今度は楽勝（！？）、の老人ホーム探し

藤沢に住む義母が、部屋で転倒して手首を骨折（！）、入院した。
91歳の高齢で、糖尿病を患っていて、骨粗鬆症で、「股関節が、もうすり減っている。退院しても車椅子でないと（！）」とお医者さん。。。。当然、自宅は車椅子対応になってない。部屋ごとに仕切り・段差ありの、昔ながらの造りだ。
さあ、タイヘン！退院までの約2ヶ月で、義母が気に入るような施設を探さなくちゃっ！！ということになり、昨日は、藤沢近くの有料老人ホームを見学。


玄関を入った途端、「わあ～、広い～！いいなあ～！」。
そのホームは5階建てで、ロビーや廊下が広くてゆったり、ホテルのような贅沢感がある。1階の食事をするスペースは、全面ガラス張りの半円形で外には花壇・・・パリの公園にあったレストランみたいだ！
4階と5階のセンターロビー（というのか、共有のリビングというのか、テレビがあってソファや椅子が並んでいる）もゆったりして、遠くに海が見渡せる。西側の部屋の窓からは富士山が見える。
義母はインスリン注射が必要なので、看護士さんが常駐していないと対応できないのだが、ここは、至れり尽くせりの手厚い介護体制。義姉も「いいなぁ～、ワタシが入りたいくらいねぇ～」。
空き室になっている3部屋を見学して、すっかり気に入ったのだが、来週、もひとつ別のホームの見学にいくことにする。


思い返せば、5年前、実家の母が、住んでいた自立型有料老人ホームから（アルツハイマーが発症して）退去しなくてはならなくなり、真夏の盛りに横浜市内のグループホームを探しに歩き回ったものだった。
その時は、区役所で老人介護施設の一覧表をもらって、近くて好さそうなところに片っ端から電話かけまくり。「お部屋のアキはありますか？」に始まって、こちらの状態を説明し、条件やらなにやらを聞いて、それから実際に見に行って、次に母を同行して・・・と、何カ所まわったことやら。。。。よくやった！ワタシ！


最近は、需要が増えたせいか、有料老人ホームの紹介業というのがあるようだ。病院で紹介してくれたコーディネイターが何軒かをリストアップしてくれて、それを検討すればいい。楽だ。
言ってみれば不動産屋さん。紹介してくれた中に気に入った施設があったら、見学や契約のお世話をしてくれて、手数料は大家さん（この場合は、施設だな）が負担する、というシステム（多分）。空き具合も聞いてくれるし、インスリン対応可能かどうかもあらかじめチェックしておいてくれる。助かる～。


それでも最終的に決めるのは本人と家族。
義母は、プライドが高くて他人の手を借りるのが嫌いな人だったから（介護保険も利用せず、デイサービスもヘルパーさんも一切イヤ！）、この事態に本人が一番ショック。
でもね、病院でとても親切で可愛い看護学校の実習生さんがついてくれて、いくらかは慣れたかも（？）。
ホームを決めても、次には、義母を説得するという難関が控えてる。
ここは実子である義姉と主人に頑張ってもらわねば。嫁は、施設のチェックはできても、説得は無理だヨ～。
というわけで、年末はどうなることやら・・・・今後の展開がオソロシイ10月になってしまいました。