犬神スケキヨ~さざれ石

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みるみる解る相対性理論~1

2016-01-12 21:31:03 | 理論物理
相対性理論と聞くとおっかなびっくり!

なんだか難しいし

よく解らん

でも大丈夫!

ここはアインシュタインワールドと言うテーマパークだと思って入って下さい。

長さが縮む?

このアインシュタインワールド。

この内部は光の速度を1000万分の1まで遅くしてあります。

通常感じられない相対性理論が示す世界を体験出来る世界です。

向こうからガイドが自転車に乗ってきます。

しかし、なんだか細っそり。
妙に瘦せ細っています。

よく見ると自転車も短い。
タイヤも縦長の楕円ですよ!

キキーッ!

ガイドがブレーキをかけて目の前で止まります。

すると突然ガイドは標準的な体型に!
自転車も普通の自転車。
タイヤもまん丸になりました。

ガイドは微笑みながら言うのです。

「ビックリしましたか?動いているものは長さが縮んで見えるんですよ!」

速度を上げると体重増加?

ガイドがもう一台自転車を用意してますよ。

それにあなたも乗りましょう!

ガイドと二人で並んで走ります。

すると、今度は街の建物や街路樹が細く見えるようになりました。

しかし、横を走るガイドは細く見えませんねぇ。

そしてペダルを一生懸命漕ぎます。
すると景色はますます細っそり見えますよ。

「よ~し!」

あなたはもっとスピードを出そうとペダルを一生懸命漕ぎました。

しかしペダルがやたらに重い。
重くて加速が出来ません。

よく見ると自転車に体重計がついてます。
それを見ると…なんと!

「体重130kg」

あなたはビックリします!
普段の二倍!

するとガイドが言います。

「スピードが上がると体重がどんどん増えるんですよ」

スピードが上がると何故か体重が増えてしまいます。だから加速出来なくなるのです。

月日の経つのは早いもの

次に「重力館」と言う所に案内されました。

薄暗い部屋にレーザー光線が真っ直ぐに走っています。

ガイドが横にあったスイッチを入れました。
するとレーザー光線が次第に曲がり出しましたよ。

そうするうちに遂にレーザー光線は部屋をクルリと一周してしまいました。

ガイドの説明は

「強い重力を発生させています。重力の強いところでは光は真っ直ぐ進めません」

気がつくと、前の方に別の誰かがいます。
しかし、この後ろ姿は…

どこかで見た様な気が…

「あれはあなたの後ろ姿ですよ!光が曲がるとは視線も曲がるのです。だから真っ直ぐ前を見ることはできません」

なんと不思議なテーマパークでしょう。

おっと!
注意点を話すのを忘れていました。

このテーマパークは光の速度を遅くしてあります。
相対性理論の世界を見る為に光の速度を遅くして体験してもらってます。

ですので副作用としてテーマパーク外より時間の進み方が遅くなってます。

1時間も遊ぶと…

月日の経つのは早いもの。

そとの世界は何年も経っていますよ。

まるで浦島太郎状態です。

まぁ、あまり気にせず遊んでいきましょう!

次回へ続く…

大日本帝国の国家戦略~1

2016-01-11 15:52:04 | 大日本帝国
大日本帝国は壮大な国家プロジェクト。

これは間違いない。

迫り来る欧米の侵攻を食い止める為の壮大な国家戦略であった事は間違いない。

その国家プロジェクトを知る事は今生きる我々と我々の歩むべき道、後世に伝え残すべき祖国を考える事になると思いますます。

迫り来る列強

戦前の日本。

「大日本帝国」には明確な命題があった。
それを持って誕生した国です。

国家そのものが壮大なプロジェクトです。

そのプロジェクトの目的とは?

