新しいシリーズとして始めたいと思います。
大日本帝国について考えるきっかけになればと考えています。
国家戦略としての大日本帝国。
先達が生きた大日本帝国とは一体なんだったのか?
これが解らずにいてはこの先の祖国を考える事はできません。
現代我々はこの近代史をしっかり学んではいません。
学んでいないが故に例えば
「WGIP」アメリカの占領政策が悪い!
日教組が悪い!
政治家が悪い!
社会が悪い!
何者かを悪者にすることで、それさえ変えれば良い世の中になるぞ!
と、言うような論調になりがちです。
むしろ、その様な工作に打ち勝つ術を身につけ、泥水を啜り、地を這い廻りながら抵抗する。
悪者を作り悪者を駆逐する事で世の中を変えるような二元論を見直さなければなりません。
白黒、善悪、右左。
その様に二極化すれば、必ず意見の合わぬ者を駆逐しようとする。
日本のオリジナルな民主主義とは相反することではないかと思います。
大日本帝国の本分
大日本帝国の国家建設を軍などを中心に考えてみようという試みです。
日本軍と言うとダメな組織の見本の様に言われたりする事もあります。
ビジネス書なども「日本軍の失敗に学ぶ」と言う様なタイトルの本も多数出ております。
しかし、本当にダメな組織なのか?
これには少なからず違和感を感じます。
我が国は大東亜戦争で米国相手にコテンパンに負けました。
物理的敗戦は完敗です。
多くの国民が死に悲惨極まりないドン底へ落ちた。
あの70年前の敗戦に言い訳など無駄な話しです。
しかし
日本軍と言う組織が丸々全部ダメな組織だったはずはない
日本軍というのは当時費用効率が世界一高い軍隊だったといえます。
経済力では欧米諸国には全く歯が立たないけれども、その欧米諸国の数分の一の予算で、欧米諸国に匹敵する軍事力を保持していたのです。
第一次世界大戦末期1917年には日本は保有する戦艦数で英国、米国に次いで世界第3位。
明治維新から僅か50年後のことです。
その間、我が国は軍事力の増強だけに邁進した訳ではありません。
社会制度改革、インフラ整備、産業促進。
近代国家に生まれ変わる為に取り組まねばならない課題を抱えていました。
我が国はそれらの課題を一つ一つクリアしながら世界的な強国になったのです。
これはビジネスと言う観点からも見直すべき点は多々あるはずです。
そもそも大日本帝国というのは欧米列強の侵攻から国を守る!と、言う事から始まったのです。
幕末の日本は、他のアジア諸国と同様に欧米に遅れをとっていたのです。
これといった資源もなく、また広大な土地を有してもいない。
国土は広いが、殆どが急峻な山。
日本は決して恵まれた条件を満たしていない中、非常に短い期間で欧米列強を跳ね返す程の軍隊を作り上げた!
この手際の良さは世界中を見渡しとも我が国以外ありません。
アジア諸国が欧米列強の植民地化されて行く中で、その憂き目に合わず、我が国だけが何故それを成し得たのか?
知識も金もなかった我が国が、どうやって強い軍隊を作り上げることが出来たのか?
我々現代日本人は「敗戦時に生まれ変わった」と言う歴史観を植え付けられました。
戦前の日本と戦後の日本は別の国だと刷り込まれました。
そんな考えを持つ為に実は戦前の日本に目を背けて来ました。
そして「日本軍は独善的で非科学の恥ずべき存在」と日本軍や祖国や或いは先達を否定し悪者にする事で敗戦の責任から逃れ様としてきたのです。
しかし、現在から未来を予測する為には過去を知らねばなりません。
過去を悪として逃げていては何も学ぶことはできません。
日本軍は欧米の侵攻を食い止める目的で作られた軍隊であり、実際にその役目を果たして来た。
その面は多分にあるのです。
その一方でやはり勝てぬ戦もやった。
そね両面を冷静に見つめ直す事で「歴史から学ぶ」という事が出来るのではありませんか?
大日本帝国の功罪をしっかりと追及していかなければならない!
