山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

肩が廻る~矯正のための取り組み

2023-12-07 | ボウリング
 肩が廻ることを防止するための対策をしようと試行錯誤(「肩が廻る~なかなか治らない」)しておりましたが、これといった決め手に欠ける感じでした。そこで思い出したのが「「肩が廻る」vs.「肩を廻す」」でした。この方法は確かに効果が出たのですが、再現性を高めることが難しく結局諦めてしまったものです。ばらつく原因はバックスイングの際に左手を右下方向に差し込むときに、その位置が一定にならないことにありました。これが一定の位置に差し込めるようになれば再現性が高くなるはずです。また、リリースの左手の位置関係によっても肩の廻り方が変わってきます。これも一定の位置になるようにしなければなりません。差し込み位置を一定にするにはどうしたら良いかあれこれ考えておりましたところ、右下に拘る必要がないのではないかと思い当たりました。
 そこで左手の位置を右膝、太腿の後ろ、腰骨、右脇の下と変化させながら投球してみましたところ、次の画像のような腰骨辺りが良さそうに思えました。




 このようにしても窮屈感はありませんし、しっかりオープンバックになっているようです。
 次にリリース時の左手の位置ですが、サムダウンするとかなり窮屈に感じますので、手のひらを上に向けてみました。しかし、これだけだと左肩をロックする方が再現性が高くなりそうです。そこで左ひじを先行させるようにしてみたら再現性が出てきました。ただ、これで十分とは言えないようです。常に意識しておかなければ直ぐに戻ってしまいます。
 最後の手段として、リリース時にも腰骨から左手を離さないようにするようにしました。これはかなり窮屈に感じますし、折角のオープンバックのメリットを生かせなくなってしまいます。それでも左手による肩の廻り方向の影響を最小にすることができます。暫く(身体が覚え込むまで)この方法を試していくつもりです。
 ゆくゆくは腰骨から離し、最適な左手の位置を見出していこうと思っております。

肩が廻る~なかなか治らない

2023-11-21 | ボウリング
 これまで散々取り組んできた「肩が廻る」問題ですが、ある程度克服できていたつもりでおりました。しかし、昨夜のスキルアップリーグで藤川プロと同箱になって、私の投球をズ~ッと観察されていたようです。
 1ゲーム目は245ピン、2ゲーム目は178ピンとスコアを落としました。私はオイルの変化のせいかと考え内に入って投げておりました。3ゲームの途中で「外に出なくなったんですよね。オイルに喰われているんですかね?」と何気に聞いてみますと、何と回答は「肩が廻るようになってるよ!」とのことでした。1ゲーム目は意識して抑えている様子が見えていたが2ゲーム目の途中から徐々に抑えが効かなくなってきて肩が廻り始めるようになったということでした。それは対戦相手がストライクを連発し、リードされ始めた時と時期が一致しているようです。心の焦りなのか冷静さを失い、ついつい力んできたのかも知れません。
 藤川プロからの一言で目が覚めたのか、それ以後は肩の廻りを抑えるよう意識して投球し何とか192ピンとすることができ、対戦相手に負けはしたものの3ゲームトータルでは1ゲーム目の貯金が効き2勝2敗のタイとなりました。
 藤川プロには1勝3敗と負け越しましたが、4たては喰らわずに済みました。

 思えば「肩が廻る」問題と「スイングとフットワークの同期」問題は当初から指摘され続けてきた課題です。私の投球フォーム改善はこの2大問題の克服の歴史と言っても過言ではないでしょう。それ位にズ~ッと悩まされ続けてきました。両問題ともある程度抑え込むことが出来たと思ってはいるのですが、何かを切っ掛けに崩れてしまうことが多々あります。
 崩れかけた時にすぐに気付いて修正できれば良いのですが、そのままズルズルと行ってしまうことが多いのが現実です。先ずはこのメンタル的要素からくる崩れを検知し、システムマチックに修正できるようなものを見出す必要がありそうです。
 また、現在のフォームをベースに崩れにくいロバストな投球フォームになるような工夫があるのかどうか検討する必要がありそうです。
 中々終わりが見えない課題ですが、何となく一筋の光明が見えなくもありません。克服できる日が近いと信じて練習に励みたいと思っております。
 でもその先には新たな試練が待っていることでしょう、きっと!!!


