いつも形意拳でお世話になっている大陸武術協会の陸 瑶先生のお誘いを受けて、「第6回東京伝統武術交流大会」に形意拳の集団演武の一員として参加した。
プログラムを見ると、鷹爪拳とか蟷螂拳とか、八卦掌とか長拳といった馴染みのある武術のほかに、三路飛脚、四路査拳、沙氏通背六路(三、四、六!!??)、逍遙掌、太極佛塵といった初めて聞く名前がゾロゾロ・・
呉式、陳式、武当、楊式といった伝統太極拳もあるが、それぞれの種目に参加する選手も少なく、次々に目先の変わった武術が登場して面白いこと!
午後から始まって個人競技部門に32名、打点なしの個人が15名、集体・対錬に7チーム。競技と演武が終了後、審判を務めた陸 瑶先生(八卦剣)、曽根啓彰先生(9節鞭)、下川和久先生(形意拳)、それにゲストの劉湘穂先生による洪家拳の特別演武があり、その後、参加者からの質疑応答(特に競技試合での打点の方法や基準について日頃の疑問点が出され)、競技部門入賞者と審判からの表彰状などがあり、午後5時には完全撤退!
ストリートダンス真っ青(!)のパフォーマンスの曽根啓彰先生の9節鞭は、見ている全員のかけ声を受けていつも以上の回転回数(?!)で大盛り上がり!最後の審判挨拶で「やってみたい方は・・」と講習会の案内をアナウンスしていたけど、ムリムリ〜!!あんなこと出来ないよ〜!!で会場は大笑い。
県大会や全国大会とは違い、この大会は”中国伝統武術の愛好家が集まり、それぞれ日頃練習している種目を発表する”交流大会。参加者は、カンフー体操の子供から長拳チームには白髪の女性もいて、人数は少ないけれど参加者と審判との距離が近くて和気あいあいとした暖かい雰囲気。
いろいろな伝統武術や太極拳を見て、自分もその一部に参加して、日頃一緒に練習している仲間とはまた別の太極拳愛好者と一緒に、楽しい”文化の日”を過ごしました。
形意拳チームと、同じく大陸武術協会の八卦剣チームと記念撮影。
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