昨日一日函館の街に降り続いた雨と強い風が、満開に咲き誇った五稜郭公園のサクラを散りザ
クラに変えてしまった...。ゴールデンウィーク前なのに、いやまだ間に合うサクラスポッ
トがあるはず、と上湯ノ川町の“トラビスチヌ修道院”に車を走らせる。間に合った!!サクラはま
さに今が見ごろ、雲一つない青空に零れんばかりに咲き誇る満開のサクラに、ツアー客の皆さ
んからも「綺麗!!..、凄いね..」と感嘆の声が聞こえる。確かに、年に何度か“トラビスチ
ヌ修道院”を訪ねているが、絵はがきにも負けないこのサクラの季節が一番かも知れない...
“トラビスチヌ修道院”は、明治31年(1898)フランスのトラピスチヌ修道院から派遣された8
名の修道女によって設立された、日本最初の女子修道院..。俗世から隔てられた院内では修
道女達が一生を神に捧げ、厳格な戒律に従い、祈り、読書、そして農作業などの労働が中心の
生活を送っている。彼女たちもこのきれいに咲いた満開サクラを眺めているのだろうか。そん
なことも思いながら、“トラビスチヌ修道院”に咲く満開のサクラをカメラに収めててきた..
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)