ジャパンオープンボウリング選手権~初参加

2023-11-06 | ボウリング
 第45回STORMジャパンオープンボウリング選手権大会(11/2~11/5開催)に初めて参加しました。10/31の深夜に佐賀からバスで出発するといった強行軍で藤川大輔プロファンクラブ(Club Daice)のメンバーを中心としたプロ2名を含む総勢17名が大挙して現地に乗り込みました。
 到着後、早速前日練習を行うべくボウリング場内に入ると既に多くの選手たちが投球してごった返しておりました。そこでバラバラに分かれて練習することになり、私は翌日のチーム戦が予定されているレーンに混ぜてもらいました。
 今回持ち込んだボールは4球+スペアボールです。一番使う可能性があるパール2球を中心に感触を確かめました。ソリッド2球も取り敢えず投げてみたもののイメージが合わないようでしたので、再びパールを中心に練習してみました。スペアボールも10ピンカバーの感触を掴むため10投ほど投げてみました。
 バス移動でほとんど眠れず疲れているにも関わらず何となく良い感じになってきましたので早めに練習を切り上げました。その後、ホテルに移動後、夕食を兼ねて皆さんと前夜祭ではありませんが楽しい一時を過ごしました。

 大会初日は男子Aシフトの8人打ち3Gが行われた後の第2シフトでチーム戦3Gでの出場となります。同箱は酒井武雄プロが率いるチームで、間近に見る酒井プロに緊張感が半端ないほど高まりました。右隣のボックスには小林哲也プロが率いるチームです。廻りを見渡せば有名なプロが目に入り、最早テンションMAX状態です。
 そうこうするうちにゲームスタートになり、平常心を装いアプローチに上がり、ガチガチの状態でしたが何とか投げることが出来ました。配信レーンの右隣でしたが、後で確認してみると開始直後右レーンのストライクはぎりぎりフレーム内に入っておりました。
 前日と比べるとレーン状況がかなり異なっているような感じで、アジャストしながら投げました。


 
 結果は170-166-163(166.33)と振るわず、216チーム中147位と私が足を引っ張ることとなってしまいました。

 当日は第4シフト(最終シフト)でダブルス戦3Gもありました。この頃になると外のオイルがほとんど削れてしまっているような状況で、日頃投げないような10ピンカバーの立ち位置より更に内側から投球せざるを得ませんでした。
 当然のことながら結果は139-186-148(143.00)と惨憺たるもので、431チーム中429位となってしまいました。

 ホテルに着いてからも悶々とした時間を過ごしておりました。このままでは終われないといった思いがあるものの、かえって力んでしまい更に悪い結果を招いてしまいそうです。
 そこで低い目標を設定することとし、1ゲームでも良いからプラスにするというものにしました。これなら何とか達成できなくはないはずです。もしこの目標すら達成できないなら、今後は競技会など参加せず、単にボウリングすることを楽しむようにしようと思いました。

 翌日は女子チーム戦8人打ち3Gが行われた後の第2シフトでの男子Bシフトシングルス戦です。練習投球では前日練習の時と似ているような感触でした。同じ第2シフトであっても男子が投げた後と女子が投げた後とではこんなにも違いがあるのかと今更ながらにも思い知らされました。
 結果は226-202-198(208.66)と目標を達成できました。実は3ゲーム目は色気を出してしまい3ゲーム共プラスを狙ったものの10フレの1投目で3-9-10のスプリットとなってしましました。プラスは逃したものの奇跡的にカバーに成功しストライクで〆ることができ自分では満足しております。シングルス戦の順位は856名中280位となりました。

 しかしながら初日の結果が祟って最終9G総合個人順位は864名中725位で大会を終えました。

 大会3日目は、女子シングルスとマスターズ予選出場の藤川プロの応援に全集中です。
 藤川プロの1ゲーム目は運よく配信レーンに当たりました。配信で正田プロが藤川プロの大(?)応援団のことを話題にされておりましたが、それは私達(藤川大輔プロファンクラブ-Club Daice)のことであります。
 応援の甲斐あって藤川プロの快進撃が続きます。7ゲーム目までは準決勝圏内にあったのですが、何と最終8ゲームでまさかの失速でボーダーと4ピンの僅差で惜しくも51位となり準決勝への進出が叶いませんでした。
 これで私共の全試合日程は終了してしまいました。その後、盛大に残念会が行われたことは言うまでもないでしょう。

