じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「おかあさん」を観た

2011-10-16 23:48:30 | Weblog
★ NHK-BSで「おかあさん」を観た。いい映画だったなぁ。

★ 1つの家族の風景を描いているだけなのだが、ある時期の日本の風景をよく切り取っていると思った。

★ 舗装されていない道路が印象的だった。私が小学生の頃もまだ舗装されていない道路が珍しくなかった。道路がきれいに舗装され、でこぼこや砂ぼこりに悩まされなくなったけれど、その反面何かを失ってしまったように思う。

★ 田中絹代さんのおかあさん。素晴らしかった。おかあさんと言う存在はどの時代でも普遍的だなぁと思った。か弱いおかあさんだが、力強さも感じだ。揺れ動く人間の心を見事に表現されていた。

★ 娘役の香川京子さん。クリっとした瞳で、とてもチャーミングだった。

★ 山田洋二監督が選んだ「家族」をテーマとした映画のシリーズだけど、普段見ない名作を見せてくれる。古い映画が多いけれどどれも新鮮だ。

★ 日本映画にも名作が多いなぁと思う。
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「教育基本条例」に痛快な批判

2011-10-13 11:27:03 | Weblog
★ 大阪府、大阪市が企図している「教育基本条例」について、今朝の朝日新聞「教育基本条例を問う」のコーナーで内田樹氏が痛烈に批判している。

★ 実にわかりやすくて痛快だ。

★ この条例案、政治が教育に積極的に介入するという、戦後の教育行政に真っ向から反旗を翻すような内容だ。特に注目されるのが人事の問題。

★ 今でも教育委員は首長の任命制だと思うのだが、それでも首長の意に沿わない教育委員は解任するとか。また校長はすべて公募するという。要するに首長を中心とするピラミッド型の上位下達組織を構築したいように受け取れる。

★ 橋下知事にすれば自らの思い通りに動かない教育現場にいら立ちがあるのだろうが、知事が目指す教育のありかたがはっきり見えてこない。

★ 教育行政は条件整備であり、方法論に過ぎない。どのような教育を目指すかによって戦略、戦術は異なってくるだろう。

★ 市場原理、競争原理と言えばサッチャー政権下のイギリスの教育改革やそれを日本に導入しようとした安倍内閣の教育改革への動きが記憶に新しい。橋下知事は同じようなことを考えているのだろうか。

★ 競争原理を導入すれば結局は足の引っ張り合いになり、「学力はむしろ下がる」という内田氏の意見に「なるほどなぁ」と思った。

★ 競争と言うのは人の能力を引き出しもするが、近視眼的になりやすい。教育の成果はもっと長期的なスパンで評価されるべきであろうし、そもそもその成果は見えにくく、また尺度によって評価も分かれるであろう。

★ この長期性、見えにくさが教育の奥深さでもあり、教育現場のぬるま湯的組織風土にもなっている。しかし、競争原理でこの組織風土を変えたとして、成果が見れるのはせいぜい学力テストの点数の伸びだけであろう。教育と言うものをこんなに矮小化してよいのだろうか。

★ 「学生が知的に『脱皮する』瞬間に立ち会うことがある」と述べる内田氏。教育者にとって実に気持ちのいい瞬間だ。知を開くというのはまさにこういくことなのだろう。

★ そしてこの「脱皮」が実に個人的で、不確実であることも内田氏は指摘する。だからこそ「数撃ちゃ当たる」作戦、教員、教育現場の多様性が必要だと指摘する。

★ 教育成果はどうすれば上がるのか。根本的には社会全体を変革しなければならないと私は考える。誰もが未来に希望をもち幸福感を感じるような社会、精神状態になればよい。他人の幸福のために努力ができるような気分になればよい。

★ 単なる「なかよし主義」ではなく、喜んで創造的に利他の想い・行動ができるようになれば、堕落も防げこの社会はずっと良いものになるだろう。そうならないのは、人間の欲望の為せる業だ。

★ ただこの分野は政治的には馴染みにくかろう。政治にできるのはせいぜいがスタート地点の平等性の確保への努力と敗者復活ができる社会システムの構築だろう。

★ 高度成長期、1人の10歩より、10人の1歩が尊ばれる時期があった。工業化を進めるには国民一人ひとりの力量をアップする必要があったから、このスローガンも時代にあっていた。

