1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 この度の短文法話は、読者の方から伺った、安倍元総理の話を少々。やっぱ、名を残される人は、器がでかいというか、優しいというか。

2022-08-11 15:07:50 | 法話
法話の読者が「近くに来たので」と、初めてわが寺へ。その人が「住職、これ」とスマホの写真を。そこには安倍元総理の写真が。尋ねると「昨年、友人が下関で偶然に。友人に『お前、元極道(今は堅気で会社経営)だろ。その事を安倍さんには』と聞くと『話したよ。それでも快く一緒に』と。懐の深い人なんだな」と。

【追伸】
この読者に拙僧「昨今は、切り取られて、有る事無い事、因縁付けられ、その経緯を知らん人達から、袋叩きに合う時代なのに。安倍元総理と君の友人の写真だが、2人共が満面の笑顔だもんな。付けようと思ったら好き放題、因縁付けられるよね。こんな写真、全国にどれだけあるのやら」「住職のお寺には、任侠界の方は」「檀家に何人かいるよ。いや、いた、と言った方が正解かな。みんな他界し、わが寺の納骨堂で、スヤスヤ寝てる。拙僧と撮った写真は何枚もあるよ。一緒にご飯食べてる写真も。『お寺の住職が極道と食事会』なんて、見出しを付けられ、写真を世に出されたら、その理由を知らない暇人達の格好の餌食に。ほんと、名の知れた人達は『勝手に言うとれ』と、無視する以外はないよね。人の噂は75日、暇人達がその話題に飽きるのを、待つしかないかな」と。