 翌日は午前9時にホテルを出発し、佐賀に帰着したのは午後10時を廻ってしまいました。往復のバスを一人で運転していただいたファンクラブの会長さんに感謝申し上げます。

 思えばボウリングを始めて6年、その前半はもっぱら健康ボウリングで楽しんでいるだけでした。その後、ホーム主催の月例会にぼつぼつ出るようになり、アベレージ200超えといった目標を持つようになって2年が経過しようとしております。その間、レッスン会で藤川プロから指導を受けるようになり試行錯誤しながら現在に至っております。それがまさかこの歳になってこのような大会に参加できるとは思ってもみませんでした。最初は思い出作りに気軽な気持ちで出るつもりでしたが、プロ・アマ含めて迫力ある投球、会場に漲る緊張感に接した時、自分の考えの甘さに気付かされました。そのことを知り得ただけでも参加した甲斐があったと思います。
 再び参加する機会を得られるかどうかは分かりませんが、チャンスがあれば再び参加してみたいと思っております。

 ここまでご指導いただいた藤川プロに改めて感謝すると共に今後もファンクラブの一員として全力で応援していきます。

<2023/11/11 追記>
 配信で紹介されていた藤川プロの幟旗です。団扇も映ってます。


 私の応援のために作っていただいた団扇を貰いました。




ダブルスリーグ第35シーズン結果

2023-10-27 | ボウリング
 昨夜4位で迎えた第35シーズン最終戦ポジションマッチの結果1-3と負け越しましたが、何とか踏みとどまって僅差ながら12チーム中4位となりました。おまけで男性ハイゲーム(298)、男性ハイシリーズ(732)、男性スクラッチハイゲーム(279)の各賞をいただきました。

 シーズンアベレージは173.75⇒176.55⇒187.86⇒195.40⇒194.26⇒177.78⇒179.12⇒171.93⇒175.22⇒181.79⇒173.57⇒179.77
とやや戻しました。シーズン前半はかなり落ち込んでおりましたが、2週連続の休みの後に徐々に調子が戻り最後の3週間で前シーズンのアベレージを超えることが出来ました。
 オイルパターンは奇数週が45ft-26.195ml(内:外=4.32:1)、偶数週が44ft-24.75ml(内:外=8.85:1)でした。
 45ftのアベレージは171.33、44ftのアベレージは188.20でした。45ftは前シーズンを大きく下回ってしまいました。
44ftの方は比較的ハイスコアが出易いと思っておりましたが、前半打ちあぐねてしまいました。後半に慣れてきたのか最後の2回は何れもプラスに出来ました。
 来週から第36シーズンが始まります。コンデイションは38ftと43ftになるとのことです。ショートは苦手にしておりますが、何とか攻略したいと思っております。

<スクラッチスコア&3ゲームアベレージ推移グラフ>


<シーズンアベレージ推移グラフ>




"CRUISE SAPPHIRE"

2023-10-17 | ボウリング
 不思議なことに今まで「強いパール」というボールを持っておりませんでした。というのは私が健康ボウリングからスタートしたこともあって、いわゆる遅いレーン主体に投げていたということもあって強い球が必要なかったし、強いパールは先で暴れて扱いにくいのではないかといった先入観があって手を出してこなかったというのが正直なところです。
 ただここ数年色々な大会等に参加するようになり、若い方々などはウレタンボールでゴリゴリに曲げてくるなど現在のボールラインナップでは太刀打ちできなくなってきており、強いパールを持っていたらと思うことも度々ありました。
 そこで藤川プロに相談しましたところ”CRUISE SAPPHIRE”を紹介していただきました。レイアウトは私の投球スタイルや球質等から60°-4”-10°でドリルしてもらっております。


 昨夜ボールを受け取り、サムホールを調整して機会があれば投げてみ見ようと思っておりました。ただ、昨夜のスキルアップリーグのパターンはCパターンですから、何時もなら"PRIME TIME" で対応できるのですが、運良く(?)同箱がゴリゴリ曲げの方でしたので試すチャンスが訪れました。
 1ゲーム目の中盤で早くもオイルの伸びを感じるようになりアジャストが難しくなり3フレーム連続オープンになってしまったところで満を持して”CRUISE SAPPHIRE”の登場です。いきなりターキーが出ました。その後は10ピンスペアとストライクで締めることが出来ました。実を言いますと練習投球の時に何投か投げてラインを見つけておいたのです(笑)
 残りの2ゲームでも投げて、ストライク9個でしたが、オープンフレームが6個とスペアが取れず苦労しました。これは慣れれば取れるようになると思います。
 投げてみた感想ですが、抜けてしまうのではないかと恐る恐る投球しなくて済むほど力強く戻ってくれるといったのが第一印象です。
 ”CRUISE SAPPHIRE”がラインナップに加わったことで、一応オイル変化に柔軟に対応できる環境が整いました。後はボールを使いこなせるかどうかは私次第ということになりました。もう言い訳は許されませんね(笑)


しばらくボウリングができません!

