1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 檀家高校生が「僕の友人は空手の有段者。この友人に喧嘩を売ってくる不良はいない。返り討ちにあうからね。日本は何故、抑止力を」と。

2022-08-14 19:31:49 | 法話
お盆参りに伺った家の高校生に拙僧「憲法9条、専守防衛だが、君の理解は」と聞くと「僕の感覚だよ。『俺は強いから、戦争は仕掛けない。俺は強いから、戦争を仕掛けてくるな。仕掛けてきたら応戦するぞ』かな。弱い国から強い国に戦争は仕掛けないでしょ。これは日本が世界1強い国である事が前提条件の憲法」と。

【追伸】
この高校生が「残念ながら日本は強い国(軍事)じゃないから、この憲法は意味がないと思う。強い国になれば、戦争はしなくて済むと思うよ」と。「ほう、その訳は」「僕の友人は空手の有段者。こいつに喧嘩を売ってくる不良は、誰1人もいない。が、こいつ、優しいよ。人と人であれ、国と国であれ、この理は、同じでしょ」と。「そうだね。『俺達は戦争をしたくないから憲法(憲法9条、専守防衛)まで作って大人しくしてるんだ。だから仕掛けてくるな』と如何に主張しても、仕掛けてくるよね、弱い国(日本は無抵抗)なんだから。現に、仕掛けてこられてるし。君の言う通り、日本が力を付ければ、仕掛けてくる国は、恐らくなくなる。憲法改正こそが、戦争回避の最も良い手段だと、拙僧も思う」と。この様な話を昨今、頻繁に若者達が拙僧に。