イエス・キリストはこの世に蔓延する物質主義のわなを避けるために、「天に宝を蓄えなさい」と教えられました(マタイ6:19~21)。引き続きイエス・キリストは物質主義のわなに注意を向け、次のように教えられました。
「体のともしびは目です。それで、もし目が純一であれば、あなたの体全体は明るいでしょう。しかし、目がよこしまであれば、あなたの体全体は暗いでしょう。あなたの内にある光が実際のところ闇であれば、その闇はどんなにかひどいことでしょう」(マタイ6:22,23)。
皆様方もご承知の通りに、正常に働く目は、体にとって暗い場所にあるともしびのようです。しかし、物事を正しく見るためには目が純一でなければなりません。つまり、目の焦点が一つのものにぴったり合っていなければならないのです。目の焦点が見る対象に合っていないと、物事の評価を誤り、神エホバへの奉仕よりも、物質の追及を優先、つまり物質第一・金銭第一主義のわなに陥ります。その結果体全体が暗くなるのです。そのことは、神の王国と神の義をいつも第一に求めるように、という第一の優先順序を見失う結果を招き、神の王国を受け継ぐことができなくなります(ガラテア5:21)。神エホバの教えに焦点を合わす、目の純一な方々は幸いです。
洋風の 家ひき立てし ハナミズキ 今日の一句
卓上に活けた「アイリス」