じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「きみに読む物語」

2010-05-03 23:30:37 | Weblog
★ ラブストーリーは苦手だ。主人公の男の子の強引さに、もうついていけなかった。

★ 「たとえこの身が果てるとも」、そんな恋は希少価値だが、だからこそ人々は求めるのだろうか。
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「クラッシュ」を観た

2010-05-03 19:10:14 | Weblog
★ 2005年のアカデミー賞作品賞&脚本賞を受賞した「クラッシュ」を観た。

★ 1つの交通事故から始まる人と人との絡み合い。人種のサラダボールと言われるアメリカの多様性と闇を見せてくれる。

★ 分かりあいたいのに分かり合えない人間の性。不信が恐怖を生み、それが攻撃、暴力となること。逆に信頼しあえば、人は幸福になれること。幸、不幸は結局は心の持ちようだと思えた。

★ 因果の連鎖の描き方は実に綿密で素晴らしい。モノゴトはすべて結びついているという描き方は「バベル」にも継承されている。

★ 人種差別論者の警官が自らセクハラをした黒人女性を救出するところ、黒人の自動車盗が同じく黒人の演出家にたしなめられる場面が印象に残っている。「おまえの行いは私を貶め、自分自身を貶めている」というセリフ。

★ 偏見(恐怖)から殺人を犯してしまった若い警官は、これからどうするのだろうか。ペルシャ人の店主が筋違いな復讐をするところ。空砲のカラクリには一瞬ホッとする。しかし、実際に銃を撃ったことには違いない。

★ 見どころが満載の映画だ。さすがは「アカデミー賞」受賞作だ。

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映画「不毛地帯」を観る

2010-05-03 02:01:58 | Weblog
★ 映画版の「不毛地帯」を観た。

★ 少し前にテレビでもドラマ化されていたが、映画版はよりストレートに表現しているように思った。3時間に及ぶ大作だが、全く飽きずに見られた。日本映画もこのレベルになると素晴らしい。近年こうした映画を見かけなくて残念だ。

★ 政治家、官僚、企業は切っても切れない関係だなと思った。政治の世界も企業の世界も同じだ。結局、下っ端は切り捨てられてしまうんだね。

★ 30年も前に作られた映画だが、全く古さを感じなかった。山崎豊子さんの筆の力と山本薩夫監督の演出の力の賜物だろう。
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