2023-09-17 | ボウリング
 不整脈(心房細動)の入院治療(「心房細動アブレーション治療を受けました!」)を受けましたので、二週間ほどボウリングができなくなりました。事務作業やウォーキングなどの軽い運動は差し支えないそうですが、どうもボウリングは軽い運動と認識されていないようです。
 昨夜はセンターの月例会の最終月で順位が掛かった一戦でしたので是が非でも出たかったのですが断念しました。今日も藤川大輔プロファンクラブの月例会が開催されているのですが、大人しく自宅でこの記事を書いております。
 月曜日はスキルアップリーグ、火曜日はweeklyChampionShip、木曜日はダブルスリーグとボウリングを中心に生活が廻っているようなものです。そんな中に二週間も真空地帯が発生したかのようです。何となく気が抜けてしまったような気がします。そしてこの二週間のブランクが取り戻せるのだろうかといった不安もあります。ですから何某かの練習はしたいと思っております。
 そこで安静期間中は過激な運動は控えなければなりませんので、シャドウボウリングの練習を一からやり直そうと思っております。シャドウボウリングといえば健康ボウリング時代に形だけ適当にやっていたような感じでした。正直言ってこのやり方は害悪以外の何ものでもないと思います。例えば、プッシュアウェイからバックスイングのトップに持って行くとき足に辻褄を合わせるように急速度で手を振ります。同様にバックスイングからフォロースルーまでの手の動きも同様です。重いボールを持ったまま、そんなに早く手を振ることが出来ますか?
だからシャドウの時にはバッチリタイミングが合っているのに、ボールを持つと狂ってきます。だからタイミングを無理やり合わせようと思って必要以上に手に力が入ってしまいます。だから脱力スイングが出来なくなってしまいます。そういう私も例外ではありません。私の練習もこれを乗り越えることが未だに最大の目標です。
 そのためには自分の理想とするフットワークとスイングのタイミングを身体に覚え込ませる必要があります。そして試合中に同期ずれが発生しているならば、速やかにそのことを察知し修正することが求められます。そのために藤川プロから次の課題が与えられました。
 先ずは、超スローシャドウボウリングです。シャドウボウリングするにあたって、できる限り動作を遅くするようにします。そうすると同期がズレると違和感を感じて自分で辻褄を合わせようと不自然に手足が動いてしまうのが分かりやすくなります。この辻褄合わせが無くなるまでひたすら繰り返します。
 もう一つが、5歩助走の場合には歩数毎に理想的な手の位置を含めた投球動作の形を五つ決めます。つまり一連の動作のストップモーションを掛けた感じです。それ毎に①~⑤番号を振ります。慣れるまでは①~⑤の順にその形を飛び飛びに作る練習をします。これが出来るようになったら③、⑤、②、④、①、⑤、①、⑤、・・・のようにランダムに形を作る練習をします。できれば人から言ってもらった方がより効果的な練習になります。
 そうすることでフットワークとスイングの同期ズレを検知し易くなるということです。しかし、この練習はなかなか難しいものです。最初は真剣に取り組んでいたのですが、段々と遠ざかってしまっておりました。
 今回このような時間を得ましたので、再度チャレンジしてみようと思い立ちました。
 結局はボウリング中心の生活は変えることが出来ないようです(笑)



ダブルスリーグ第34シーズン結果

2023-08-04 | ボウリング
 昨夜7位で迎えた第34シーズン最終戦ポジションマッチの結果0-4と完敗しましたが、何とか踏みとどまって僅差ながら14チーム中7位となりました。前回の3位からは大きく後退してしまいました。

 シーズンアベレージは173.75⇒176.55⇒187.86⇒195.40⇒194.26⇒177.78⇒179.12⇒171.93⇒175.22⇒181.79⇒173.57
と大きく下落しました。

 オイルパターンは奇数週が45ft-26.195ml(内:外=4.32:1)、偶数週が39ft-22.85ml(内:外=2.88:1)でした。
 45ftのアベレージは184.33、39ftのアベレージは162.81でした。39ftを攻略できなかったのが大きな要因であったことは明らかです。オイル総量は同じでも内:外のオイル比が3.96:1⇒2.88:1と変わるだけで180.43⇒162.81と大きく落ち込んでしまいました。

 早速来週から第35シーズンが始まります。コンデイションは45ftは変わらず、39ftのパターンが44ftに変更されるとのことです。
今度は何としても攻略せねば!!!

