シタールの優しい調べに心を委ねるひとときを

シタールの響きは、軽やかで透明感があって、どこまでもどこまでも広がっていくような響き。
聴いていると、心も解放されて、肉体を離れてゆらゆらと宇宙に漂っていきそう。
至福、とか、天上とか、静寂とか、普段の生活からはかけ離れた言葉が蘇る。。。。
そんなシタールの演奏会のお知らせが届きました。
沼沢ゆかりさんは、元々イラストレーターとしても活躍していたたおやかな女性。
叙情的で、繊細で、心も身体も包み込まれるようなシタールを是非！


◆～シタール秋の調べ～
ひょうたんランプの灯りと共に楽しむ２日間
・日時：11月6日(土）15:00open/15:30start　
　料金：1,000円　
　出演：沼沢ゆかり(シタール）、藤原俊吾(タブラ）　　

・日時：11月7日(日）15:00open/15:30start　
　料金：1,000円
　出演：沼沢ゆかり(シタール）、北澤孝一(タブラ＆バラフォン）

・場所：ギャラリー囲織庵（いおりあん）/tel.03-3332-1225
杉並区久我山2-16-6／京王井の頭線久我山駅より徒歩５分
・アクセス：神田川沿い遊歩道を歩き２番目の階段を上がります。
　　　　　　最初の小さな四つ角の右側にある一軒家のギャラリーです。

　　　　　　　　　　　　　　♪

今年はおふたりのミュージシャンをお迎えして２日間のプログラム。
１日目はインド古典のタブラ演奏者、藤原俊吾さん。
しっとりと古典のラーガを展開します。
２日目はロックバンドのドラム＆パーカッショニスト、北澤孝一さんがタブラとバラフォンを操ります。
アフリカの木琴バラフォンは北澤さんの手作り。シタールとの共演も試みますよー。　
北澤由美さんのひょうたんランプのあかりに包まれ、同じひょうたん族のシタールとバラフォン、
そしてタブラ・・・・さてどんな音色になるでしょう。どうぞお楽しみに！

予約・問い合わせ：沼沢ゆかり/tel&fax 0424-69-4220
詳しくはこちら http://web.me.com/sarasane/sarasane/Live.html

"大人の女のブルース"有馬忍が「BAR POLE STAR」でライブ

京急・仲木戸駅から海に向かって歩くこと15分。
瑞穂埠頭にあるバー、「STAR DUST」と「POLESTAR」は、横浜の海に面した古びたバー（1956年オープンとか）。
店は埠頭の端にあり、ゲートの向こうは、もう米軍の施設。
「ノースピア」という呼び名の方が分かりやすい。


今から4昔ばかり前のこと（ひと昔は10年というから、40年前ということね）、母親が東神奈川のスケートリンク横で小さな小さな喫茶店をやっていて、時々、外人さんが店にやってきていたことがあったのだ。
「ノースピアに船が着いたんだ」と、店のお客が喋っていた"ノースピア"というその名前は響きがよくて、なんとなく異国情緒たっぷり。東京に住んでいて、まだ学生だったワタシは、横浜の地図など知らず、海の方からやってきた外人さん、という記憶だけ。


「ノースピア」には、「STAR DUST」と「POLESTAR」という2軒のバーが並んで建っていて、（確か）80年代頃には、古き良き横浜の雰囲気いっぱいのバーとして、流行通から注目を集めていた。
その懐かしい「POLE STAR」で、友人でもあるブルース歌手・有馬 忍(g,vo)がライブをやるという。
波止場や、埠頭や、本牧など、横浜の港を唄う有馬 忍は、若い女性歌手に飽き足らない大人の感性にピタリはまるはず。
ブルースを唄うに十分な人生経験に裏打ちされた自然体で、ありのままの人生を詩に書き、曲をつける。
そんな彼女の歌に引き込まれるように、最近ではバンドでのライブも盛ん。
この日は、バーカウンターに、鎌倉・御成通りの伝説的なバー「tipitina」のKINTAさんが入るというから、きっとKINTAさんのブルースハープも聴けるはず。。
ブルースをたっぷり聴きたい、ノスタルジックな横浜にどっぷり浸かりたい、という人には見逃せないライブになりそうだ。

◆有馬 忍LIVE@BAR POLESTAR NORTH PIE YOKOHAMA
日時：11月13日(土）18:00開場/19:30開演
会場：横浜瑞穂埠頭　バー・ポールスター/tel.045-441-1017
http://www.bar-stardust.com/
チャージ：2,500円（1ドリンク付き）
出演：有馬忍(vo,g)、藤田洋介(g)、津田充(ds)、竹岡隆(b)
ゲスト：佐藤克彦(g)