ちびまる子

　こんなに上出来なおまけは初めてだ。
　創立30周年を迎えたファミリーマートで９月２０日から始まった「ちびまる子ちゃん　つながる！プレゼント」キャンペーンでの景品。ファミリーマート内対象の商品を購入すると、ちびまる子の「お友だちストラップ」(全12種)、または「一家団らん ジオラマ フィギュア」(全6種)がもらえた・・・ 。
　私はファミマに行くことは滅多にないから、このキャンペーンの存在を全く知らなかった。だが、１人の塾生がストラップのうちの１つを持っているのを見つけて、「これどうしたの？」と訊いた瞬間から、全種類集めたくてたまらなくなった。しかし、それは１週間近く前のこと、慌ててファミマに行ったところで、ストラップが残っているはずもない・・。悔しい！！
　だが、諦めることなかれ、今の私には心強い味方がいる。そう、ヤフオク・・。さっそく覗いてみた。

　いやいや、もうそんな詳細はどうでもいい。とにかく「お友だちストラップ」は落札できて、それが昨日送られてきた。あまりにいい出来なので、グダグダ言っているより、すぐに写真を載せた方がいい・・。

　
　
　
　
　
　

　まる子・たまちゃん・丸尾君・花輪クン・野口さん・みぎわさん・藤木・永沢・はまじ・山根・山田・ブー太郎・・・・。総勢１２名のフィギュア。２Ｄのアニメが３Ｄになったようで見ているだけで楽しくなってくる。



　「一家団らん ジオラマ フィギュア」の方は、いつ入札したらいいか、オークションを見ながら思案中。　

日本丸

　衝動買いしたプラモデル「日本丸」が届いた。


　大きな箱だ。１５０分の１のスケールで、完成品は「縦：647mm　横：153mm　高さ375mm」になるという。かなり立派な帆船ができあがるようだ。早くパーツが見たくて箱を開けてみた。


　ものすごい数のパーツだ。私にこれが完成できるだろうか・・。ものすごく心配になった・・。ビニール袋から出してもう少し細かく写真を撮ってみた。

　

　少し残念だったのは、右上の写真にあるように、帆が布製だと思っていたのに、薄いプラスチック製だったことだ。帆船の象徴たる帆はやはり布であって欲しかった・・。

　この「日本丸」、いったいどういう船なのだろう。その来歴も知らずに組み立てては、いくら何でも失礼だろう。

　『日本丸は、1930年（昭和5年）1月27日、兵庫県神戸市の川崎造船所で進水した、日本の航海練習船で大型練習帆船。その美しい姿から、「太平洋の白鳥」や「海の貴婦人」などと呼ばれている。日本丸は約半世紀にわたり活躍し、1984年（昭和59年）に引退した。現在は横浜市の日本丸メモリアルパークにて展示公開されている。
　航海練習船としての役割は日本丸II世が引き継いだ。姉妹船として海王丸がある』。

　なるほど、こんなに由緒正しい船だとは知らなかった。しっかり作って、必ず完成させなくっちゃ！
　だが、これだけ多くのパーツがあるとかなりの時間がかかるだろう。それにほとんどのパーツに色塗りをしなくてはいけないから、かなりの手間を食いそうだ。そうそう、接着剤と塗料の臭いに弱い私だけに、閉め切った部屋で長時間作業をするのは絶対にしてはいけない。（ジオラマ作りの時は、酷い目にあった・・）

