詩編66編の前半には、「あなた方は来て、神(エホバ)の働きを見よ」と記されていました(詩編66:5)。確かに偉大な創造者エホバ神の創造のみ業と救いの業を調べれば、その満ち溢れる力に畏怖の念を抱き、エホバのみ名に栄光と賛美を帰すことができるようになります。あなたも、そのような方々のお一人であれば幸いです。今日紹介する詩編66編の後半には、「すべて神(エホバ)を恐れる者は来て、聴け」と呼びかけられています。確かに、エホバ神がどのように救いの業を行なったかを聴く必要があるのです。さらに、エホバ神の愛ある親切は、祈りの声を聞いてくださったことが記されています(詩編66:19,20)。私たちはいつでも「祈りを聞かれる方」エホバ神に祈りを捧げて依り頼むことができるのです(詩編65:2.箴言3:5,6)。
詩編66編11~20節には次のように記されています。あなたはみ言葉からどのような宝を見いだすことができるでしょうか。
「11 あなたはわたしたちを狩猟の網の中に引き入れ、
わたしたちの腰に圧迫を加えられました。
12 あなたは死すべき人間にわたしたちの
頭の上を乗りこえさせました。
わたしたちは火の中を通り、
水の中を通って来ました。
あなたはわたしたちを安らぎへ
連れ出されました。
13 わたしは全焼燔の捧げ物を携えて
あなたの家に入り、
わたしの誓約をあなたに果たします。
14 わたしの唇が言い表した誓約、
わたしが逆境に陥っていたときに、
わたしの口が語ったその誓約を。
15 わたしは肥えた家畜の全焼燔の捧げ物を、
雄羊の犠牲の煙と共に
あなたにささげます。
わたしは雄牛を雄やぎと共に供えます。
16 すべて神(エホバ)を恐れる者は来て、聴け。
わたしは神がわたしの魂(命)のために
してくださったことを話そう。
17 わたしは自分の口で神に呼びかけた。
わたしの舌でほめたたえることがあった。
18 もしわたしが心の中で有害なことを
考えたのなら、
エホバはわたしの言うことを
聞かれないであろう。
19 神(エホバ)は確かに聞いてくださった。
わたしの祈りの声に注意を払ってくださった。
20 神(エホバ)がほめたたえられるように。
神はわたしの祈りを退けず、
また、その愛ある親切をわたしから
退けられなかった」(詩編66:11~20)。
上の聖句に示されている通り、詩編作者は「心の中で有害なことを考えるなら、エホバはわたしの言うことを聞かれないであろう」と述べ、神エホバへの誓約を守り、忠節に歩んだことを記しています(詩編66:14,18)。エホバ神は忠節な者に、ご自身の忠節な行動をもって救いを施されるのです(サムエル第二22:26)。ですから、神エホバは祈りの声に注意を払い「確かに聞いてくださった」と言い表すことが出来たのです(詩編66:19)。神エホバはご自分に忠節な者に愛ある親切の救いを施されるのです(詩編66:20)。ですから、神エホバに栄光と賛美を帰すのは正しいことなのです(啓示4:11)。私たちは「祈りを聞かれる方」エホバ神に祈りを捧げるべきなのです(詩編65:2)。あなたも、日々そのようにされている方のお一人であれば幸いです。
早生ミカン 山と積まれし 道の駅 今日の一句
庭に咲いている「菊」