「欧米の侵略から国家国土を守ること」

大日本帝国が誕生した明治元年(1868)。
ヨーロッパの帝国主義は絶頂期とも言える頃でありました。

ヨーロッパの各国は各地で激しい植民地獲得競争を繰り広げていました。
その標的はアジアアフリカでした。

欧米列強は隙を突いてはアジアやアフリカ諸国に侵攻し、次々と植民地を獲得し領土拡大を図っていました。

その際たるものが1840年のアヘン戦争ではないでしょうか。

清への貿易赤字に苦しんでいた英国は、その赤字解消の手段としてアヘンを密輸。
それを清が禁止すると武力で攻め込んだという横暴極まりない戦争です。
当時の貿易赤字の原因は茶葉です。
英国では紅茶を飲む習慣が広がっており、清から膨大な量の茶葉を輸入していました。

清はこの戦いに惨敗。

アヘンの密輸を黙認させられ、領土の割譲までさせられるなど苦汁を舐めさせられました。

香港を割譲、広東や上海などの5港を開港。
アヘン密輸を容認。
アヘン中毒者が激増しました。

この清の敗北は日本を多いに震撼させました。

当時の清はアジアの盟主的存在であった。
その清が英国の前に為す術なく敗北したのです。
その衝撃は計り知れないものです。

長州の高杉晋作はこの頃の清を見て危機感を強めたと言われます。

アヘン戦争から13年。
嘉永6年(1853)ペリー提督率いる4隻の黒船が横浜浦賀沖に来航。
「武力による威嚇」で日本との交易を要求してきました。

幕府は屈し翌年、やむなく米国との和親条約を結ぶことになります。

その4年後、安政5年(1858)幕府は米国と「日米修好通商条約」を結ぶことになります。
関税自主権が認められず、治外法権を認めさせられる不平等極まりない内容でした。

ことここに至り「アヘン戦争」は対岸の火事ではなくなりました。

そんな中、日本では「幕府には任せておけぬ!日本が危ない!」と諸藩や志士が立ち上がり幕府を倒した。

明治維新

「欧米の侵略から国土を守る!」
それは当時の日本にとって単なる被害妄想ではありませんでした。
国の命運を左右する大問題。
差し迫る危機でありました。

この危機問題を解消する為に立てられたのが
大日本帝国と言う国家プロジェクトだったのです。

この大日本帝国の歴史には批判もあります。
先の大戦の当事国となり、多数の国民を失い、国土は焦土と化した。

しかしプロジェクトとして見たならば、大日本帝国は成果も上げたと言えます。
それは結果的に欧米の侵略を受けなかった。
アジアの中で我が国だけが領土を守り抜くことが出来たのです。

富国強兵

慶應3年(1867)江戸幕府15代将軍徳川慶喜が、政権を朝廷に返上しました。
いわゆる大政奉還です。

約270年近く続いた江戸時代は終わった。
王政復古の号令を経て日本は「大日本帝国」として新たな門出を迎える事になりました。

しかし問題山積です。

欧米列強の侵略から国家を守る為には、この列強に対抗しうるだけの強力な軍備が必要です。

軍備を整えるには巨額の資金が必要です。
しかし、当時の日本には経済力もない。
それに加え人材不足、資源もなく科学技術もない。

かと言って国に成長を呑気に待つ時間もない。

欧米列強は領土的野心を剥き出しにアジアの地を狙っています。
いつ日本も飲み込まれてしまうか…

そこで明治の指導者達はプロジェクトを推進する為の指針をたてます。

富国強兵

富国強兵(ふこくきょうへい)とは?

「国を富ませ、強い兵を持つ」

経済力や技術力が付けば自然と強い軍隊を持てる様になる!
強い軍隊があればまた、経済力も高まる!

国力の増大こそ軍事的強国への近道であると考えたのです。

明治政府は富国強兵を実現する為に「中央政府への権力の集中」や「近代的な軍の創設」。
「有能な人材の登用」
「教育の充実」
「経済の発展」
「科学技術の発展」

これらの手法は力が弱い国、貧しい国が発展する為のセオリーでもあります。
実際、アジアの国々も同様の手法で国を発展させようとしていたはずです。

しかしその実現は簡単ではありません。

アジア諸国で富国強兵を実現出来たのは我が国日本だけだったのです。

他のアジア諸国はいずれも失敗。

日本とアジア諸国との差はなんだったのか?

これは認識の差ではなかったか?

