1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 安倍元総理の他界直後、259ヵ国、1700以上の弔意が。国として弔問場所を設けるは、礼儀として当然、当たり前でしょ。

2022-08-25 15:59:23 | 法話
葬式会葬者の数を見れば、社会にどれ程に貢献された方(故人)かが、一発でわかる。家族が望もうと、望むまいと、故人より恩を受けた人達は、必ず足を運んで来られる。一般では『葬式反対』の意を唱える人達は少ないが、故人の葬式をするが嫌なら、参列しなきゃいいだけ。会場での不満顔は、会葬者に対し失礼千万。

【追伸】
900回以上も葬儀をしてくると、その形は様々にて。が、共通して言える事は、反対者や否定者は、声がでかい。正論を言う人は、落ち着いて、物静かに、声を発するが、無理を通そうとする人達は、大声張り上げんと無理が通らんから、喧しい。嫌なら参列しなきゃいいだけなのに。静かに恩を返そうとされてる方々の邪魔にて。この度の安倍元総理の国葬、外国からわざわざ参列されている人達に対し、ほんと失礼。人格者(成人)の行動とは到底思えん。子供達が大人の行動を見とりまっせ。反対者の中には神格化を持ち出して騒いでる人がいるが、そう簡単に神格化など出来ないよ。何でもかんでも阻止する為の理由付だね。




【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に。2401話目】 知人社長が、後継者の息子に「社長が社員を選んでおると思うなよ。社長も社員から選ばれる立場であるを忘れるな」と。

2022-08-25 11:56:30 | 法話
40年前大学を卒業、副住職としてお寺の業務に着いた頃、檀家爺様から「何千坪の土地に何百坪の家屋。裸一貫から作り上げようとしたら並大抵では。少しは辛抱せにゃ。息子夫婦はそれがわかっとらん。若(拙僧)、お前もじゃ。親の功績の上に胡座をかいとったら、その内、檀家から愛想尽かされて1人になるぞ」と。

【追伸】
この爺様(お百姓)には事ある毎に「神輿は担いでくれる人がおるから、その上に乗る事が出来るんじゃ。担がれる人間が軽かったら、担ぎ手も担ぎ甲斐がないぞ。先代の様に、担ぎ甲斐のある住職になれ。神輿は『腰の痛さに、肩の痛さ』と言って、乗る者も担ぐ者も、それなりに辛抱がいるもんじゃ。お互いの痛みを知らにゃ、神輿は思う様には動かん」と。