イエス・キリストは、他の人に対して非常に批判的で、少しの欠点を大げさに取り上げ、また非難する人は、「偽善者よ!」と呼ばれる重大な問題となることを目の中の垂木とわらの例えを使って話されました(マタイ7:1~5)。これはイエスの弟子たち・真のクリスチャンたちは、他の人に謙遜に識別力を働かせる必要があることを教えてくださっています。次いで「豚に真珠」という言葉で知られる、次の事柄を教えられました。
「神聖なものを犬に与えてはなりません。あなた方の真珠を豚の前に投げてもなりません。彼らがそれ(真珠、つまり神聖なもの)を足で踏みつけ、向き直ってあなた方をかき裂くことのないためです」(マタイ7:6)。
イエス・キリストは、他の人に対して識別力を働かさなければならない、ことを上の聖句の通りに教えられました。神エホバの言葉の真理は神聖なものです。神聖なものは比喩的に真珠ようです。しかし、誰でもご承知の通り、犬や豚のようにそうした貴重な真理の神聖なものに何の認識も示さない人がいるなら、イエスの真の弟子、クリスチャンたちは、犬や豚のような人々をそのままにしておき、もっと貴重な真理をよく聞く人たちを探さなければなりません。現在239の国や地域で「神の王国の良いたより」を宣明し、み言葉・聖書の真理を多くの人々と共有する努力を計っています(マタイ24:14.ルカ4:43;8:1.使徒28:23)。しかし残念なことですが、多くの人々は、ご自身が犬や豚のような人とは考えませんので、重な真理、つまり神聖なものに何の認識も示さないのです。私たちは神エホバの与えてくださる貴重な真理の神聖なものを常に学び、守り行いたいと思います。
ハラハラと 山吹の散る 朝の庭 今日の一句
ご近所の庭に咲いている「エビネ(海老根)」