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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

仁、そして「なでしこ」

2011-07-17 15:27:44 | 日記
 「仁」が終わってしまって日曜の夜が寂しくなってしまった。そんな時に「なでしこ」の快進撃だ。やってくれるぜ、と思わずにはいられない。決勝は0勝22敗3引き分けの相手アメリカであるという。ワールドカップの決勝で勝利するドラマを作るために負け続けてきたのかもしれない。明日朝3時半頃のキックオフらしい。起き続けて観るか早寝して観るか、なかなか決めがたいが、たまたま月曜日はお休みだ。応援しないわけにはいかない。節電のために休みが変わって明日が仕事になってしまった人も多いだろう。そういう人は仕事に差し障るかもしれないので、ぐっすり休んだほうがいい。代わりに応援しときます。
 
 それにしても0勝22敗3引き分けの相手というのは、やけに格が違うようだ。日本は世界ランキング4位、アメリカは1位。筋肉の量と力、スタミナ、技術、そういうもののことごとくが優位なアメリカに対し日本はどう戦うのか。日本チームの佐々木監督が「強い気持ち」というような事を言っていた。もうそこに頼るしか無いか、と思わないでもない。神様に頼るより、よっぽど良い。
 
 「仁」の最終回でホワイトボードに何本か線を引きながら、タイムトラベルは実は「パラレルワールド」への移動だ、という説明を山本耕史さん扮する医師が仁先生に行っていたが、SFだけの話ではなく最近ではこの宇宙が「パラレルワールド」の一つの可能性であるという世界観が次第に広がっているようだ。私たちの宇宙の周囲には私たちの宇宙に近似の宇宙が無数に存在する。右へ行くか左へ行くか判断しなければならなくなった時、宇宙は枝分かれして右を選んだ世界と左を選んだ世界を作り出す、と説明する学者もいる。
 
 素粒子論が進化すればするほど「何でもあり」の世界観が広がる。観測されるまでは雲のようにもやもやしているくせに、観測されると1粒の粒子に変わる素粒子がたくさん集まって私たちの体を作っている。「パラレルワールド」の発想と、物質が物質として存在する理由は、どこか似ている。この考え方を推し進めると、福岡伸一さんが書いた「生物と無生物のあいだ」という本のタイトルと同じような思いが胸をかすめることになる。すなわち、この宇宙に閉じ込められている存在が無生物で「パラレルワールド」を生きているのが生物だ、というイメージだ。生物の進化は、実はより遠い「パラレルワールド」にジャンプできる能力の進化ではないか、と考えたくなる。
 
 単に右に行くか左に行くか判断する、という単細胞生物でもできる判断をするのではなく、私たちは、どちらかに行くことを「強く思う」ことができる。この「パラレルワールド」の考え方によれば、「なでしこ」が負けた世界も、勝った世界も存在する。「なでしこ」が勝った世界を見たいなら、なでしこの勝利を信じてその世界にジャンプすることを強く願わなければならない。思いの強さが、世界を変える。というか、自分をそこに連れて行く。「なでしこ」は勝つ。みんなでそう強く思うことだ。そうすればみんなでそこに行ける。もし明日「なでしこ」が負けていたら、それは自分の思いが弱かったのだと反省したほうがいい。もう一人(実際は無数)の「なでしこが勝つ」と強く思って応援したあなたは、なでしこが勝った世界に行っているはずだ。(三)
 
 
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株式会社ジェイエスピー
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