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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

2011-07-13 10:07:46 | 日記
今回も時事とは全く関係ないネタで行こう。

最近小耳に挟んだのだが、わが社の社員の一人が個人事業主や社長だけのサークル勉強会で今月末にプレゼンを行うそうだ。
猛者とも言える方々の前でプレゼンを出来る機会が与えられた、というのは大変よいめぐり合わせであり、またある程度以上の期待をもたれているという事でもある。ぜひ頑張って欲しい。

ただ本人が若干ながら戦々恐々としていたので、「魂を表現できれば怖いものなど何もない。」とだけアドバイスをしておいた。

まあひどく不親切なアドバイスであることには間違い無いので、この場を借りて補足しておこう。

プレゼン資料なり、設計資料なり、何かを作成して人に説明、説得をしようとする作業はシステム開発の場において結構頻度が多い。要件定義のみならず、各種計画書、設計書レビュー、品質報告、完了報告等々、数を挙げればキリが無い。

必要なのはその為に様々な努力を怠らないこと、つまり「魂を込める」ことなのである。

限られた時間の中で自分の伝えたい事を表現し、理解してもらうために何をすべきかを問い続け、模索し、成果の完成度を上げて行くことがその本質であると言っておこう。
そのために一旦何時間もかけて作成した資料を消して、一から作り直すことも珍しくはない。
また、「今日はこれで終わりにしよう」と思っても「やはり後一時間やって完成度を高めよう」として結局終電になる。

時間がかかって仕方が無いのだが、この繰り返しこそが「魂を込める」ことなのだと認識している。

その上でいかに早く作るか、という課題もあるがこればっかりは失敗も成功も含めて経験の引き出しを増やしていくしかない。それらを効率よく運用できるようになるにはまだまだ時間がかかる。

また各種書類には一定のセオリーがあるが、最初は見た目の小奇麗なまとめ方だけをマネして、書いている本人も本質を理解せずに、小手先だけの資料を作成してしまいがちである。

不思議と魂が篭ってない資料は読んでくれない、話も聞いてくれないのである。袋叩きにあったり、下手をすると開始3分でリテイクを貰うこともある。

逆に魂が篭っているこれらは多少稚拙な部分があっても「攻撃」という形ではなく「アドバイス」の形で指摘をもらえる。大筋を感じ取ってくれないとこの領域には達することができない。

とどのつまりプレゼンに限らず、仕事は「格」ではなく「魂」で成功の有無が決まる。相手が誰であろうとベストを尽くせば何も恐れることはないのだ。

ただしちょっとでも妥協したり、手を抜いた仕事はやはりそれなりの結果しか返ってこない。常に全力投球を続けたいところである。


ただし倒れない程度に。というブレーキがかかってしまうのは、凡俗だからか、年には勝てなくなってきたからか・・・。
(刑事長)

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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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