夏が近づき、気温が高くなってくると食卓に冷やしたトマトが並ぶようになる。トマトが苦手だという人もたまに聞くが、私は、十分に冷やしたトマトは体の芯から涼しくなる気がして、夏の好物の一つである。冷や奴や枝豆と併せてビールのお供には欠かせない。
ところで冷やしトマトを食べるとき、皆さんは何をトマトにかけるだろうか?自分は醤油がほとんどで、たまに塩をかけて食べるが、かみさんは冷やしトマトに砂糖をかけて食べる。初めて見たときはかなり驚いた。薦められておっかなびっくりで食べてみたが、決してまずくはない。ただしオカズというよりはデザートの様な感じがする。子供達はすっかり砂糖派になってしまったため、醤油派の自分は肩身のせまい思いをしている。
「秘密のケンミンSHOW」など地方独特の風習や食べ物などを紹介している番組も多く、昔よりそれぞれの地方の個性を知る機会は増えてきている。そのため地域によって食べ方も異なると頭では理解出来ているが、いざ普通の食べ物で当たり前と思っていたことが違っていたりすると驚きが非常に大きい。
自分は四国の出身であるが、やはり関西圏と関東圏の食べ物の差はそれなりに大きい。まずはお餅。田舎では餅は丸餅であるが、関東圏は角餅が多い。そのため我が家では、年末になるとそれぞれの田舎から角餅と丸餅が届く。雑煮にする際も田舎ではそのまま煮ていたが、焼いてから入れる地方も多い。次にうどん。結構有名な話ではあるが、うどんのつゆが関東と関西では異なる。関西では出汁強めの薄口醤油であるが、関東は醤油が強めの味になっている。最近こちらでも讃岐うどんの店が増え、関西風のうどんを出す店が増えてきておりとても嬉しい。香川とはまったくレベルが異なるが、田舎でもやはり蕎麦よりうどんがメイン。蕎麦は年末に食べることがせいぜいだった。かなりの田舎であったため、周りにマクドナルドなどは全くなく、部活帰りで腹が減ったときは、道路沿いのうどん屋で腹を満たしていた。
寿司についても普通に「寿司」といった場合はちらし寿司のことを言っていた。関東では普通に「寿司」といった場合はにぎり寿司を思い浮かべると思う。そうした言葉一つとってもどちらが多く食べられているかが見えて面白い。同じようなもので「天ぷら」がある。天ぷらは普通、魚介類や野菜などを衣を付けて揚げた物を思い浮かべると思う。もちろん田舎でもこれも「天ぷら」だったが、多くの場合は「じゃこ天」のことを思い浮かべる。
田舎にいる間は天ぷらが当たり前だったため、じゃこ天という呼び名があることを知ったのは田舎を出てからだった。じゃこ天は地場で取れた小魚をまるごとすりつぶし、草履のような形に整えて油で揚げたものである。自分にとってはソウルフードと呼んでもいい程慣れ親しんだ食べ物であり、一日一回は必ず食べていた気がする。スーパーで普通に買うことが出来、とても安かった。こちらで買おうとすると軽く倍の値段になってしまうのが悲しい。そのまま食べてももちろん美味しいが、軽く炙ると美味しさが倍増する。香ばしい香り、小骨が少し残ったような変化に富む食感、噛めば噛むほど湧き出るうまみ、想像するだけでご飯やお酒が恋しくなる。
田舎にもずいぶんと帰っていない。今年の夏は久しぶりに田舎に帰り、天ぷらを肴に酒を飲もう。
(菊)
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製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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自分は四国の出身であるが、やはり関西圏と関東圏の食べ物の差はそれなりに大きい。まずはお餅。田舎では餅は丸餅であるが、関東圏は角餅が多い。そのため我が家では、年末になるとそれぞれの田舎から角餅と丸餅が届く。雑煮にする際も田舎ではそのまま煮ていたが、焼いてから入れる地方も多い。次にうどん。結構有名な話ではあるが、うどんのつゆが関東と関西では異なる。関西では出汁強めの薄口醤油であるが、関東は醤油が強めの味になっている。最近こちらでも讃岐うどんの店が増え、関西風のうどんを出す店が増えてきておりとても嬉しい。香川とはまったくレベルが異なるが、田舎でもやはり蕎麦よりうどんがメイン。蕎麦は年末に食べることがせいぜいだった。かなりの田舎であったため、周りにマクドナルドなどは全くなく、部活帰りで腹が減ったときは、道路沿いのうどん屋で腹を満たしていた。
寿司についても普通に「寿司」といった場合はちらし寿司のことを言っていた。関東では普通に「寿司」といった場合はにぎり寿司を思い浮かべると思う。そうした言葉一つとってもどちらが多く食べられているかが見えて面白い。同じようなもので「天ぷら」がある。天ぷらは普通、魚介類や野菜などを衣を付けて揚げた物を思い浮かべると思う。もちろん田舎でもこれも「天ぷら」だったが、多くの場合は「じゃこ天」のことを思い浮かべる。
田舎にいる間は天ぷらが当たり前だったため、じゃこ天という呼び名があることを知ったのは田舎を出てからだった。じゃこ天は地場で取れた小魚をまるごとすりつぶし、草履のような形に整えて油で揚げたものである。自分にとってはソウルフードと呼んでもいい程慣れ親しんだ食べ物であり、一日一回は必ず食べていた気がする。スーパーで普通に買うことが出来、とても安かった。こちらで買おうとすると軽く倍の値段になってしまうのが悲しい。そのまま食べてももちろん美味しいが、軽く炙ると美味しさが倍増する。香ばしい香り、小骨が少し残ったような変化に富む食感、噛めば噛むほど湧き出るうまみ、想像するだけでご飯やお酒が恋しくなる。
田舎にもずいぶんと帰っていない。今年の夏は久しぶりに田舎に帰り、天ぷらを肴に酒を飲もう。
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