DIY

私の趣味の一つに「日曜大工」がある。先週末にスリッパラックを製作したので今回はそれを紹介したい。我が家の玄関には玄関ホールがない為、よく見るタワー型のスリッパラックを置く場所がない。スリムで邪魔にならないスリッパラックを通販やホームセンター、家具屋などでいろいろと物色してみたが、理想的なスリッパラックが見つからなかった。
『ないなら、作ってしまえ！』ということで作ってみた。

製作するスリッパラックの条件としては、
１．スリムで邪魔にならないこと。
２．３足以上収納できること。
これだけだ。

材料は、蝶番などの金具を少し購入したが、木材は家に余っていたものを使用したので0円。木材の費用を入れなければ、材料費は1000円くらいだった。



これは、今回使用した自慢の工具達。今までコツコツと買い集めていたので、大体のものはそろっている。



これは、必要な部品に切断し終えた木材の写真。これで、四角い枠を作って扉をつける。ポイントは、組み立てる四角い枠の内側の寸法を、扉に使用する木材より2ミリ程大きく設計すること。こうしておかないと開閉するときにあたって扉が開かなくなってしまう。

正確な寸法が必要な切断は、電動工具では難しいのでのこぎりを使うが、慣れていないと切断面を垂直にするのが結構難しい。切断面が垂直になっていないと四角い枠を組み立てたときに真四角になってくれないので、扉がちゃんと閉まらないというハプニングが待っている。この段階で、切断した材料には、軽くヤスリをかけておく。この一手間で肌触りが良くなる。



四角い枠を組み立てた写真。結構うまくいった。枠の外側は、ヤスリで角を丸く削っておく。買ってきた木材の角は鋭いのでぶつかると結構痛い。これも大切な一手間。



蝶番とストッパーで扉を固定して、取っ手をつける。扉のほうには、スリッパを固定する為のレールをつけて完成。蝶番などの金具を正確な位置に取り付けるのも意外と難しい。ドリルで下穴を開けてからネジ止めないと蝶番の取り付け位置がずれて、開閉がスムーズに出来なくなってしまう。



作業時間は、約3時間くらい。理想的なスリッパラックが出来た。

過去にも、本棚やベビーゲートなどいろいろ作ってきたが、大作は娘の誕生日に作ってあげたままごとキッチンセットだ。製作に3日もかかった。
娘はというと、キッチンとしてはあまり遊んでくれず、おもちゃの収納場所と化しているのが少し悲しい。。。



「DIY」は、「日曜大工」と日本語訳されることが多いが、「Do It Yourself」の略。つまり、冒頭の『ないなら、作ってしまえ！』である。本棚がほしいが置きたい場所の寸法に合ったものがない。などという悩みを持っている人は多いのではないだろうか？作り終えたときの達成感と満足感、それにインパクトドライバで木材にネジを打ち込むときのあの感触は、私の場合、かなりストレス解消になっている。みなさんも挑戦してみては如何だろうか？

（岳）


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