<スクラッチスコア&3ゲームアベレージ推移グラフ>




<シーズンアベレージ推移グラフ>






7-10スプリット~3連発

2023-07-27 | ボウリング
 本日のスタッフチャレンジで4ゲームの4フレームから同一レーン(20番レーン)で7-10スプリットを3回連続で出してしまいました。
そもそも7-10の発生メカニズムについては諸説あるようですが、実際のところ明確な理論があるとまでは言えないようです。ですからこれと言った対策があるわけでもなく、せめても確実に1ピンカバーすることに全力集中しましょうというのが関の山ということのようです。
 しかしですよ、今回のように同一レーンで3回も続くとなると単なる偶然というには余りにも偶然が重なり過ぎて何となく理由がありそうに思えます。
 そこで最初から振り返ってみることにします。オイルパターンはラウンドワンCパターンです。このパターンの場合、私は通常はパールで投げることにしております。練習投球で何投かパールで投げてみますと何となく違和感を覚えました。そこでソリッドも投げてみますと、むしろこちらの方がしっくりきました。
 そこでソリッドで投げ始めることにしました。開始1発目いきなり7-10です。カバーもミスってしまいました。少し動揺したのか3フレ連続オープンしてしまいました。4フレーム目からパールに変更するも練習投球のレーンコンディションが既に変化しており更に2フレーム連続オープンとなってしまいました。6フレーム目から大外に出て廻し込むように投球してやっとアジャストに成功し初マークが付きました。しかし、次のフレームはノーヘッドしてこれまたオープンにしてしまい、これでは100ピン行かないかもと覚悟しました。以降は何とかアジャストに成功し最悪の結果は免れました。どうも20番レーンの奥の挙動が怪しいようです。
 2ゲーム目も同様に大外から打ち込み、20番レーンは怪しい動きはするもののプラスに持って行けました。
 2ゲームの後半はオイルが削れてきたようで、少しずつ内に入りつつ投球していたのですが、とうとう3ゲーム目はいきなりビッグ4スタートです。これから20番レーンは3連続スプリットとなってしまいました。何となく暗雲が漂う展開となってきました。
 そして迎えた第4ゲーム目です。幸先よくターキースタートとして迎えた4フレーム目出ました7-10スプリットです。偶然だと思い次の20番でも同じ立ち位置から投球し再び7-10スプリットです。これまた偶然と思い、次の20番レーンでも同じ立ち位置から投球し三度7-10スプリットとなってしまいました。こうなると偶然とは思えず、次の20番レーンでは立ち位置を変えた結果2-4-10スプリットとなってしまいました。やはり7-10は偶然だと思った方が良いようですね。下手にアジャストしようと思うと逆に悪い結果を招いてしまうようです。それより1ピン確実に取るようにした方が良いようです。4ゲーム目の7-10は10ピンカバーの練習だと思い全て10ピンを狙いました。そのお陰か9フレーム目の10ピンカバーも成功でした。
 この4ゲーム中の9個のスプリットは全て20番レーンでした。因みにストライクは19番レーン15個に対し20番レーン7個でした。

 以上振り返ってみたものの、7-10スプリットの発生はやはり偶然の産物としておいた方が良さそうです。下手にアジャストすると大火傷してしまうことになりかねません。メンタルに悪影響を及ぼしゲーム展開が悪い方へ行ってしまいます。それより気持ちをリセットすることの方が大切でしょう。
 20番レーンについては、他のライン取りを試してみるといった選択肢もあるとは思いますが、2ゲーム目の結果からして大きく変える自信と確信を持てるか否かに掛かってくるものと思います。

 それから20番レーンの挙動については、夏休み中ですので午前中にハウスボールで数人が2~3ゲーム程投げていたのではないかと思われます。このようなコンディションでもアジャストできるのが理想なのでしょうが、下手をすると調子を崩す原因にもなるので、暫くの間は試合から遠ざかるというのも賢明な選択となるかも知れません。それとも練習と割り切って頑張るか・・・。

 偶然であっても3回も連続すると何かしらの因縁を感じてしまいます。このようなことから迷信が生まれてくるのかも知れませんね。




 

"PRIME TIME SOLID"

2023-07-18 | ボウリング
 私のお気に入りのボールである「"PRIME TIME" 」のソリッドバージョンが出るとのことで何はともあれ購入しました。コアなどのボール諸元は同じでカバーだけソリッドになっております。