そう思います。
そのとっかかりとして、このシリーズを始めたいと思います。
大日本帝国について考えるきっかけになればと考えています。
国家戦略としての大日本帝国。
先達が生きた大日本帝国とは一体なんだったのか?
これが解らずにいてはこの先の祖国を考える事はできません。
現代我々はこの近代史をしっかり学んではいません。
学んでいないが故に例えば
「WGIP」アメリカの占領政策が悪い!
日教組が悪い!
政治家が悪い!
社会が悪い!
何者かを悪者にすることで、それさえ変えれば良い世の中になるぞ!
と、言うような論調になりがちです。
むしろ、その様な工作に打ち勝つ術を身につけ、泥水を啜り、地を這い廻りながら抵抗する。
悪者を作り悪者を駆逐する事で世の中を変えるような二元論を見直さなければなりません。
白黒、善悪、右左。
その様に二極化すれば、必ず意見の合わぬ者を駆逐しようとする。
日本のオリジナルな民主主義とは相反することではないかと思います。
大日本帝国の本分
大日本帝国の国家建設を軍などを中心に考えてみようという試みです。
日本軍と言うとダメな組織の見本の様に言われたりする事もあります。
ビジネス書なども「日本軍の失敗に学ぶ」と言う様なタイトルの本も多数出ております。
しかし、本当にダメな組織なのか?
これには少なからず違和感を感じます。
我が国は大東亜戦争で米国相手にコテンパンに負けました。
物理的敗戦は完敗です。
多くの国民が死に悲惨極まりないドン底へ落ちた。
あの70年前の敗戦に言い訳など無駄な話しです。
しかし
日本軍と言う組織が丸々全部ダメな組織だったはずはない
日本軍というのは当時費用効率が世界一高い軍隊だったといえます。
経済力では欧米諸国には全く歯が立たないけれども、その欧米諸国の数分の一の予算で、欧米諸国に匹敵する軍事力を保持していたのです。
第一次世界大戦末期1917年には日本は保有する戦艦数で英国、米国に次いで世界第3位。
明治維新から僅か50年後のことです。
その間、我が国は軍事力の増強だけに邁進した訳ではありません。
社会制度改革、インフラ整備、産業促進。
近代国家に生まれ変わる為に取り組まねばならない課題を抱えていました。
我が国はそれらの課題を一つ一つクリアしながら世界的な強国になったのです。
これはビジネスと言う観点からも見直すべき点は多々あるはずです。
そもそも大日本帝国というのは欧米列強の侵攻から国を守る!と、言う事から始まったのです。
幕末の日本は、他のアジア諸国と同様に欧米に遅れをとっていたのです。
これといった資源もなく、また広大な土地を有してもいない。
国土は広いが、殆どが急峻な山。
日本は決して恵まれた条件を満たしていない中、非常に短い期間で欧米列強を跳ね返す程の軍隊を作り上げた!
この手際の良さは世界中を見渡しとも我が国以外ありません。
アジア諸国が欧米列強の植民地化されて行く中で、その憂き目に合わず、我が国だけが何故それを成し得たのか?
知識も金もなかった我が国が、どうやって強い軍隊を作り上げることが出来たのか?
我々現代日本人は「敗戦時に生まれ変わった」と言う歴史観を植え付けられました。
戦前の日本と戦後の日本は別の国だと刷り込まれました。
そんな考えを持つ為に実は戦前の日本に目を背けて来ました。
そして「日本軍は独善的で非科学の恥ずべき存在」と日本軍や祖国や或いは先達を否定し悪者にする事で敗戦の責任から逃れ様としてきたのです。
しかし、現在から未来を予測する為には過去を知らねばなりません。
過去を悪として逃げていては何も学ぶことはできません。
日本軍は欧米の侵攻を食い止める目的で作られた軍隊であり、実際にその役目を果たして来た。
その面は多分にあるのです。
その一方でやはり勝てぬ戦もやった。
そね両面を冷静に見つめ直す事で「歴史から学ぶ」という事が出来るのではありませんか?
大日本帝国の功罪をしっかりと追及していかなければならない!
そう思います。
そのとっかかりとして、このシリーズを始めたいと思います。