★ しかし、日本社会は物質的には豊かになり、いわゆる成熟社会となった。グローバル化の流れの中で、産業構造も変わった。少数のエリートが付加価値の高い知的成果を達成し、その恩恵で多くの人々が生活の糧を得る時代に変わってきているとも言える。

★ 単純作業はロボットに置きかわったり、賃金の安い海外生産に移行している。

★ 話は横道にそれた。政治家は、教育にかかわる人々の性向を理解すべきだ。彼らは実に人がよく、生徒の成長を自らの喜びとする人々だ。その人々と競争原理をなじませるには工夫が必要だ。

★ 教育成果を上げるには、教育者の意欲を高め、学習者の意欲を高めることが最も大切だと思う。それをカネや地位でつったり、更には権力で強制したりというのは、政治家の心のあさましさを見るような思いがする。
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誰が「学力」を決めるのか

2011-10-10 11:15:39 | Weblog
★ 今流行りのPISA学力。

★ 知識中心の学力への反省とランキング好きの日本人の性向にあったせいかブームだ。

★ 今年からの小学校の国語科でもディベートやプレゼンテーション、パンフレット作成など実用的な「作業」が増えた。来年から中学校でも新しい教科書となるが、この傾向は踏襲されるのであろう。国語と社会と言った教科の垣根がなくなってきた感がする。

★ それはそれで良いのだが、何でも一方向に突進するありさまは、天邪鬼には心地よくない。

★ 「学力」観は多様であって良かろう。OECDの言いなりと言うのもどうか。日本独自の尺度があってもよいだろうし、そもそも国際的な比較をすることの意味と精度はどうなのだろうか。

★ 大阪府知事は「学力テスト」の点数を学校ごとに公表することに熱心だが、点数の結果は教育現場の努力よりもむしろその地域の社会問題を反映するように思える。学校格差を生む以前に地域格差、新たな地域差別を助長しかねない。

★ パフォーマンスの高い学校を評価するのは結構だが、むしろパフォーマンスの低い学校に予算措置を講じ、底上げをするのが公教育のあり方としてはふさわしいのではないだろうか。

★ これは教育問題ではなく社会問題だ。低学力の背景にある社会問題まで踏み込むつもりなら、点数の公表も多少の意味はあろう。

★ 一つの尺度で物事を図るのは楽かもしれないが、それは弱さも含んでいるように思う。多様性、多元的な評価こそより求められるのではなかろうか。
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中学3年生2学期中間テスト対策(社会)

2011-10-10 02:51:43 | Weblog
日本の平和主義 [ 中学の公民 ]
1.平和主義について定めてるのは憲法何条か。  第9条
2.そこには、「(国権 )の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては永久にこれを(放棄 )する」と定められている。
3.また「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の(交戦権 )は、これを認めない」とも定めている。
4.文民(現役の軍人ではない人)が軍事力を統制することを何と言うか。 シビリアンコントロール

地域社会とわたしたちのくらし [ 中学の公民 ]
1.住民が自分たちの地域の問題について自らの意思と責任で決めていく政治を何と言うか。
地方自治
2.地方自治は「(民主主義 )の学校」と言われる。
3.市町村や都道府県のことをまとめて何と言うか。 地方公共団体(地方自治体)
4.地域の問題はできる限り地域の住民が判断すべきであるという考え方を何と言うか。地方分権
5.地域が独自に問題解決をしていくには財政的な裏づけが必要となる。しかし実際、地域の仕事が多いにもかかわらず、税の多くが国に集まっている現状がある。そこで国庫補助金を廃止・縮小し、税源の一部を国から地方に移し、地歩交付税制度を縮小するといった改革が進められようとしている。この改革を何と言うか。 三位一体の改革
6.地域の特色をいかして経済を活性化させようとするために、法律や規制が緩和された地域を何と言うか。特区

