10月30日(日)、5月に亡くなった島田 耕氏の「偲ぶ会」が鎌倉の「JAZZ CLUB DAHPNE(ダフネ)」で開かれた。
カントリー音楽の評論家であり、バンドを組んでライブ活動もしていた島田 耕氏の音楽仲間遊び仲間が集まっての「偲ぶ会」は、10月28日が誕生日でもあったこと、闘病中、「10月になったら新バンドでライブをやりたい・・」と語っていたこともあり、偲ぶ会はしんみり挨拶抜きのライブ。ステージ中央には、カメラを下げた(ギターではないのだった)島田さんの写真が立てかけてある。
MCも兼ねていた横地瑞穂さんが「島田さん、私たちもいずれそちらに」と会場を見渡して「皆さんはすぐ行きますね〜!」と笑いながらキツイジョークを飛ばして、始まったライブは、彼が長いこと続けていた「Cowboy Manbo」からカントリーバンドの演奏が続く。
島田さんが学生時代の頃からの付き合いで、彼にカントリー音楽や横浜の遊びを手ほどきした師匠でもある(?)元「元町 信濃屋」の白井さんも出席していて、変わらぬダンディぶりで歌声を披露。
昔(1960年代後半くらい?)の横浜の、スマートでお洒落で、遊び上手な大人の、貫禄のある佇まい・・・相変わらずの素敵な紳士であった。
唄いながら涙を流していた女性ヴォーカリストもいたけど、圧倒的に楽しかったのが尾崎兄弟であった。
84歳と82歳(!!)という兄弟デュオで、まずはお二人ともお顔がそっくりにビックリ!
肩に手をかけて、仲良く顔をくっつけて唄う姿が「カワイイ〜!」ったらないの!
CDのライナーノーツを島田さんが書いたというが、それが「”とんでもない兄弟”と書いてあって・・」と。
その様子が目に見えるようだ。
それにしても、80歳を過ぎて、好きな音楽で楽しく遊ぶことが出来るって素晴らしい!
これでいいんだ!って感じだね。
ステージ中央と別に、サイドに置いてあった若い頃の島田さんの写真は、今風に言えば”イケメンアイドル系”。
島田さんがエッセイを書いていた「BAY MA」の旧スタッフ達と「島田さん、カッコイイ!すっごいモテただろうね〜」と、楽しくお喋りしつつそれぞれの心の中でしっかり偲んだ夜でした。
白井さん 尾崎兄弟 元BAY MAスタッフと
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