 勿論レイアウトはスーパーハイピンアップです。"PRIME TIME"も先日スーパーハイピンアップに変更してもらっております。



 昨夜受け取ったばかりですので未だ投げておりません。先程サムホールの調整とフィンガーグリップを取り付けを終えたばかりです。今夜の試合でデビューです。どんな感じになるか楽しみです。速攻で一軍入り確定だと思っております。

<参 考>





PBAアニマルパターン スポーツリーグ(第3期)結果

2023-07-10 | ボウリング
 昨日はPBAアニマルパターン スポーツリーグ(第3期)の最終戦でした。結果は188-180-137-135(アベレージ:160.00)となり、結局年間通してプラスになったのは1ゲームも無しということになってしまいました。

 昨日の1ゲーム目はダブルスタートで9本スペアを挟んでターキーとして最大のチャンスを迎えたのですが、7フレで力んでしまったのかスプリットとなってしまいました。続く8フレもノーヘッドかつオープンフレームとしてしまい万事窮すということになりました。2ゲーム目も10ピンと6-10のスペアミスで180止まりでした。
 レーン移動後は全くレーンが掴めずボロボロに崩れてしまい、何とも不甲斐ない結果となってしまいました。折角の練習会での反省を全く活かすことが出来ず情けない限りです。

 次表は参加した試合結果をオイルパターン別にしたものです。


 今年のこれまでの全試合(アニマルリーグを含む)のアベレージが185程度ですので、それに比べて25ピン程低いことになります。この数字をどう評価すべきでしょうか。もっと打てなければいけなかったのか、それともまぁまぁ健闘したと言えるのか。
 1回目と2回目を比べてみても大きく上がったパターン、逆に大きく下がったパターンもありであまり有意なデータと言えないようです。もう少しデータを取らないと何とも言えません。

 ともあれ来月は第4期が始まります。センターでも引き続き練習会の実施も決まったようですので、私も仕切り直してチャレンジすることにします。


PBAアニマルパターン練習会

2023-07-03 | ボウリング
 昨年の8月からPBAアニマルパターンスポーツリーグに参加するようになって、早いもので1年が経とうとしております。途中3回ほど所用で不参加でしたが、アベレージは160.72と苦戦を強いられております。
 これまではぶっつけ本番で試合に挑んでおりましたが、予てからセンターに要望していた練習会が先月(6月)から本番一週間前に開催されるようになりました。川口富美恵プロも一緒に投球されアドバイスを頂きながら練習できます(今月はプロが大会参戦のため不参加)。センターのK島インストラクターも一緒に投球しアドバイスを頂けます。
 これまでの試合では1ゲームも200を超えたことはなく、参加ポイントだけという結果に終わっております。ところが練習会だけあってアドバイスを頂いたり、気楽に投げられることもあって228と初の200超えをだすことが出来ました。

