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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

イクメン

2011-07-07 10:07:54 | 日記
「イクメン」とは、イケメンから変化した言葉らしく、2010年流行語大賞のトップテンになっている。

現在、私には生後3ヶ月の双子がいる。始めての子供で、双子だった事は、私の生活を大きく変えると同時に、価値観も変えた。

昨年、もし子供ができた時の話として、双子だったら、出産と育児が一度に終わる、などと浅はかな冗談を言った。その数日後に、病院へ行った妻からの電話で、まさか「一卵性双生児」と言われるとは、全く想像もしていなかった。冗談が本当になってしまい焦ったが、驚きというよりは、その後、妻のお腹が大きくなるまで、全く実感がなかった。

そんな私でも、4人家族になった今、積極的に育児を行っている。

双子のベビーカー選びはなかなか難しい。機動性なら縦型だが、我が家は横型を購入した。分離、合体できるものがあれば欲しいと思ったが、なかなか難しいようだ。子供達を連れて近所に買い物に行くのなら、縦型のメリットは大きいが、縦型は、駅のエレベーターに乗れないものもある。また、生後3~4ヶ月までは、ベビーカーのシートを倒して寝かせたい事情があり、これをベビーカーでは、A型というらしい。縦型は、前シートのリクライニング角度に限界があるため、A型を求めると横型になった。

外出機会は、今のところ定期健診と予防接種だけである。しかしながら、ベビーカーは必需品だと思った。病院への外出は月に2、3回でも、診察待ちの時、落ち着ける場所を確保するには、双子のベビーカーで目立つこと、これには意味があると思った。大抵の人が親切にしてくれる。横型のメリットは、可愛く見える事ではなかろうか。

一卵性双生児の出生率は0.4%らしい。二卵性双生児の出生率は変動している。双子全体の出世率は、近年増加傾向にあると聞いているが、双子のベビー用品の普及は、需要に足りているとは思えない。レンタルも考えるが、予約待ちの現実を考えると、購入する結果になる。そもそも、出生率が低く、ベビー用品メーカーが、双子の市場に力を入れてないのだろう。

男の育児の第一歩は、届出、手続き、大型用品の購入だと思う。後は、予防接種のスケジュールを完璧に計画すると気持ちが良いが、2011年度では、任意ワクチンを含めると非常に難しい。また、最近メディアでも多く取り上げられた、ポリオワクチンの問題が、厚生労働省の定期予防接種だった事にも驚いた。

そして育児の中心が、授乳、オムツ交換とすると、授乳は粉ミルクになるが、父親であっても、母親と同じレベルに出来る事がわかった。出来ると楽しみも増えてくる。ただ、1日24時間いつでもやる事、これを持続する事が、自分の想像をはるかに超えていた。これには、想定外の事が頭を悩ませ、自信が無くなり不安を垣間見る。何とか、負担を減らせないかと、表計算ツールを利用して育児ノートを作成しながら、妻と情報を共有した。

双子は外出が難しい。したくても、装備が大変で、ミルク、哺乳瓶、オムツ、お湯、水などを×2セット。夫婦で共に出かけたとしても、男性用トイレには、オムツ交換用のシートが少ない。また、小児科に授乳室があっても、男性は入れない。男の育児は、まだ課題も多い。

最近気付いた事は、直接子供の世話をしなくても、家事でも良いという事だった。例えば、妻が寝ている時に、家事をこっそりやる。なぜかというと、見られると、やり方が雑だと注意を受けるので、見つからない様にやっている。

「イクメン」の意味は、「育児を楽しむ男性。育児を積極的に行う男性。」らしい。私にも、この先、多くの楽しみが待っていてほしい。(熊)


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株式会社ジェイエスピー
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