神エホバは、ご自分の民に適する者の滅びを予告されました(イザヤ30:27,28)。イザヤは再び音信の調子を変え、いつの日か故国に帰還する神エホバに忠実な民の幸福な状態を次のように描写しました。
「あなたたちの歌は、祭りの準備をする夜に歌われる歌のようになる。あなたたちは心から喜ぶ。エホバの山に、イスラエルの岩のような方(エホバ)のもとに行くために。笛を持って歩く人のように」(イザヤ30:29)。
上の聖句を読むと、神エホバに忠実な民の喜びの歌が聞こえるようです。今日の真のクリスチャンたちも、このサタンの支配する世の裁きや、「岩のような」確固とした神エホバが差し伸べてくださる保護や、前途にある神の王国の祝福について熟考し、思いを巡らす時、同様に「心から喜ぶ」ことができるでしょう(詩編95:1)。
イザヤは上の聖句のような喜びを表現した後、神エホバの裁き、というテーマに戻り、神エホバの憤りの対象が誰であるかを次のように明らかにしました。
「エホバは威厳ある声を響かせ。振り下ろす腕を見せる。その腕は燃える怒りのうちに、焼き尽くす炎と、豪雨と、雷雨と、ひょうと共に振り下ろされる。エホバの声によってアッシリアは恐怖に襲われる。神(エホバ)はつえでアッシリアを打つ」(イザヤ30:30,31)。
イザヤは、目の当たりに見るかのような描写により、エホバの民に敵するアッシリアに対する神エホバの裁きが現実のものであることを強調しました。アッシリアは事実上、神エホバの裁きの腕が「アッシリアを打つ」のを見て「アッシリアは恐怖に襲われる」のです。神エホバは、ご自分の民を必ず保護されるのです。
高速道 テッポウユリの 咲く斜面 今日の一句
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