じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

米朝「第一幕」

2018-06-13 10:24:43 | Weblog
☆ 米朝首脳会談、マスメディアの評価は「具体性がない」として辛いものが目立つ。ただ、これがゴールではなくスタートだということを考えれば、ツィッター等でエスカレーションするより、当事者が面と向かい合って話す方が建設的だ。

☆ 北朝鮮の首領は「SFのようだ」と言ったというが、こんなことを考えた。あのふたりは首領のそっくりさんではなかろうか。あるいは、本当の首脳はワシントンやピョンヤンにいて、遠隔操作で操られたロボットが会談をしていたのでは、と。星新一さんや筒井康隆さんなら、面白い作品に仕上げてくれそうだ。

☆ 今回の会談は、韓国の文大統領や中国の習主席の貢献が大きい。(もちろん思惑はそれぞれだろうが)

☆ もうひとつ今回の会談で思うのは、「核」が交渉の手段になるということだ。小国(あるいは何らかの集団)が大国と渡り合うとき、「核」の脅威が利用できることをあからさまにした。ならず者たちにとって好都合なメッセージにならなければ良いのだが。

☆ 両首脳の異様とも思えるにこやかな会談。のど元に刃を向けた同士とは思えないほどだ。外交はキツネとタヌキのばかしあいだから、顔で笑いながら懐に剣を忍ばせているかも。

☆ ところで豪胆なまでの二人の恰幅の良さ。うちに防弾具などを身につけているのだろうか。それとも単なる肥満なのだろうか。

☆ 余談はさておき、朝鮮半島の非核化、戦時体制の終結が実現すれば、ノーベル賞ものだが、やがて北朝鮮の経済が発展し人々が豊かになれば、現在のような体制が維持できるとも思えない。第1幕のあとにはまだまだ物語が続きそうだが、当面は第1幕「非核化への道」を見守りたい。


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