　年内に完成させたいけど、ちょっと無理だなあ・・。「プラモデル作って遊んでる暇があるなら、せっせと問題集作りに励め！！」って心の声も聞こえてくるし・・。

日本シリーズへ

落合監督、６度宙に舞う「選手たちを褒めたい」


　３点差を追い付き、延長１０回、３－３で引き分けに持ち込む・・落合が「今年を象徴する試合」と言った通りの試合だった。確かに面白味はない。だが、きちんと結果を出す。まさしく「オレ竜」だ。
　９月２２日に退任が発表された後も、それまで通り淡々と指揮を執った。その結果１５勝６敗３分けでヤクルトを抜き去っての逆転優勝、劇的ではあるが、落合監督なら当然という気もする。これで中日は球団史上初のリーグ連覇を成し遂げたことになる。だが、昨年は日本シリーズでロッテに敗れ、日本一にはなれなかった。その借りを返さねばならない。
「クライマックスシリーズに勝たないと先に進まない。選手を休ませながら調整していく」
と落合は言ったが、セ・リーグで中日に勝てるものなどいないだろう。巨人は監督が原じゃどうにもならないし、ヤクルトもここ一番の勝負にはもろさばかりが目立った。中日の日本シリーズ進出は余程のことがない限り、間違いないところだろう。
　ならば、日本一をかけて戦うパ・リーグの相手チームはどこだろう。
　私は最終戦に勝ち、オリックスにわずか１毛差をつけ３位に入った西武が来そうな気がする。最大１５あった借金を完済し、６８勝６７敗９分けの貯金１にした後半戦の勢いそのままで勝ち上がって来るように思う。日ハムは梨田監督の退任が発表されて以来ボロボロになってしまったし、ダルビッシュ一人じゃ勝ち抜けられない。斎藤佑樹が何かを持っているかもしれないが、今年はちょっと無理だろう。西武が勝ち上がる気配は濃厚だ。が、問題は王者ソフトバンクとの戦いだ。シーズンの最初から最後まで安定した力を見せつけたソフトバンクの総合力は圧倒的なものに感じるが、なにせ昨年はロッテの勢いに飲み込まれてしまったチームだから、今年も西武の勢いに押し流されてしまう危険性は十分あるだろう。
　従って日本シリーズの対戦カ－ドは、「中日 vs 西武」となると私は予想する。さらにその勝者は・・、とまあ、それはちょっと早すぎるだろうから、実際にこの対戦カードとなったときに考えよう。

　落合監督がファンサービスに熱心でないとの批判も、退任させられる原因の一つとされているが、優勝決定後に横浜スタジアムにつめ掛けた中日ファンに向けて述べた感謝の言葉は印象的だった。
「ドラゴンズのファンは素晴らしい。これからも一生懸命、応援してくださいよ。よろしく頼みますよ」
こんなこと言われたら、どんな中日ファンでも全力で応援することだろう。百人力だ！！

　落合博満、こうなったら日本一の監督となって、中日を出ていこうや！！

しびれ

　今調べたところ、左肩の痛みが左手全体の痺れにまで達したのは８月上旬のことだった。いつの間にか肩の痛みは霧散したが、その時の痺れは今でも続いている・・。もう２ヶ月半以上になるのか・・。とは言え、四六時中痺れているわけではない。一日に何度か左肩がきゅうっと縮まったような感触がしたと思うとすぐに、肩から指先まで痺れが広がっていく。だが、激しい痺れではない。弱い電気が腕に走ったような感じで、ピリピリがしばらくの間続く。実はこの文章を書いている今も痺れている。が、キーボードは十分に打てるし、特にこれといった障害があるわけではない。ただ、軽くイヤな感じがするだけだ。
　しかし、さすがにこんなに長い期間続くと気持ちが悪い。
　「何かの前兆じゃないの？」
と妻が言ったことがあった。　
　「何の？」
　「脳梗塞とか・・」
　「まさかそんなことあるもんか」
と突っぱねてみたものの、そんなことを言われると少しは心配になる。そこでネットで調べてみた。

『手の痺れの中には命に関わる危険な症状である場合があり、脳梗塞や脳出血などを引き起こす前兆として現れる場合があります。そう言った場合の痺れの時にはすぐに病院に行き、適切な処置を施してもらう必要がありますが、素人の私達にはどの痺れが危険なのか危険じゃ無いのかなどと判断が分からないと思います。
　ではいったいどのような痺れが危険な病気の前兆なのでしょうか？まずは手や足が痺れたと感じた場合、一緒に発生している症状があるかどうかを見極めましょう。以下の様な症状も同時に発生した場合は危険な痺れだと判断をしてすぐに病院に行きましょう。
・頭痛
・めまい
・吐き気（嘔吐も含む）
・痺れが急に出始めた
・顔面の痺れ
・発熱（何週間か前からの発熱も含む）
・身体の一部が麻痺している
・排尿障害』

