結婚して1年目位の上福岡に住んでいた時代の嫌な思い出に会社からの帰路で
スリ被害に遭いました。最近はスリの被害の話しは聞かなくなりました、
振り込め詐欺が頻発しているようです。
当時の通勤は、上福岡から東武東上線で池袋に出て、池袋から地下鉄丸之内で
銀座4丁目まで出て、そこから江東区の豊洲まではバスで通勤していました。
給料日の日のこと、当時はまだ給料は、銀行振り込みではなく、給料袋に現金で
支給される時代でした。いつもの通り鞄に給料を入れ、豊洲から銀座4丁目に出る
バスに乗りました。バスは満員で、いつになく体を押され、腕と背中に痛みを感じました。
地下鉄丸之内線に乗り換え、お茶の水駅まで帰った時にカバンが開いているのに気付き、
カバンに手を入れたら、給料袋がなくなっていて、スリ取られたことに気付きました。
満員バスの中で、体は痛かったのを思い起こし「あの時にやられた!」と思いましたが、
後の祭りでした。
翌日会社に報告しましたら、会社の給料日をスリ軍団はよく知っていて、給料日は
社員が何人もスリ被害に遭っていることが分かりました。交番にも被害届を出しましたが、
「現行犯でないと逮捕は難しい」とのことでした。
私はスリ被害のことは妻が心配するので、告げず、生活費は蓄えでまかないました。
その後暫くして、会社は給料は銀行振り込みになり、スリ被害を心配する必要は全くなくなりました。
その後の豊洲は再開発で会社の前の道路下には地下鉄が走り、駅もでき、
通勤がとても楽になっています。時代の変化と共にスリ被害の言葉を聞かなくなりました。
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庭映える 花の残りし ハナミズキ 今日の一句
卓上の「小手マリの花」