先日、地元の図書館で、平安寿子さんの講演会があって、本友だちと二人で出かけてきました。
2010年国民読書年の記念講演会、タイトルは『物語の力、生きる力~”物語”とともに人生を歩む~』。なんとも魅力的なタイトルではありませんか!
平さんの著書は何冊か読んだことがあります。
そして去年の夏だったか、図書館でタイトル借りした『幸せになっちゃ、おしまい』にとても感銘を受け、その本をきっかけにまた新たな分野の本も読むようになり…。
そう、すっかり彼女のファンになっていたのです。
そんなところへ、講演会の知らせ!
これはもう本の神様(年に何度かあらわれます)のお計らいとしか思えませんとも!
そう、だんだんボルテージがあがってきました。
そして、講演会当日、鮮やかなオレンジ色のニットがとてもお似合いの平安寿子さん、登場です。
平さん、作家デビューは46歳で、それまではフリーライターとして働いていたそうです。
仕事が無くて時間があるときには、当時住んでいらっしゃった横浜の自宅近くの図書館にせっせと通われており、
その図書館でふと手に取ったアン・タイラーの小説が彼女の今後の運命をガラリと変えたのだそうです。
アン・タイラーの小説を読みながら「これ、好きだ~なんでかわからないけど、好き~」とそして「アン・タイラーのように書きたい~」と心底思われ、そしてみごとに作家デビュー!
「今でもアン・タイラーさんは心の師匠、人生のマスターです。出会えて本当に良かった」としみじみ言われてました。
人には合う文章、合わない文章がある、合う文章は心にすっと入る…とも言われてましたねぇ。これはほんとうにそう。
合う文章は読んでいてほんと気持ちがいいくらい、すっと入ってきます。そして影響力も大きい!平さんの文章も私には合う文章だなぁ~と思うことしきり、でした。
そうそう、波長が合うと、その波がぐわっと大きくなる…そんな表現をされてました。
波がぐわっと大きくなる感じ、よくわかりますとも!
平さんは「50歳を過ぎて面白いことにたくさん出会った」と言われていました。
そして「年をとるのは大変だけれども、面白い」とも。
講演会の最初の方で言われていた「現実を生きるのは楽じゃないけど、そんなときには小説が助けになる。」という言葉が改めて、私の心に響きました。
本を読むことは自分とはまた違う人生を体験することであり、そこから想像するいろんなことが、心を豊かにしてくれる。
だからもっともっと本の世界に多くの人に触れてほしいと切に思います。
本はどんなにすてきなものでも、手に取ってもらって読んでもらわなければ…。
国民読書年の記念講演会に、まさしくぴったりの講演内容でした。
おまけ
アン・タイラーさんが平さんの人生の師匠、心のマスターなら、私の人生の師匠はだれ?
講演会中にひらめきました。私はエッセイストの平松洋子さんだなと。
彼女の文章を読むと、ほんともう合うなんてもんじゃないくらい、彼女の文章にほれ込んでいるからです。
「あ~私も平松洋子さんのように書きたい~」平松さんを心の師匠と慕いつつし、いつかお会いできたら嬉しいなぁ~と思っています。
今日も書きすぎてしまいました。
どんどんあがるボルテージさげられません。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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2010年国民読書年の記念講演会、タイトルは『物語の力、生きる力~”物語”とともに人生を歩む~』。なんとも魅力的なタイトルではありませんか!
平さんの著書は何冊か読んだことがあります。
そして去年の夏だったか、図書館でタイトル借りした『幸せになっちゃ、おしまい』にとても感銘を受け、その本をきっかけにまた新たな分野の本も読むようになり…。
そう、すっかり彼女のファンになっていたのです。
そんなところへ、講演会の知らせ!
これはもう本の神様(年に何度かあらわれます)のお計らいとしか思えませんとも!
そう、だんだんボルテージがあがってきました。
そして、講演会当日、鮮やかなオレンジ色のニットがとてもお似合いの平安寿子さん、登場です。
平さん、作家デビューは46歳で、それまではフリーライターとして働いていたそうです。
仕事が無くて時間があるときには、当時住んでいらっしゃった横浜の自宅近くの図書館にせっせと通われており、
その図書館でふと手に取ったアン・タイラーの小説が彼女の今後の運命をガラリと変えたのだそうです。
アン・タイラーの小説を読みながら「これ、好きだ~なんでかわからないけど、好き~」とそして「アン・タイラーのように書きたい~」と心底思われ、そしてみごとに作家デビュー!
「今でもアン・タイラーさんは心の師匠、人生のマスターです。出会えて本当に良かった」としみじみ言われてました。
人には合う文章、合わない文章がある、合う文章は心にすっと入る…とも言われてましたねぇ。これはほんとうにそう。
合う文章は読んでいてほんと気持ちがいいくらい、すっと入ってきます。そして影響力も大きい!平さんの文章も私には合う文章だなぁ~と思うことしきり、でした。
そうそう、波長が合うと、その波がぐわっと大きくなる…そんな表現をされてました。
波がぐわっと大きくなる感じ、よくわかりますとも!
平さんは「50歳を過ぎて面白いことにたくさん出会った」と言われていました。
そして「年をとるのは大変だけれども、面白い」とも。
講演会の最初の方で言われていた「現実を生きるのは楽じゃないけど、そんなときには小説が助けになる。」という言葉が改めて、私の心に響きました。
本を読むことは自分とはまた違う人生を体験することであり、そこから想像するいろんなことが、心を豊かにしてくれる。
だからもっともっと本の世界に多くの人に触れてほしいと切に思います。
本はどんなにすてきなものでも、手に取ってもらって読んでもらわなければ…。
国民読書年の記念講演会に、まさしくぴったりの講演内容でした。
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アン・タイラーさんが平さんの人生の師匠、心のマスターなら、私の人生の師匠はだれ?
講演会中にひらめきました。私はエッセイストの平松洋子さんだなと。
彼女の文章を読むと、ほんともう合うなんてもんじゃないくらい、彼女の文章にほれ込んでいるからです。
「あ~私も平松洋子さんのように書きたい~」平松さんを心の師匠と慕いつつし、いつかお会いできたら嬉しいなぁ~と思っています。
今日も書きすぎてしまいました。
どんどんあがるボルテージさげられません。
最後まで読んでくださってありがとうございました。

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