・・・影はあっても美しく、信頼感に溢れた世界・・・・
なんか、戦争はすべての価値観を破壊するというようなことを、激しく実感するのが、私の場合、絵画であったり写真であったりする。


9月はこの他にも、国立新美術館の「陰翳礼賛」も観たし、鈴木聖峰展や、さとう陽子展も観た。
珍しく、見たい展覧会を見逃すことなく観ることが出来た。
絵画を観るのは、自分や、世界や、歴史や、いろいろな内的なものとの対話でもある。
雨の日に、人も少ない美術館で1人で過ごす静かな午後ー結構好きな時間だ。Pic_flanders_2

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太極拳歴30年(!)、経絡エクササイズ歴20年(!)の今からできること

2010-10-01 13:52:05 | 太極拳
陳式太極拳の他に私が続けているのが「経絡エクササイズ」。
太極拳同様、最近、自分自身の身体を通して、その効果や正しさに確信を持てるようになってきている。


そもそも経絡エクササイズと出会ったのは、ワコールのPR誌の編集をしていた頃。
取材で知って、教室に通い始め、1996年には講談社から「カラダの中からきれいにやせる」という本を企画・編集・出版した(当時の先生は"秋山節子"。その後改名し、"西村仁凰子"先生となった)。

西村仁凰子先生が考案したこの一連のプログラムは、経絡体操を基本にボディラインを整えることからスタートしながらも日々進化して、今は正しい姿勢がすべての元、というごくシンプルで根源的な(それだけに正確な把握が必要になる)ところに集約しつつある。
歳をとるにつれ(いくら見た目が若くても、また身体的にも若々しくても)、肉体はやっぱりそれまでとは違う。
長年酷使してきた身体には、メンテナンスが必要だ(車や電気製品もそうだし、毛皮やカシミアなど高価なものはそれだけ手がかかるのと同じだ)。
女性なら誰でも、日々、顔や髪や、手や、ひいてはファションまで、若い頃とはまるで違ってきているのを実感しているはず。「ファンデーションの減り具合が早くなった」とか「顔のお手入れに時間がかかるようになった」とか、あるよね。
身体も同様に、今までのように使いっ放し、では翌日に持ち越して、日々溜まって、あちこちに故障が出てくるのであ~る。
動かなくなってからでは遅い!
今できるうちに、できる範囲の、エクササイズで身体のメンテナンスをしなくては!!なのだ。


友だちを見ていても、膝関節やら腰やら、いろいろな故障を聞く(運動を続けている中で故障が出るのは、正しい姿勢でやっていないから、ということが多い)。
幸い、私は今までのところ、太極拳で膝を壊したこともなく、腰を痛めたこともなく、体内年齢は36歳(!)で毎日元気デッス。
今まで習ってきたことを、今度はできるだけ多くの人に伝えて、一緒に元気で健康な年寄りを目指そう!と思う、今日この頃なのであった。


昔、陳式太極拳の大刀を振り回す陳 立清女史(当時で確か70歳を過ぎていた)の姿を見て「"大刀バアさん"と言われようね!」と心に思ったが、今もそう思う。先は長くて明るい!

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