今のところ上のような症状はないから、たぶん大丈夫だろう。ならば、やはり肩痛が痺れという形に変わったのだと考えるのが自然なような気がする。

『「肩凝り」とはどういう状態で起こる物かと言うと、肩周辺にある筋肉が緊張してしまったり強ばってしまったりする事が原因で血行が悪くなってしまう為に発生してしまう症状です。また、肩は腕と言う重い部位をいつも支えている訳ですから筋肉がしっかりしていないと肩にかかる負担はすごく大きくなってきます。
　この様に血行不良や負担によって体内の血液循環が悪くなったり、神経が圧迫されてしまったりしてしまうと肩～指先にかけて「痺れ」と言う症状が出て来る様になります。
　手が痺れてきて最初は気にしていたとしても、症状が次第に治まってしまうとどうしても病院には行かなくなってしまうので結果的に放置と言う形になってしまい、後々になって痺れが頻発して出る様になったケースは多々あると思います』

　血行不良なのかなあ・・。よく分からないが、肩痛が痺れに変わった可能性は十分ありそうだ。そこで先週末に、磁気ネックレスとゲルマニウム・ブレスレットを薬局で買ってきて、首と左手首に巻き付けた。効果があればいいんだけど・・。
　しかし、体は正直だ。年相応にガタが来始めている、イヤだなあ・・・。

’１１ サツマイモ掘り

　駐車場の裏の小さな畑で父が育てたサツマイモが収穫期を迎えた。


　もう何ヶ月もほかりっぱなしの状態で、伸び放題になっていたが、きっと大きなイモがなっているだろう、と期待しながら塾生と一緒に掘ってみた。
　今回掘ってくれたのは、定期試験前で塾に勉強に来ていた中高生。昼休みを利用して、ささっと掘ってみたが、小さな畑なのでそれで十分だった。
　先ずは私が葉を押し退けて畝が見える状態にした。



　だが、女の子ばかりだったので、軍手を渡してもなかなか掘ろうとしない。業を煮やした私が我慢できずに、スコップでどんどん掘っていった。
　最初の畝はまったくイモができておらず、どうしたことかと心配になったが、次の畝からはそこそこ大きなイモが掘れて、面目を保つことができた。
　結局五畝掘って採れたのはこれだけ・・。やはり父の世話が足りなかったのか・・。

　
　
　昨年までの大収穫とは比べものにならないが、大した世話もせずにこれだけ採れれば上出来だ。

　掘り返した後の畑を父が丁寧に均していた。この後なにか植えるつもりなのだろうか。少しでもそうした意欲が出てきてくれれば私としては嬉しいのだが・・。
　近いうちに農協に連れて行こう。

馬蹄

　最近入塾した名古屋の私立中学に通う生徒の英語の教科書を読んでいて、ちょっと驚いた。馬蹄を魔除けとして使う習慣があると書いてあったが、私の塾の大きな表札にも馬蹄が打ち付けてあるから、それは目新しいことでもなかった。だが、その文には馬蹄を「Ｕ」字型に打ち付けると書いてあり、写真まで貼付されていたのを見てびっくりした。というのは、塾の馬蹄は「∩」型に貼り付けてあったからだ。


　この馬蹄、もう１５年近くも前に、妻が横浜で「魔除け」として買ってきた物だ。当時の私は、「また変な物を買ってきたな」くらいにしか思わなかったが、妻の好意を無にするわけにも行かず、おとなしく塾舎の玄関口にある表札に打ち付けておいた。それ以来、ほんのたまにしかその存在に気付かないできたのだが、今頃になって上下逆さまに貼っていたのが分かってしまうなんて・・、どうしたらいいだろう。だが、本当に打ち付け方が決まっているのかどうか、少しばかり疑心暗鬼でもあったので、Wikipdiaで調べてみた。

　【魔除けとしての蹄鉄】
　扉に留められた蹄鉄は魔除けになると信じられている扉に蹄鉄をぶら下げると魔除けになると信じられている文化圏があり、多くの国では幸運のお守りとも見なされている。一般的な迷信として蹄鉄の鉄尾（末端部分）が扉に留められていれば、幸運が舞い込むというものがある。しかし、両端が下に向いていると不運が舞い込むともいう。ここら辺りは文化圏によって異なり、2つの鉄尾が下を向いていれば幸運が舞い込むというものもある。むろん、蹄鉄が普及しなかった国ではこういった風習は見られない。ただし、日本でも自動車のフロントグリルに蹄鉄を模したアクセサリーを付けることが流行った時期がある。さらにそれは、馬は人間を踏まないということから、交通安全のお守りとして蹄鉄を自動車に付けたという説がある。

