讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

荒川知水資料館「アモア」東京都北区

2018-09-05 20:00:00 | 旅行
 こないだ、荒川知水(治水ではない)資料館に行ったのである。赤羽赤羽駅から徒歩で20分くらいである。


 荒川って、荒川放水路だったんだ。(知らんやった) 元々の荒川って、荒い川って呼ばれていたくらいの暴れ川であり、利根川に流れ込んでいた。その治水のため、最初は徳川家康の命により西遷され、隅田川に流入するよう付け替えられた。


 しかし、それでも隅田川が氾濫を起こすので、荒川放水路を掘削し、大正5年から大正13年にかけて、旧岩淵水門が作られた。この時に指揮したのが、青山士(あきら)である。パナマ運河の建設の時、日本人で唯一土木技師として工事に参加し、その技術をもって旧岩淵水門を完成に導いたとか。


 当時の工事風景は、こんな感じ↓


 しかし、老朽化と地盤沈下による高さ不足から、今の岩淵水門が昭和57年に完成し、増水時には隅田川方面の水門を閉じることにより、下流の氾濫を防いでいる。

 この付近で生息する魚が展示されてます。結構、地味ですね(笑)


 土日はボランティアによる館内案内があるらしい。


 1Fの受付で聞いてみた。

「館内案内があるのですか?」
「ここは5時に閉館するので、それまでは見学できます」
「えっと、案内があると書いていたんですが」
「始めててですか?」
「はい」
「では、ここは荒川知水資料館といって、荒川を知るという意味です」
「はい」
「青山士がパナマ運河の建設にかかわり・・・で、詳しくは2Fにあります」
「はあ」約、5分くらいの説明終了。

「一人しかいないので、パンフレットがありますので後は自由に見学してください。質問があったら聞いてください」
「あ、分かりました。有難うございます」

 ということで、館内を案内する気はないようでした。また、案内を頼む人もいないようで、なんで?という感じも受けたので、自由に廻る方がいいでしょう。

 ま、30分もあれば見学できるので、本物の水門を見に行きましょうか。資料館のすぐ裏手です。これが、旧岩淵水門です。平成20年度に、経済産業省により、旧岩淵水門と荒川放水路は、近代化産業遺産に認定されました。


 もう少し下流に行くと岩淵水門があり、増水時にはここの水門が閉じられます。


 土手を歩いていると、ジョギング・サイクリング・釣りをしている人が多く見られました。いい散歩コースでもあるようです。

 東京都北区志茂5-41-1 荒川知水資料館 入館無料 P有料あり
コメント
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