 今月のパターンは、スコーピオン(42ft-29.4ml)です。パターン表では10ボード付近の壁を利用して投げるのが良さそうな印象です。PL-31では11枚目にフッキングポイントを設定するのが目安とされています。
 これならば「スーパー・ハイ・ピンアップ 」を試す絶好の機会と思えました。
 練習投球は、立ち位置:20枚、ターゲット:8枚(テンアングルドット)からスタートしました。(私はスパット狙いではなくテンアングルドットを狙っております。参考「「ドット・ボウリング」が泥沼脱出のきっかけとなるか!? 」)
ゲームスタートは立ち位置:21枚、ターゲット:9枚にしました。1、2フレはポケットを突くもタップしてしまい、立ち位置を微調整してゲームを進めていきました。9フレから少しレーンが変化してきたように感じましたのでアジャストしましたが上手く行かず、結局187で終えてしまいました。
 2ゲーム目は若干手前のオイルが削れてきたように思われましたので位置を左に1枚、ターゲットも左に0.5枚移動してスタートしました。立ち上がり少し不安定になったのか、投球ミスが続きましたが6フレーム以降、立ち位置を微妙に移動しつつオールウエイでき238ピンとできました。
 さて、問題は移動レーンの状況です。隣のレーンですからゲームの進行状況を観察しておりました。男女2名ずつの4人打ちでした。男性の一人は30枚付近から緩やかなボールスピードで大きく5枚目位に出すような手前も奥も幅を取るような珍しい(?)投球スタイルのボウラーでした。もう一人の男性はひたすら10ボードに投げ込むタイプ、女性2人はあれこれ悩んで内を試したり外を試したりの試行錯誤の投球でした。
 レーン移動する前からかなり悪い予感がしておりましたが、いざ移動してレーンを見てみると7枚から20枚位にかけて手前に縦や斜めにガサガサに筋が走っております。日頃はここまではっきりとは見えないのですが・・・。
 ということはこの先はオイルが相当に伸びていることでしょう。手前も落としどころによってはオイルがあったり無かったりといったことになりそうです。
 とりあえず2ゲーム目を終了した時のラインを試してみまるとブルックリンヒットしてしまいました。隣のレーンは全然フックせずノーヘッドになってしまいました。今度はアジャストしたら、またまたノーヘッドと予想以上の荒れ方でした。これ以上の悪足掻きは諦めて、オイルに強いソリッドの「"POWER TORQ"」にボール変更しました。しかし、これも思ったような軌道にならず、これは奥の伸びと言うより手前でやられてしまっていると考え、外から投げることにしました。これは最初にレーンを観察した時、5枚目付近はクリーンになっていることを確認しておりました。7フレから、外からあてずっぽうで投げてまたもののノーヘッド、8フレもノーヘッドです。今度は奥のオイルに捉っているようです。結局140ピンと大きくスコアを落としてしまいました。
 このように訳が分からなくなったらウレタンボールで投げるところですが、生憎出番が無いと思い持ってきておりませんでした。
 もうこんなアンコントローラブルなコンディションは諦めて、当初の目的である「スーパ-ハイピンアップ」のボールがどんな動きをするかを試してみることにしました。
 ということで先ずは外目からアジャストしてみましたが、左右差も大きく上手くアジャストできず、同一レーンでのスプリット三連荘となってしまいました。それぞれに立ち位置は3枚程変化させているのですが・・・。
 相当イライラ感を募らせ、駄目元と思い外目からの投球は諦めて15枚目を真っ直ぐ投げてみることにしました。するとどうでしょう、何となく良い感じでボールがコントロールできそうに思えました。隣のレーンも同じ感じです。スペアはミスってしまいましたが何とかアジャストできそうな感じです。最後の最後アジャストして投げた渾身(?)の一球はジャストポケットのストライク!
 2投目も何とか10ピンが飛んでくれてダブル、そしてターキーで〆ることができました。しかし、スコアは137ピンでした。10フレのターキーが無かったらと思うとゾッとします。
 しかし、この練習会は大きな収穫だったと思います。先ずは「スーパ-ハイピンアップ」が私に合ったレイアウトであることが確かめられたことでしょう。将来的にはほとんどのボールのレイアウトを「スーパ-ハイピンアップ」に統一しようと考えております。
 次に、荒れたレーンコンディションでボールがアンコトラーブルに陥ってどう対処して良いか分からなくなった時には、最初に真ん中から真っ直ぐのラインからのアジャストを試みるようにするということです。むやみやたらに思いつくままに試行錯誤するようリは高確率となるでしょう。何故ならヘッドピンはど真ん中に鎮座しているのですから、この近くから攻めるのがノーヘッドのリスクを低減させることに繋がるからです。

 今回この記事を投稿したのは練習会で得られた成果を振り返り考えを整理し、そして自分の備忘録としておきたいというのが主目的です。それに難しいコンディションに四苦八苦している様子を知っていただくことで、ボウリングの奥深さが少しでも伝われば望外の喜びとなります。

 果てさて、来週のアニマルリーグ本番はどのような結果となるか! 





スーパー・ハイ・ピンアップ

2023-06-28 | ボウリング
 現在ボールラインアップを検討しているのですが、その関連でレイアウトも見直してみることにしました。
これまではほとんどのボールをピンアップでドリルしておりました。それでも3割ほどピンダウンのボールもあります。これは当初ピンアップにしていたものが、どうもイメージが違うのでピンダウンに変更したものです。ただ、ピンダウンのボールの出番はほとんどなく、主に試合ではピンアップのボールを使っております。
 そうなんです、私はフッキングポイントまで一直線に走って、奥で幅を取りたいタイプなのです。ですから手前から動いてしまうとなんだか違和感を覚え、走らせたいがために力が入り、それを切っ掛けとして崩れてしまうことになるのです。
 ピンアップは手前を走らせ奥で切れるようにするためのレイアウトなので、このレイアウトのボールを好むのは当然のことなのですが、それでももっと走ってもらいたいと思う局面にしばしば遭遇します。そこで色々調べてみますとスーパー・ハイ・ピンアップというレイアウトがあることを知りました。
 そこで藤川プロに相談してみますと最初はウーンと考え込んでおられましたが、使ってないボールだったら試してみるのも良いでしょうということで「Accu Rise Ⅶ」を70°✕5”✕(-20°)でドリルし直してもらいました。

