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遅ればせながら、インフルエンザの予防接種を受けてきました。
オットは一足先に済ませていたので、娘と二人で近くの小児科へ出かけました。
込み合う小児科の待合室、
赤ちゃんや幼児の可愛いことこの上なく、
ちょうど隣にいた首が座ったばかりの赤ちゃんに澄み切った眼で見つめられて、
見つめ返していたら、突然泣かれてしまいました。
ごめん、ごめん。
しばらくして、診察室に呼ばれ二人して入室。いざ注射の段になって…。
先生が「はい、右腕を出して」と娘に言ったところ、
「右はダメです」ときっぱり。
先生も看護師さんも私も、????
「右腕にはアンパンマンが…」
アンパンマン????
さらに謎は深まる???
どうやら右腕にアンパンマンが描かれているらしかった。
先生はそれを察して、大丈夫、大丈夫とばかり
娘の右腕をぐいと持って、注射針を刺した。
その早業は驚くばかり!
それがちっとも痛くなかった…。
その後、私も注射してもらったが、本当にこの先生の注射は痛くなかった。
聞けば、娘は授業中に隣の女の子から右腕にアンパンマンを描かれたらしい。
それをなんとも嬉しそうに話してくれるのだ。
そりゃあ、良かったねぇ…。
なにしろ寝る前に「今日で楽しかったことはなに?」と聞くと、
「小学校へ行って遊んだこと」と答える。
いやはや小学六年生の娘、残り少ない小学生活が楽しそうで良かった、良かった。