犬神スケキヨ~さざれ石

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みるみる解る相対性理論!~はじめに

2016-01-10 16:00:15 | 理論物理
新シリーズでございます!

先に上げました新シリーズ「大日本帝国の国家戦略」と合わせて、お楽しみいただけたら幸いでございます。

大日本帝国の国家戦略については、以前から「栗林忠道中将」についてシリーズでアップしようと考えておりました。
その際に調べて行くうちに大日本帝国の国家戦略についての資料などに、たどり着きました。

それで、先ずは国家戦略から考えなければ、その中で生きた我々の先達を理解出来ないのでは?
と、考えるに至りました。

それで、この相対性理論の新シリーズの話しです。

常々物事の考えは、事実、根拠、論理性と申してきました。

自分自身そこへ至る考えを得るに、この相対性理論をはじめとする理論物理の世界が多分にある訳です。

実は学問とは全く関係ない様で、やはり根っこで繋がる物です。
祖国の歴史や文化を知る上でも決して離れた学問ではないのです。

時にこの物理学の様に、数学的な思考を用いて考えたりすると理解出来ることもあるのです。

まぁ、難しい公式なんかは知らなくても構わないのです。
その論理的思考を巡らす事で充分理解できます。

構えずに気楽に読んで見て下さい!

素晴らしい世界を発見する事になること間違いなし!

なんじゃろか?

相対性理論てなんじゃろか?

名前だけは知ってるけど…

相対性理論の世界というのは、我々の日常における生活や経験とは大きく異なる世界。
摩訶不思議な世界です。

「ウラシマ効果」などと呼ばれる現象なんかは、その摩訶不思議な世界を顕著に現します。
宇宙旅行をして、自分の時計では一年しか経っていないのに地球では何十年も経っている。
そんな事が実際に起こりうるのですね。

何でも吸い込み、一旦中に入れば二度と出てこれない。
ブラックホールの摩訶不思議な世界。

宇宙の万華鏡と呼ぶ重力レンズの話し。

相対性理論に関わる世界は実に魅力的!

この相対性理論は我が尊敬するアルバート・アインシュタインという偉大な天才が、ほぼ一人でその体系を作り上げました。

その天才が一人で体系化してしまった為に相対性理論は天才しか理解出来ない!とか、何だか難解で取っ付き難いぜ!と思われてしまっています。

誠に残念です。

しかし、実際には違います。

相対性理論はアインシュタインの様な天才でなくても、理系の素養がなくても、文系でも、そして一般の我々にでも必ず理解出来るものです。

その為に一番必要な事は
思い込みや常識にとらわれず素直な心で真実を見つける!

たったこれだけです。

例えば我々が住む祖国日本を考える時も同じです。思い込み、既存の常識、要らぬ深読みなどを排除し素直な気持ちで物事を考える。
それが出来なければ真実を知り得ません。

相対性理論は物理学の体系の中で「最も美しい理論」と言われます。

何故美しいのか?

それは「物理学の法則は、どんな運動をしている人から見ても同じものになるはずだ」
この単純な原理を貫徹する、それだけで導き出されているからです。

単純明快!

この単純明快な原理から、我々が住む世界の時間や空間の性質が全て解き明かされ、宇宙137億年の歴史にまで遡り知ることが出来るのです。

物事を知ること。

見ること。

何が解って、何が解らないのか?

それを知る手がかりとなり、どう其れ等を生かしていくのか?

それがこのシリーズの根幹でもあります。

そしてこのシリーズは

アインシュタインワールドと言うテーマパークです。

このテーマパークを是非満喫して下さい。

古事記を摘んで日本を知る!その30

2016-01-10 12:33:53 | 古事記
久しぶりの古事記です。

随分空いてしまいましたね。

前々回からの続きになります。

おさらいはこちらからどうぞ。

それでは始めます。

やっぱり見えてない?

この一連のお話しの流れをチョット良く考えてみますと、実は衝撃的事実が…

一連の流れを見ますと、地上世界を見る為に天上界から使者を送っていますね。

どうやら天上界、高天原からは地上界である葦原中国は見えてないみたいですよ!

これは衝撃的事実です!

そりゃそうでしょう?

昔からみんな言われたでしょ?

「神様が見てるぞ!」

そう教わりましたね。

例えば友人とか世間の人は自分を理解してない!とか考えても神様だけは絶対見てくれてる、とかみんな思ってませんでしたか?

しかし…

どうやら神様は地上世界のことが見えてないんです!

更にハッキリ言うと全然見えてません!

なんせ最初の遣いが丸っきり三年間も地上世界でヘイヘイヘイと媚びへつらっていることに気づいてないんですからね。

それで「アレ?どうしたんだろう…」となって今度は武器まで持たせた二番目の使者は、八年間もアホみたいに…いやいや、ポカ~ンと待ってた訳です。
何が起きたかも解ってません。

異変に気づいたのは矢が飛んで来たからです。
実際には矢が飛んで来てもよく解ってません。

だから「この矢は一体どんな事情で飛んで来たの?」となり「いやぁ、こりゃわからん」て話しになって偵察機を飛ばすのです。

その偵察機も行ったきりで帰ってきません。

矢が飛んで来て「うぎゃ~!」となる訳ですよ。
それで「邪心があるなら当たれ!」とか言って矢を放つ。

それが当たった事も、更にしばらくは死んだかどうかもわかりません。

それで泣き声が聞こえて、ようやく誰か死んだみたいだぞ!と。

つまりは…
神様はいつも私達を見ていてくれてる!
と、言うのは

嘘です!

これはショックですよ!

地上世界の国つ神は、地上世界に縁のある神様ですから、そう言う意味では我々が見えているかもしれません。
しかし高天原の、特に天照大御神からは地上世界は見えてないのですね。

矢が飛んで来た時に穴が空いた!と言う事ですから、地上世界と天上界には膜みたいな物があるみたいですよ。

雲とかではないようです。

穴が空いたわけですから、膜みたいな感じじゃないですかね。

地上世界を見ようと思うと天の浮橋てとこまで行くと「地上世界は騒がしい」ぐらいの様子はなんとなく解る。その程度で実はよく解らないのです。

泣き声は…

しかし地上界の声が天上界に届く事もある。

それが下照比売の泣く声です。

なんと泣き声は天上界に通ずるんです。

『古事記』では泣き声はよく聞こえてきます。
大国主神が泣いていると神様がやって来ましたね。
兎が泣いていると大国主神がやって来ました。
泣いていると神様がやって来るのです。

皆さんも悲しい事があったりしたら、思いっきり泣いて見ると良いかもしれませんよ。
普段神様になかなか通じなくても、泣くと通じてしまうかもわかりませんね。

泣いていると「どうしたんだい?」と神様が現われたりするんですね。

子育てとかも同じじゃないですかね?

子供はなんか気持ち悪いと泣きますね。
そうするとお母さんは「どうしたの?」て。
子供の泣き声は甲高くてどこにいても、お母さんに届きます。

泣き声てのは特別届きやすいのかもしれませんよ。
子供の泣き声はどんな雑踏でも聞こえたりしますね。
お母さんは母性本能でしょうか、我が子の泣き声はすぐにわかります。
子供が泣くのは生命維持には欠かせません。
泣いて知らせないと死んでしまいます。

だから泣き声は一番届きやすいのでは?

だから普段の話し声はあまり解らないけれど、泣き声は高天原に届くと。

天照大御神は女性の神様ですしね。