日本は列強に比べ自国が劣っている、それを早くけら謙虚に自覚していたからではないか?
そして時間の猶予もないと自覚していました。

限られた国土、限られた資源、限られた人材、限られた資金。
いかに効率よく素早く強力な軍事国家を築き上げるか?
その一点に国を挙げて力を注いだ。
そこに成功した要因があったのではないでしょうか。

いかに大日本帝国は富国強兵を実現する事が出来たのか。

明治新政府の取り組みとは如何に?

次回へ続く…

みるみる解る相対性理論!~はじめに

2016-01-10 16:00:15 | 理論物理
新シリーズでございます!

先に上げました新シリーズ「大日本帝国の国家戦略」と合わせて、お楽しみいただけたら幸いでございます。

大日本帝国の国家戦略については、以前から「栗林忠道中将」についてシリーズでアップしようと考えておりました。
その際に調べて行くうちに大日本帝国の国家戦略についての資料などに、たどり着きました。

それで、先ずは国家戦略から考えなければ、その中で生きた我々の先達を理解出来ないのでは?
と、考えるに至りました。

それで、この相対性理論の新シリーズの話しです。

常々物事の考えは、事実、根拠、論理性と申してきました。

自分自身そこへ至る考えを得るに、この相対性理論をはじめとする理論物理の世界が多分にある訳です。

実は学問とは全く関係ない様で、やはり根っこで繋がる物です。
祖国の歴史や文化を知る上でも決して離れた学問ではないのです。

時にこの物理学の様に、数学的な思考を用いて考えたりすると理解出来ることもあるのです。

まぁ、難しい公式なんかは知らなくても構わないのです。
その論理的思考を巡らす事で充分理解できます。

構えずに気楽に読んで見て下さい!

素晴らしい世界を発見する事になること間違いなし!

なんじゃろか?

相対性理論てなんじゃろか?

名前だけは知ってるけど…

相対性理論の世界というのは、我々の日常における生活や経験とは大きく異なる世界。
摩訶不思議な世界です。

「ウラシマ効果」などと呼ばれる現象なんかは、その摩訶不思議な世界を顕著に現します。
宇宙旅行をして、自分の時計では一年しか経っていないのに地球では何十年も経っている。
そんな事が実際に起こりうるのですね。

何でも吸い込み、一旦中に入れば二度と出てこれない。
ブラックホールの摩訶不思議な世界。

宇宙の万華鏡と呼ぶ重力レンズの話し。

相対性理論に関わる世界は実に魅力的!

この相対性理論は我が尊敬するアルバート・アインシュタインという偉大な天才が、ほぼ一人でその体系を作り上げました。

その天才が一人で体系化してしまった為に相対性理論は天才しか理解出来ない!とか、何だか難解で取っ付き難いぜ!と思われてしまっています。

誠に残念です。

しかし、実際には違います。

相対性理論はアインシュタインの様な天才でなくても、理系の素養がなくても、文系でも、そして一般の我々にでも必ず理解出来るものです。

その為に一番必要な事は
思い込みや常識にとらわれず素直な心で真実を見つける!

たったこれだけです。

例えば我々が住む祖国日本を考える時も同じです。思い込み、既存の常識、要らぬ深読みなどを排除し素直な気持ちで物事を考える。
それが出来なければ真実を知り得ません。

相対性理論は物理学の体系の中で「最も美しい理論」と言われます。

何故美しいのか?

それは「物理学の法則は、どんな運動をしている人から見ても同じものになるはずだ」
この単純な原理を貫徹する、それだけで導き出されているからです。

単純明快!

この単純明快な原理から、我々が住む世界の時間や空間の性質が全て解き明かされ、宇宙137億年の歴史にまで遡り知ることが出来るのです。

物事を知ること。

見ること。

何が解って、何が解らないのか?

それを知る手がかりとなり、どう其れ等を生かしていくのか?