　この文面で見る限り、やはり「Ｕ」字型の方がよさそうだ。見た目も「Ｕ」の方が「∩」よりも勢いがありそうだ。「∩」でも今まで大過なくすごしてきたのだから、変えなくてもいいのかな、と思ったりもしたが、やはりここは世の趨勢に従った方が良いだろう。ということで、思い切って変えてみた。


　
　これで、少しでも多くの幸運が舞い込めば嬉しいのだが・・。

衝動買い

　木曜の朝、ＮＨＫ早朝の番組で「4D CITY SCAPE TIME PUZZLE 東京」というものが紹介されていたと妻が教えてくれた。「ジグゾーパズルとジオラマが合体したみたいでおもしろそうだったよ」という言葉に導かれて、ネットで検索してみた。

　『4D CITY SCAPE TIME PUZZLEは、世界の主要都市をテーマにした新しい立体パズルで、東京をはじめロンドン、香港、ラスベガス、ニューヨークなど各国バージョンが発売されています。
　東京版には、東京タワーからスカイツリーまで東京を代表する91の建物を立体地図パズルで楽しむことが可能。建物が歴史で色分けされており、歴史の経過を一目で見ることが出来ます。
　あの懐かしいＡＬＷＡＹＳの映画のような東京の姿から現在までの街の変化の様子を秋の夜長に楽しんでみてはいかがですか？』


　う～～ん、確かにおもしろそうだ・・。買おうかな、どうしようかな・・。
　ちょっと迷っていたら、その夜遅くＴＶで「パイレーツ・オブ・カリビアンブラックパール号の冒険」がアシェットから発売されるとのＣＭを見た。これもＨＰで調べたところ、全長８０cmもの大きなブラックパール号を１００号分冊で組み立てていく、というおなじみの形式であった。「おお！！これはすごい！」と半分以上買う気になってしまったが、私も少しは大人になったのか、計算が働いた。「初回は１９０円だが、その後は１１９０円、合計はなんと１２万円・・。おい、おい、ちょっと高すぎないかい？？」


　う～～ん、特別パイレーツのファンてわけでもないしなあ・・。どうしよう？
　心が揺れ動いたが、その時、ジオラマ製作に心血注いでいた時期によく必要なものを買いに行った模型屋で見かけた帆船のプラモデルのことを思い出した。あれは確か、「日本丸」っていったっけ・・。ブラックパール号もいいけれどあの「日本丸」にもビビッと来たよなあ・・、などと思い出したので、さっそく検索してみた。すると、1/150の大きさのプラモデルがアマゾンで見つかった。

　かっこいいし、きれいだ。薄汚れた海賊船よりも断然こちらの方がいい。問題はうまく組み立てられるかどうかだが、ゆっくりやっていけば何とかなるだろう。それに２５％OFFなのがいい。
　一応事の次第を妻に報告したが、「あの帆船はきれいだったよねえ・・。でも、できあがるの？」と痛いところを突かれたが、まあ、最善の努力をする約束をして、挑戦してみることになった。

　本当に、本当に暇じゃないんだけど、どうしてこんなことばかり考えるんだろう・・。亡くなった柳ジョージも晩年は模型作りに勤しんでいたと言うから、私ももう先が長くないかもしれない。
　（柳ジョージは大学生の頃よく聞いた。ご冥福を！）　

透明罫線

　中学１年生の英語の問題集はできたものの、（　　）を使った部分がガタガタになってしまって、見栄えが実に悪い。

　これは、半角で入力した文字と全角で入力した文字との字間のズレ、または英語のフォントとしてTimes New Romanを使っているため、大文字と小文字の間にズレが生じることなどが原因だとおもわれるが、これを解消するにはインデントの設定が必要だとずっと思っていた。しかし、インデントの設置の仕方を勉強しても一向に上手くゆかず、もっと違う方法はないものかとGoogleで検索してみた。
　「一太郎　括弧のある部分を揃える」
と入力してみたところ、「背景色の罫線で区切る」という対処法が出てきた。
「罫線を縦に引いて、区切ってから入力すると、縦の位置を揃えることができます。ふつうの罫線では印刷されてしまいますので、ここでは背景色の罫線を利用します」
おお！！これなら使えそうだ。さっそくサイトに示された手順に従って進んでみたものの、私の一太郎には「背景色罫線」などというものはなかった。これは古いバージョンの説明なのかもしれないと思って、今度は一太郎の「ヘルプ」で検索してみた。すると、「透明の罫線で区切る」という方法が見つかった。確かに「背景」よりも「透明」という言葉を使った方がより明確だ。
「罫線を縦に引いて、区切ってから入力すると、縦の位置をそろえることができます。ふつうの罫線では印刷されてしまうので、ここでは透明の罫線を利用します」
　具体的に言えば、こんな感じ。


