( 04/13 撮影 )
厚沢部町の「エゾノリュウキンカ」を見物の後、“カタクリ”の群落地として知られている乙部
町の宮の森公園に向けて車を走らせる..。宮の森公園は乙部町の市街地を背にした高台にあ
り、館の岬を眼下に日本海を挟み奥尻島や遊楽部岳を望める絶景スポットだが、この日は黄砂
混じりの強い風が吹き荒れ、日本海からの白波が乙部町の海岸に次々と押し寄せている...
宮の森公園の散策路を通せんぼでもするように、キクザキイチゲやエゾエンゴサクなど春の
花々の中に、赤紫色の“カタクリ”が花びらを広げ誇らしげに咲き誇っている..。“カタクリ”
はユリ科で、下向きにひっそり咲く姿は「春の妖精」ともいわれているが、そんな風情を漂
わせている。ただ、以前に比べると散策路に笹竹が覆い被さり、“カタクリ”が日陰に隠れてし
まい伸びきれずにいるものも多い。来年は大きく背伸びできるようにしてあげたいなあ...
( ※ 小さな写真5枚は左クリックで拡大する。)