それがこのシリーズの根幹でもあります。

そしてこのシリーズは

アインシュタインワールドと言うテーマパークです。

このテーマパークを是非満喫して下さい。

古事記を摘んで日本を知る!その30

2016-01-10 12:33:53 | 古事記
久しぶりの古事記です。

随分空いてしまいましたね。

前々回からの続きになります。

おさらいはこちらからどうぞ。

それでは始めます。

やっぱり見えてない?

この一連のお話しの流れをチョット良く考えてみますと、実は衝撃的事実が…

一連の流れを見ますと、地上世界を見る為に天上界から使者を送っていますね。

どうやら天上界、高天原からは地上界である葦原中国は見えてないみたいですよ!

これは衝撃的事実です!

そりゃそうでしょう?

昔からみんな言われたでしょ?

「神様が見てるぞ!」

そう教わりましたね。

例えば友人とか世間の人は自分を理解してない!とか考えても神様だけは絶対見てくれてる、とかみんな思ってませんでしたか?

しかし…

どうやら神様は地上世界のことが見えてないんです!

更にハッキリ言うと全然見えてません!

なんせ最初の遣いが丸っきり三年間も地上世界でヘイヘイヘイと媚びへつらっていることに気づいてないんですからね。

それで「アレ?どうしたんだろう…」となって今度は武器まで持たせた二番目の使者は、八年間もアホみたいに…いやいや、ポカ~ンと待ってた訳です。
何が起きたかも解ってません。

異変に気づいたのは矢が飛んで来たからです。
実際には矢が飛んで来てもよく解ってません。

だから「この矢は一体どんな事情で飛んで来たの?」となり「いやぁ、こりゃわからん」て話しになって偵察機を飛ばすのです。

その偵察機も行ったきりで帰ってきません。

矢が飛んで来て「うぎゃ~!」となる訳ですよ。
それで「邪心があるなら当たれ!」とか言って矢を放つ。

それが当たった事も、更にしばらくは死んだかどうかもわかりません。

それで泣き声が聞こえて、ようやく誰か死んだみたいだぞ!と。

つまりは…
神様はいつも私達を見ていてくれてる!
と、言うのは

嘘です!

これはショックですよ!

地上世界の国つ神は、地上世界に縁のある神様ですから、そう言う意味では我々が見えているかもしれません。
しかし高天原の、特に天照大御神からは地上世界は見えてないのですね。

矢が飛んで来た時に穴が空いた!と言う事ですから、地上世界と天上界には膜みたいな物があるみたいですよ。

雲とかではないようです。

穴が空いたわけですから、膜みたいな感じじゃないですかね。

地上世界を見ようと思うと天の浮橋てとこまで行くと「地上世界は騒がしい」ぐらいの様子はなんとなく解る。その程度で実はよく解らないのです。

泣き声は…

しかし地上界の声が天上界に届く事もある。

それが下照比売の泣く声です。

なんと泣き声は天上界に通ずるんです。

『古事記』では泣き声はよく聞こえてきます。
大国主神が泣いていると神様がやって来ましたね。
兎が泣いていると大国主神がやって来ました。
泣いていると神様がやって来るのです。

皆さんも悲しい事があったりしたら、思いっきり泣いて見ると良いかもしれませんよ。
普段神様になかなか通じなくても、泣くと通じてしまうかもわかりませんね。

泣いていると「どうしたんだい?」と神様が現われたりするんですね。

子育てとかも同じじゃないですかね?

子供はなんか気持ち悪いと泣きますね。
そうするとお母さんは「どうしたの?」て。
子供の泣き声は甲高くてどこにいても、お母さんに届きます。

泣き声てのは特別届きやすいのかもしれませんよ。
子供の泣き声はどんな雑踏でも聞こえたりしますね。
お母さんは母性本能でしょうか、我が子の泣き声はすぐにわかります。
子供が泣くのは生命維持には欠かせません。
泣いて知らせないと死んでしまいます。

だから泣き声は一番届きやすいのでは?

だから普段の話し声はあまり解らないけれど、泣き声は高天原に届くと。

天照大御神は女性の神様ですしね。

大日本帝国の国家戦略~はじめに

2016-01-09 22:22:06 | 大日本帝国
新しいシリーズとして始めたいと思います。

大日本帝国について考えるきっかけになればと考えています。

国家戦略としての大日本帝国。

先達が生きた大日本帝国とは一体なんだったのか?