地方自治のしくみ [ 中学の公民 ]
1.地方議会議員の被選挙権は何歳か。 25歳以上
2.地方議会議員の任期は何年か。  4年
3.地方議会が制定し、法律の範囲内で、ある地方公共団体にだけ適用されるきまりを何と言うか。
条令
4.市町村長や都道府県知事のことをまとめて何と言うか。 首長
5.市町村長の被選挙権は何歳か。  25歳以上
6.都道府県知事の被選挙権は何歳か。 30歳以上
7.市町村長や都道府県知事の任期は何年か。 4年
8.地方議会で、市町村長や都道府県知事の不信任案が可決されたときはどうなるか。
  10日以内に議会を解散しない限り、その職を失う
9.教育委員会や選挙管理委員会、人事委員会、公安委員会などをまとめて何と言うか。行政委員会

地方公共団体の財政と住民参加 [ 中学の公民 ]
1.地方税収入の不均衡を是正するために、国から地方に交付されるお金を何と言うか。
地方交付税交付金
2.公共事業や社会保障関係の仕事など、決まった用途のために国から地方に渡されるお金を何と言うか。国庫支出金
3.地方公共団体が1年をこえて借り入れるお金を何と言うか。地方債
4.地域住民が条例の制定・改廃、監査、議会の解散、首長や議員の解職などを直接請求する権利を何と言うか。直接請求権
5.条例の制定・改廃や監査請求には有権者の何分の1以上の署名が必要か。50分の1以上
6.条例の制定・改廃は誰に請求するか。首長
7.条例の制定・改廃の請求が受け入れられたとき、首長はどうするか。
20日以内に議会を招集して採決する
8.議会の解散や首長・地方議員の解職を請求するには、有権者の何分の1の署名が必要か。
3分の1以上
9.8の請求はどこに請求するか。選挙管理委員会
10.首長や地方議員の解職のことを英語で何と言うか。リコール

11.行政を監視する人たちのことを何と言うか。オンブズマン

国民の意思を生かす選挙 [ 中学の公民 ]
1.財産などにかかわらず、一定の年齢に達したすべての国民に選挙権を認めることを何と言うか。
普通選挙
2.選挙の方法について定めている法律は何か。公職選挙法
3.各選挙区から1人を選ぶ制度を何と言うか。小選挙区制
4.各選挙区から2人以上を選ぶ制度を何と言うか。大選挙区制
5.政党に投票し、各政党の得票数に応じて議席を配分する制度を何と言うか。比例代表制
6.現在の衆議院の定数は何人か。480人
7.そのうち小選挙区制の定員は何人か。300人
8.小選挙区制と比例代表制とを組み合わせたこのような制度を何と言うか。
小選挙区比例代表並立制
9.比例代表制で使われている計算方式を何と言うか。ドント方式
10.小選挙区制の良い点と悪い点は何か。
良い点:政権が安定する。 悪い点:少数意見が反映しにくい
11.比例代表制の良い点と悪い点は何か。
  良い点:死票が少なく国民のさまざまな意見を反映しやすい。
  悪い点・議会に責任のある多数派ができにくい。

国民と政治をつなぐ政党 [ 中学の公民 ]
1.政治について同じような考えをもつ人が政策の実現のためにつくる団体を何と言うか。政党
2.1が選挙のときに国民に示す(約束する)ものを何と言うか。公約
3.2を更に具体的にし、政策の数値目標や期限、財源などを明らかにしたものを何と言うか。
マニフェスト
4.政権を握り、内閣に参加する政党を何と言うか。与党
5.4以外の政党を何と言うか。野党
6.多党制の場合、1党で議会の過半数を占めることができない場合がある。このときいくつかの政党が集まって内閣を組織するが、こういう内閣を何と言うか。連立内閣
7.現在の日本で最も国会議員の多い政党はどこか。民主党
8.政治には活動資金が必要だが、このお金をめぐって企業等との癒着が問題とされてきた。そこで政治家個人への資金の流れを厳しく規制する一方で、税金の一部を政治活動に充てるようにした。このお金を何と言うか。政党助成金