【操作方法】
［罫線-罫線］を選択します。罫線モードになります。
［罫線-描画する罫線の線種］を選択します。［罫線描画線種］ダイアログボックスが表示されます。
［パターン］で［透明］を選択します。
［OK］をクリックします。
［罫線描画線種］ダイアログボックスが閉じられます。
文字をそろえたい位置に、縦に罫線を引きます。
印刷されない透明の罫線が引かれます。画面上では灰色で表示されます。

あとは、この透明な罫線のうしろに文字を入力すれば、先頭の文字の出だしが揃うわけだが、実際に試してみた。
　最初はこんな感じだった。


　それが、こんなきれいに！！


　余りに嬉しくて妻に報告したところ、
「ああ、そんなこと以前やったことがある・・」
とのことだったので、ひょっとしたら周知の事実なのかしら・・。
　
　でも、私は新しい武器を手に入れた冒険者のように嬉しくてたまらない。

邪道でもいいや

　ヤフーオークションで落札したガンダムのブロックフィギュアが送られてきた。迅速な対応をしてくれた出品者の人柄を表すかのように丁寧な梱包で、その心遣いには感激した。こういう遣り取りができるならオークションも楽しい。
　さっそく写真撮影をした。

　
　　
　
　
　
　ガンダムファンでもない私がこんな物を集めても仕方ない気もするが、いくら邪道な方法で集めたものとは言え、やっぱりコンプリートできたのは嬉しい。たとえ他人から見るとものすごく下らぬ物であっても、完全に制覇できれば無上の喜びを感じるのがコレクターのコレクターたる所以だ。（「手段が目的を正当化する」という私の信条は、コレクションに関しては封印しておこう・・）
　コンプリートすると、こんなにも壮観だから、誰だって欲しくなるよね。


　一応左から、
GUNDAM　　GM　　ZAKU II　　ZAKU II(CHAR ZAKU)　　GOUF　　DOM　　ACGUY　　AMURO RAY　　SAYLA MASS　　CHAR AZNABLE


　

「秋の歌」

　　Chanson d'automne
　　　　　　　　　　　　　　　　Paul Verlaine

　　Les sanglots longs
　　Des violons
　　　De l'automne
　　Blessent mon coeur
　　D'une langueur
　　　Monotone.

　　Tout suffocant
　　Et blême, quand
　　　Sonne l'heure,
　　Je me souviens
　　Des jours anciens
　　　Et je pleure

　　Et je m'en vais
　　Au vent mauvais
　　　Qui m'emporte
　　Deçà, delà,
　　Pareil à la
　　　Feuille morte.


　このヴェルレーヌの詩は、上田敏、堀口大学によって日本語に翻訳されているが、あまりに格調が高すぎて私にはピンとこない。金子光晴も訳しているが、いかにも詩人の翻訳って感じがして面白くない。なので、ここでは仏文学者であり詩人でもあった窪田般彌の訳を載せておくことにした。平易な日本語でヴェルレーヌの心情をよく表していると思う。

　　　「秋の歌」

　　　秋風の
　　　ヴァイオリンの
　　　　　ながいすすり泣き
　　　単調な
　　　もの悲しさで、
　　　　　わたしの心を傷つける。

　　　時の鐘鳴りひびけば
　　　息つまり
　　　　　青ざめながら
　　　すぎた日々を
　　　思い出す
　　　　　そして、眼には涙。

　　　いじわるな
　　　風に吹かれて
　　　　　わたしは飛び舞う
　　　あちらこちらに
　　　枯れはてた
　　　　　落葉のように。


　くるくる舞う葉っぱを見つけてこの詩を連想したのだが、詩を汚してしまった気がしなくもない・・。