今日からはイザヤ書の31章を紹介致します。
神エホバの民エルサレムの住民は恐れおののいています。それも当然です。当時最強の帝国アッシリアが、「ユダの防備された町々全てを攻めに来て、占領した」のです(列王第二18:13,17)。今やアッシリアの軍勢によって、エルサレムの住民は恐れおののく状況に置かれているのです。ヒゼキア王とエルサレムの住民はどうするのでしょうか。
ヒゼキア王は、自国の他の諸都市がすでに陥落しているので、エルサレムもアッシリアの強力な軍隊には立ち打ちできないことを知っています。その上、アッシリア人は残虐さと暴虐の点で他に例のない悪評を得ています。アッシリアの軍隊はあまりにも恐ろしいので、戦いもせずに逃げ出す敵軍さえあるほどです。エルサレムの抜き差しならない状況を考えると、住民は助けを求めてどこに頼ればよいでしょうか。アッシリア軍の手から逃れる道はあるでしょうか。そもそも、どうして神エホバの民はそのような恐れおののく事態に陥ったのでしょうか。こうした質問に答えるには、時代をさかのぼり、。
神エホバの民は、苦難に直面し、神エホバに頼るのではなく、馬や戦車に信頼を置くため、神エホバはイザヤを通し、警告をされます(イザヤ31:1)。
次回は神エホバの民の背教についてお伝え致します。
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