国会の地位と仕組み [ 中学の公民 ]
1.議会を中心に政治が行われることを何と言うか。議会制民主主義
2.国会は「国権の( 最高機関        )」と位置づけられている。
3.また国会は「唯一の( 立法機関       )」ともされている。
4.国会は2つの院から構成されているが、こういう制度を何と言うか。二院制
5.参議院の定員は何人か。242人
6.参議院議員の任期は何年か。6年
7.参議院議員の被選挙権は何歳か。30歳以上
8.国会には3つの種類があるが、毎年に必ず1回、1月中に開かれるものを何と言うか。
通常国会(常会)
9.8の会期は何日間か。150日間
10.内閣が必要と認めたとき、またはどちらかの議院の総議員の4分の1以上の要求があったときに召集されるものを何と言うか。臨時国会(臨時会)
11.衆議院解散後の、総選挙の日から30日以内に召集されるものを何と言うか。特別国会(特別会)
12.11の国会で最も大切な仕事は何か。法律を制定すること
13.衆議院の解散中に緊急の必要があるとき、内閣によって召集される会議は何か。
参議院の緊急集会
14.国会の中で、議員全員が参加する会議を何というか。本会議
15.国会の実質的な審議は少数の議員によって行われるが、この会議を何と言うか。委員会
16.内閣総理大臣の指名などで両議院が違ったことを決めたときに開かれる会議は何か。
両院協議会


国会の仕事と衆議院の優越 [ 中学の公民 ]
1.法律を制定することを何と言うか。立法
2.国民が納めた税金をどのように使うかの見積もりを何と言うか。予算
3.法律案を提出できるのは誰か。内閣および国会議員
4.重要な法律案は専門家の意見を聞くために会議が開かれるが、これを何と言うか。公聴会
5.会議を開くために必要な一定の人数を何と言うか。定足数
6.不適任と訴えられた裁判官を裁判することを何と言うか。弾劾裁判
7.国会は国政全般について調査する権限をもっているが、これを何と言うか。国政調査権
8.衆議院の優越が認められているものにはどのようなものがあるか。
  法律案の議決、予算の先議、予算の議決、条約の承認、内閣総理大臣の指名、内閣不信任決議、

内閣のしくみと議院内閣制 [ 中学の公民 ]
1.国会が決めた法律や予算に従って実際に仕事を行うことを何と言うか。行政
2.内閣総理大臣が任命し、各省庁の責任者となるのは誰か。国務大臣
3.内閣総理大臣と2の人々によって行われる会議を何と言うか。閣議
4.内閣総理大臣を任命するのは誰か。天皇
5.内閣不信任の決議ができるのは何院か。衆議院
6.内閣不信任案が可決されたとき、内閣はどうするか。10日以内に衆議院を解散するか総辞職する。
7.内閣が国会の信任に基づいて成立し、国会に連帯して責任を持つ制度を何と言うか。議院内閣制
8.アメリカのように議会と行政を担当する大統領が独立している制度を何と言うか。大統領制

内閣の仕事と公務員 [ 中学の公民 ]
1.予算案をつくるのは国会の仕事か、内閣の仕事か。内閣
2.外国と条約を結ぶのは国会の仕事か、内閣の仕事か。内閣
3.外国との条約を批准するのは国会の仕事か、内閣の仕事か。国会
4.天皇の国事行為の助言と承認を与えるのは国会の仕事か、内閣の仕事か。内閣
5.最高裁判所長官の指名を行うのは国会の仕事か、内閣の仕事か。内閣
6.内閣総理大臣の指名を行うのは国会の仕事か、内閣の仕事か。国会
7.国や地方公共団体の職員を何と言うか。公務員
8.7は「( 全体     )の奉仕者」と定められている。

法を守る裁判所 [ 中学の公民 ]
1.裁判所が裁判をする権限を何と言うか。司法権
2.裁判所には5つの種類があるが、それは何か。
  最高裁判所、高等裁判所、地方裁判所、家庭裁判所、簡易裁判所
3.裁判所は公正な裁判を行うためにいかなる権力からも干渉を受けないことになっている。これを何と言うか。司法権の独立
4.裁判所は法律や命令などが憲法に違反していないか判断する権限をもっている。このことを何と言うか。違憲審査権
5.特に最高裁判所は4について最終的な決定権をもっているのでで「憲法の( 番人  )」と言われる。
6.最高裁判所の裁判官は国民が直接投票で審査する。このことを何と言うか。国民審査

裁判のしくみと人権 [ 中学の公民 ]
1.お金の貸し借りや、相続に関する争いなどを扱う裁判を何と言うか。民事裁判
2.この裁判で訴えた人を何と言うか。原告
3.この裁判で訴えられた人を何と言うか。被告
4.1の裁判の場合、当事者間で話し合って解決すれば裁判は終わる。これを何と言うか。和解
5.当事者と調停委員が話し合って解決することを何と言うか。調停
6.犯罪を裁く裁判を何と言うか。刑事裁判
7.この裁判では、被害者に代わり誰が訴えるか。検察官

