大震災徒然なるままに

　３月１１日に起こった大地震（東日本大震災）に関して感じたことを徒然に書いてみた。
原子力発電所事故が起きた、連日テレビで放映されていたが最後は３０Ｋｍ離れた所からの、撮影となった。つまり３０Ｋm以内は退避することになってしまった。電力会社には想定外の事で如何してよいのか判らなかったのか危機感が全く感じられなかった想定外の大地震と大津波だからしょうがないという態度が感じとれたが、あえてそう見せていたのかもしれない当初の会見では管理系の責任者がすごく時間をかけて作ったであろう資料を配り説明していた私たちからすれば緊急会見なのになぜと写った、また記者諸氏も普段通りという感じであった、たぶん長年のやり方なのである、しかし今は危機中の危機である、いらいらしてみるのをやめた。

そうこうするうちに爆発である建屋が吹っ飛んだなんとプレハブのように見えた建屋は２メートルの特殊鉄筋のコンクリート壁であったという普通爆発で、ビルは壊せない金属の刃物のようなものと組み合わせて爆薬にて破壊できるかなりの爆発と考えられる原子炉をカバーしていた装置のもダメージはあったであろうと考えられた。

電力不足により計画停電が実施され節電ムードになった、そんな折プロ野球セリーグの開幕は予定い通りだという、しかもナイターであるコミッショナー初め当事者は世間の目から乖離している選手が気の毒に思えたアミューズメント系も連日開店していた、空調をなどでかなりの電力を消費するらしい、夏に向かって今後どうするだろうかそういえばテレビコマシャルも政府系のコマシャルから始まり徐々に普段通りになりつつあるが、あれほどテレビコマーシャルを支えていた、アミューズメント系と金融系はコマシャルされていないなぜだろうか。

震災によって感心させられたことに、東北新幹線の技術力があった。各所に設置された探知機の情報により、第一の大きな揺れの一分前にシステムが作動し急ブレーキを掛けて、東北新幹線はすべて止める事が出来た、その後大きな揺れが来たとのこと、素晴らしい技術力である、事前に予想し対策ができていた事になる、この違いは企業としての志、誇り、事故死を起こさないという強い信念心がけではないだろうか。

少し前の新聞に、「議定書の例外扱い」請求の見出しがあった、違約金の免除をと言っているのだが、今は金の事より被災した方々の事が大事ではないだろうかこれからはどうせ金は回らないのだから、紙幣を刷ってでも復興資金を作るべきである。義援金にしても配り方が判らないという、そう言えば阪神淡路のときの配れなかった２５０億円余りはどうしたのだろう。

避難所では子供たちが敏感に感じ取り大人に気を使い健気に振舞っている、そんな子供たちにハンバーガー、フライドチキン、ドーナツを届けられないものだろうか・・・

鉄


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