これが解らずにいてはこの先の祖国を考える事はできません。

現代我々はこの近代史をしっかり学んではいません。

学んでいないが故に例えば
「WGIP」アメリカの占領政策が悪い!
日教組が悪い!
政治家が悪い!
社会が悪い!

何者かを悪者にすることで、それさえ変えれば良い世の中になるぞ!
と、言うような論調になりがちです。

むしろ、その様な工作に打ち勝つ術を身につけ、泥水を啜り、地を這い廻りながら抵抗する。
悪者を作り悪者を駆逐する事で世の中を変えるような二元論を見直さなければなりません。

白黒、善悪、右左。

その様に二極化すれば、必ず意見の合わぬ者を駆逐しようとする。

日本のオリジナルな民主主義とは相反することではないかと思います。

大日本帝国の本分

大日本帝国の国家建設を軍などを中心に考えてみようという試みです。

日本軍と言うとダメな組織の見本の様に言われたりする事もあります。
ビジネス書なども「日本軍の失敗に学ぶ」と言う様なタイトルの本も多数出ております。

しかし、本当にダメな組織なのか?
これには少なからず違和感を感じます。

我が国は大東亜戦争で米国相手にコテンパンに負けました。
物理的敗戦は完敗です。
多くの国民が死に悲惨極まりないドン底へ落ちた。

あの70年前の敗戦に言い訳など無駄な話しです。

しかし
日本軍と言う組織が丸々全部ダメな組織だったはずはない

日本軍というのは当時費用効率が世界一高い軍隊だったといえます。

経済力では欧米諸国には全く歯が立たないけれども、その欧米諸国の数分の一の予算で、欧米諸国に匹敵する軍事力を保持していたのです。

第一次世界大戦末期1917年には日本は保有する戦艦数で英国、米国に次いで世界第3位。
明治維新から僅か50年後のことです。

その間、我が国は軍事力の増強だけに邁進した訳ではありません。
社会制度改革、インフラ整備、産業促進。

近代国家に生まれ変わる為に取り組まねばならない課題を抱えていました。

我が国はそれらの課題を一つ一つクリアしながら世界的な強国になったのです。
これはビジネスと言う観点からも見直すべき点は多々あるはずです。

そもそも大日本帝国というのは欧米列強の侵攻から国を守る!と、言う事から始まったのです。

幕末の日本は、他のアジア諸国と同様に欧米に遅れをとっていたのです。
これといった資源もなく、また広大な土地を有してもいない。
国土は広いが、殆どが急峻な山。

日本は決して恵まれた条件を満たしていない中、非常に短い期間で欧米列強を跳ね返す程の軍隊を作り上げた!

この手際の良さは世界中を見渡しとも我が国以外ありません。

アジア諸国が欧米列強の植民地化されて行く中で、その憂き目に合わず、我が国だけが何故それを成し得たのか?

知識も金もなかった我が国が、どうやって強い軍隊を作り上げることが出来たのか?

我々現代日本人は「敗戦時に生まれ変わった」と言う歴史観を植え付けられました。

戦前の日本と戦後の日本は別の国だと刷り込まれました。

そんな考えを持つ為に実は戦前の日本に目を背けて来ました。

そして「日本軍は独善的で非科学の恥ずべき存在」と日本軍や祖国や或いは先達を否定し悪者にする事で敗戦の責任から逃れ様としてきたのです。

しかし、現在から未来を予測する為には過去を知らねばなりません。

過去を悪として逃げていては何も学ぶことはできません。

日本軍は欧米の侵攻を食い止める目的で作られた軍隊であり、実際にその役目を果たして来た。
その面は多分にあるのです。

その一方でやはり勝てぬ戦もやった。

そね両面を冷静に見つめ直す事で「歴史から学ぶ」という事が出来るのではありませんか?

大日本帝国の功罪をしっかりと追及していかなければならない!
そう思います。

そのとっかかりとして、このシリーズを始めたいと思います。