8.訴えられた人を何と言うか。被告人
9.7が訴えを起こすことを何と言うか。起訴
10.裁判は1つの事件について3回まで求めることができる。このことを何と言うか。三審制
11.第一審に不服なときは、上級の裁判所に訴えることができるが、これを何と言う。控訴
12.第二審に不服なときは更に上級の裁判所に訴えることができる。これを何と言うか。上告
13.20歳未満の少年の犯罪について定められた法律は何か。少年法
14.少年犯罪について最初に審理するのは何と言う裁判所か。家庭裁判所
15.犯罪にどのような刑罰を科すか、また刑罰を科すまでの手続きをあらかじめ法律で定めておくことを何と言うか。罪刑法定主義
16.うその証言や間違った証拠に基づいて有罪が確定した場合、裁判のやり直しを求めることができる。このことを何と言うか。再審
17.訴えられた人に代わって、公平な裁判が受けられるように弁護する法律の専門家を何と言うか。
弁護士
18.重大な刑事事件について国民の中から選らばれた人が裁判官と一緒になって審理する制度を何と言うか。裁判員制度

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「コールドケース」を見た

2011-10-09 01:13:25 | Weblog
★ KBS京都で放映している「コールドケース」を久々に見た。

★ 未解決の殺人事件を取り上げたアメリカの刑事ドラマで、回想シーンと当時の関係者の証言を通して事件を解決していく。

★ 「数十年たって解決できるなら、もっと早く解決できるのでは」とも思うのだが、時の経過が証言者の心を緩めるのであろう。(制作者に好意的に解釈すれば)

★ とにかく作品として面白いから良い。これだけ回想シーンを差し込んで現代と過去を行ったり来たりするのだから、頭の中がぐちゃぐちゃになりそうだが、そうならないのは脚本がしっかりしているからだろう。

★ 1話完結なので、断片的に見ても楽しめるが、続けて見てみたい気もする。

★ 日本のドラマは駄作が増えた。絵コンテの手間をケチっているわけではないだろうが、マンガ原作が多くなったように思う。

★ 特に刑事モノは「7人の刑事」に始まって、「太陽にほえろ」「特捜最前線」などかつては名作が多かったのに、最近はばったりダメだ。

★ 安上がりの韓流ドラマばかりが栄えて、日本のドラマはすたれてしまうのか。
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泣けるCM

2011-10-08 14:57:47 | Weblog
★ テレビ朝日の番組で世界のCMを紹介していた。

★ 取り上げられるだけあって、どれも力作ぞろい。

★ コカ・コーラのCM、「戦車が1台つくられる間に・・・」と子どもたちが歌うもの。いい歌だねぇ。

★ 泣けたのがシンガポールのCM。家族をテーマとしたもので、映画のシーンのようだった。「親から子へ、子から孫へ」のメッセージ。胸がジーンと熱くなった。

★ 笑いあり、涙あり。短い時間にメッセージが凝縮している。CMってすごいなぁ。
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お布施の「定価」論争

2011-10-06 12:30:41 | Weblog
★ 朝日新聞「争論」のコーナー「お布施の定価表示」を興味深く拝読した。

★ お布施に定価があること自体変な話だが、実際に支払う段となると「相場」というものが気になるのも事実だ。

★ 私などは信仰が厚くないので、お盆の時などお経を10分程度詠んでもらって、お布施を1万円払うのさえ、もったいなく思うのだが、お坊さんも霞を食っては生きられないだろうと、しぶしぶ支払っている。

★ 母が亡くなった時は、戒名代や読経代など「いくらですか」と直接聞いた。最初は「お気持ちで」と口を濁していたが、しつこく聞くと「だいたいこのくらいで」と教えてくれた。

★ お布施は寺と檀家の関係で決まるという。

★ 人の動きが激しくなり、寺と人々との関係も葬式程度のつきあいになってきた。檀家が減り、特別な観光資源でもなければ、お寺経営が苦しいのは理解できる。しかし、そもそも宗教は金もうけの手段ではない。「宗教ビジネス」などと豪語している僧侶は堕落の最たるものだ。仏教的に言えば畜生道にでも堕ちるのだろう。

