rftgyふじこlp:今は反芻している…JP1NOM

のんべんだらりと生きてしまいましたよ。

Vistaぁ?

2007年11月27日 22時00分43秒 | 科学・技術
「VistaはSP1を待たなくても使える」マイクロソフト中川氏

WindowsXPまでどことなり、改善プログラムを小出しにして顧客対応に努める姿勢を打ち出している、Microsoft。中川氏の発言は、「SP1が出てから乗り換える」という、慎重派にOSの入れ替えを促すメッセージだ。

長らくWindowsを使うユーザーや企業ユーザーは入れ替えに慎重な事が多い。安定性の経験上、また、入れ替えコストや互換性の観点から「及び腰」になる。

しかしWindowが3D表示になったり、壁紙が動画になったりとOS自体が重たくなり、PCリソースの性能向上が求められるなど、入れ替えのための動機付けが抑えられているのも事実。

だいたい、表計算やワープロに新しいガジェットは必要ないのだ。3GHzのCPUや1GBのメモリーに対応し、セキュリティーパッチが更新され続ければ、Win95やWin98で何の問題もないユーザーは多くいる(Win95では数百MHz以上のCPUではパッチが必要だったり、Win98では1GBのメモリーをまともに扱えない、などなど、限界があり、メジャーアップデートが必要だった事は理解出来るが、その範囲内で安定している環境を壊す必要はない)。

XP以降、特に陳腐化のためのメジャーアップデート、PCハード業界と手を組んだ買い換えキャンペーンにしか見えないのだ。

Win NT5でPnPとマルチメディアとが可能になり、マルチCPU環境が使える時点で、NT系への乗り換えの動機付けは減っている。要はそれ以降はMSの「商売」でしかない。


そしてPCの廃棄物が増えるだけだ。環境にもよろしくない。

途上国に「100$PCを!」なんてやってるけど、リース落ちのThinkPad R30などが2万円代で手にはいるのだから、PC-UNIXを入れた中古PCをリフレッシュして援助した方がよっぽどマシだ。


ま、そこは「資本主義だから」の一言で済んでしまうのだろうが、その資本主義が既にアンシャン・レジームであり、問題だということだ。