詩編59編には、サウル王がダビデを殺そうとして家を見張っている時に、ダビデが神エホバに救出と保護を願って祈った言葉が記されていました。ダビデは、神エホバを「わたしの力」と呼び、そのエホバ神が、苦難の日に逃げて行くための堅固な高台になってくださったことを記していました。加えて、エホバ神の「愛ある親切」を告げ、「愛ある親切を示される神(エホバ)」と断言し、信仰に堅く立っていることを示しました(詩編59:16,17)。今日紹介する詩編60編には、ダビデが敗北し嘆き悲しみ、神エホバに助けを求めて祈り、「神(エホバ)ご自身がわたしたちの敵対者を踏み砕かれる」と述べました(詩編60:11,12)。引き続きダビデの信仰から学ぶことが出来ます。
詩編60編には次のように記されています。
”諭しのゆり”の指揮者へ。ミクタム。ダビデによる。
教えのために。彼がアラム・ナハライムおよびアラム・
ツォバと闘い、ヨアブが帰って来て、”塩の谷”でエドムを
一万二千人も打ち倒したときに。
「神(エホバ)よ、あなたはわたしたちを捨て去り、
わたしたちを打ち破り、
いきりたたれました。あなたはわたしたちを
元通りにしてくださらなければなりません。
2 あなたは地を激動させ、引き裂かれました。
その破れをいやしてください。
それはよろめいたからです。
3 あなたはご自分の民に辛苦を見させました。
あなたはふらつかせるぶどう酒を
わたしたちに飲ませました。
4 あなたはあなたを恐れる者たちに
旗じるしを与えられました。
弓のゆえにジグザグに逃げるようにと。
5 あなたの愛する者たちが救い出されるために、
どうかあなたの右手で救いを施し、
わたしたちに答えてください。
6 神ご自身がその神聖さのうちに話されました、
「わたしは歓喜し、わたしはシェケムを
受け分として分け与えよう。
わたしはスコトの低地平原を
測り分ける。
7 ギレアデはわたしのもの。マナセもわたしのもの。
エフライムはわたしの頭である者の要塞。
ユダはわたしの指令者の杖。
8 モアブはわたしの洗い盤。
エドムの上にわたしはサンダルを
投げ出す。
フィリステアにわたしは勝どきを上げる。
9 だれがわたしを攻め囲まれた都市へ
連れて行ってくれるでしょうか。
だれがわたしをエドムにまで確実に
導いてくれるでしょうか。
10 神(エホバ)よ、それは、わたしたちを捨て去って、
わたしたちの軍勢と共に
神として出て行かれない、
あなたではありませんか。
11 どうか苦難から助けをわたしたちに
与えてください。
地の人の救いは無価値なものだからです。
12 神(エホバ)によってわたしたちは活力を得、
神ご自身がわたしたちの敵対者を
踏み砕かれるのです」(詩編60:1~12)。
上の聖句に示されている通り、ダビデは極めて率直な言葉でエホバ神に助けを祈り求めています。心の中をさらけ出してエホバに嘆願しています。エホバ神はそのような祈りの言葉を聞かれます。ダビデは、力の神エホバ以外に「攻め囲まれた都市」・エドムに導いてくれるものはいない、と、エホバに確信を言い表しています。神エホバ以外に助け手はいないことを認識して、ダビデは、いつも神エホバに依り頼んでいます(箴言3:5,6)。 ダビデは「地の人の救いは無価値なもの」と述べ、人にではなく、エホバに依り頼んだのです(詩編60:11)。ですから、ダビデは、神エホバによって活力を得、「神(エホバ)ご自身がわたしたちの敵対者を踏み砕かれるのです」と述べることが出来ました(詩編60:12)。いかなる試練に直面しても、神エホバに依り頼む人の歩む道は、エホバ神ご自身が平らにしてくださるのです(箴言3:5,6)。あなたもそのような方のお一人であれば幸いです。
見上げ見る 皇帝ダリア ほほ笑みて 今日の一句
王国会館の庭に咲いている「皇帝ダリア」