★ お布施に定価を決めるというのも違和感を感じるが、価格競争になったら寺が淘汰されるから困るという意見にも納得できない。

★ 淘汰されるような寺は淘汰されれば良いだろうし、食えなくなった僧侶は職を変えれば良い。そもそも仏教の根本は清貧ではないか。

★ 派手に着飾ったり、権力に擦り寄ったり、酒場を闊歩するような僧やそれを許している教団は、遠からずすたれていくであろう。

★ 「定価論争」以前に、宗教人は宗教のありかたを考えて欲しいものだ。
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「ウォール街デモ」の波

2011-10-05 19:13:57 | Weblog
★ ウォール街でデモが拡大しているという。

★ アメリカではいっこうに景気が回復せず、失業率が高止まりしている。そうした背景もあるのだろうか。今のところ過激な動きはないようだが、今後の成り行きが懸念される。

★ そしてこの波はウォール街にとどまらず、東京など先進諸国にも波及しそうだ。

★ お祭り騒ぎに終わればよいのだが、一つ間違えば騒乱に発展しかねない。かつての米騒動も社会不安を背景に暴徒化し、各地に飛び火した。

★ 「東京を占拠せよ」「東電を占拠せよ」というスローガンはなかなか過激だ。

★ 「アラブの春」と呼ばれる民主化運動が形を変え先進国に起ころうとしているのか。資本主義体制がほころび初め、まさかとは思うが、革命期を迎えようとしているのだろうか。

★ 新しい時代のイデオローグは誰か。革命は何を目指すのか。そして「権力」はかつてのように力で抑えこもうとするのだろうか。

★ 今さら安政の大獄はできまい。力で抑え込もうとした「権力」はやがて必ず破綻する。ただ歴史の通過点で、革命と反革命の衝突は避けられないのか。社会は弁証法的に発展し、しかるべきところで止揚するのか。

★ ちょっと先走りして、そんなことを考えた。
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ユーロ危機から目が離せない。

2011-10-05 10:50:34 | Weblog
★ 格付け会社が何様かは知らないが、ムーディーズはイタリア国債の格付けを3段階降下させた。

★ ギリシャの財政危機がいよいよ近隣諸国に飛び火しそうな勢いだ。

★ バルカン半島やイタリア、スペインと聞くとかつての暗い時代を思い起こす。

★ 世界恐慌が1929年に起こって、第二次世界大戦が勃発したのが1939年。

★ さすがに先の大戦に懲りて、世界各国は表向き協調して手を打とうとしている。また、リーマンショックが世界恐慌ほどのインパクトがあるとは思えない。しかし、ボディブローのようにきいてくるのが心配だ。

★ 経済が混乱すれば社会も混乱する。失業者が増えれば社会不安が募る。インフレが起これば背に腹は代えられず、強硬な政治勢力が台頭しかねない。

★ 衣食足りて何とやら。人は飢えれば野獣と化す。貧困は争乱の元凶だ。

★ ユーロ危機から目が離せない。
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「いけちゃん」と「風助さん」

2011-10-04 19:12:07 | Weblog
★ 子どもたちが読書感想文に選んだ本の中で、読んでみたいと思った本。

★ 1冊目は「いけちゃんとぼく」。西原理恵子さんの作品だ。子どもたちはいい本を選んでくれる。子どもは子どもなりに、大人は大人なりに楽しめる本のようだ。

★ おばけのような正体不明の「いけちゃん」は、いつも「ぼく」に寄り添い見守ってくれている。いけちゃんの正体は何か。

★ 年をとるほどに味わい深そうな本だ。

★ 2冊目は「ヤマトシジミの食卓」。小学3年生のかんこが「ヤマトシジミの食卓」という平たい石の上で風助さんと言うおじいさんと出会う。

★ 風助さんはかんこに「神話」という昔話を語る。かんこの立場で風助さんのことを考えるもよし、風助さんの立場でかんこのことを考えるのもよし。とてもほんわかした作品のようだ。

★ 子どもたちは本当にいい本を選ぶなぁ。

★ いけちゃんと風助さんの共通点。子どもは成長する過程でジャンプ台になってくれる人と出会っているようだ。

★ このような人たちを通して、人間は自分自身を客観視できるようになるのかも知れない。
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