 次の画像はスーパ-ハイピンアップで開け直したボールです。PINが凄いところにあります。



 少し見にくいですが矢印のところにPINがあります。サムホールのほぼ真反対の位置にきています。



 さーてどんな感じになるのかなと本日のスタッフチャレンジで投げてみました。レーンコンディションは42ft-Cパターンです。
 練習投球ではCパターンでの立ち位置(いつもは「"PRIME TIME" 」で投球)から投げてみますと奥で大きく動いてヘッドピンを外してしまいました。結局5枚程左に寄った位置でポケットを突くようになりました。
 ゲーム結果は223-162-188-193(Ave:191.50)とまぁまぁの出来でした。2ゲーム目に入ってから手前のオイルが無くなってきたたのを感じたので徐々に左に寄りつつアジャストしたのですが、スプリットを2回出してスコアを落としてしまいました。
 最終的にはゲーム開始の立ち位置から5枚程左に寄ったところで10フレパンチアウトで終えました。

 スーパ-ハイピンアップ初投げの感想としては、やはり手前が走ってくれるという印象を受けました。手前が走るので奥が切れてくれます。しかし、いくら走ってくれるとは言えオイルが少なくなった場合にはやはり手前で喰われてしまい、奥の切れが弱くなってしまいます。通常のピンアップより手前のオイルの有無がより奥の切れに影響するかも知れません。逆に、切れが悪くなったのは手前のオイルが無くなってきているという合図であると思いオイルを求めてラインを変更する指標として活用できるのではないかと思います。
 ということで、今後は今までパールを投げていたレーンコンディションの時にはスーパ-ハイピンアップを試し、データを集めボールラインアップを決める時の参考にしようと思っております。


 

バックスイング~「背負い投げ~!!」

2023-06-21 | ボウリング
 ボウリングを始めた頃から指摘されていたことですが、いわゆるボールを背負ってしまっております。スクエアの時もそうでしたが、オープンバックにしてからも基本的にこの癖が直りません。自分では真後ろにしているつもりですが、実際にはボール1個分位中に入ってしまっております。
 これを直すために姿見に鉛直に糸を垂らして、練習用のゴムボールで実際にスイングをしてみて矯正し、何とかボール半個分程度に収めるとが出来るようになりました。その後もう半個ですが一進一退の状況が続いております。ボールが正しい位置にあるとき、自分ではボールがかなり右後ろにあるように感じます。それほどに私の感覚はズレてしまっているということです。結局何度も練習して正しい位置にある時の感覚を身に付けるしかないようです。
 ところが昨日のレッスン会で藤川プロから、スイングラインが真っ直ぐになっていないと指摘を受けました。どうも意識して右後ろに無理やり引っ張り上げているようです。本来ならばボールの移動は振り子のようにスイング面は平面的であることが理想です。しかし、肩を開くときに一緒にスイング面が廻るから背負い込む原因となり、それを無理やり矯正しようとするから右後ろに引っ張り上げる必要が出てきます。これは如何にも不自然な動作です。不自然な動作は何かの拍子に破綻します。それが試合中の突然の崩れになったりします。
 ということで、いくつか解決法のアドバイスをいただきました。それらを試して自分がしっくりくるものを身に付けるしかないようです。無理やり矯正したところで、不自然なもの、理にかなってないものは、直ぐに元に戻ってしまうことでしょう。
 アドバイスの中で一番しっくり来たのが、プッシュアウェイを左前に出すというものです。実はこの方法は以前一度試して上手く行かなかった方法でした。駄目元で試したら意外や意外スムーズにスイングできたのです。以前も背負い込み防止のためにやってみたのですが、結局肩を開くときに一緒に背負い込んでしまっておりませんでした。当時は右後ろといったイメージが無かったので当然の結果だったのです。右後ろを意識するとプッシュアウェイを左前に出すことが同一直線状にあるイメージと重なって良い結果となるようです。
 これに加えて、バックスイングが高過ぎるという指摘もありました。これも無理やり引っ張り上げることに起因しているようです。脱力スイングと言うとバックスイングのトップから後のことのように思っておりましたが、この前半部分の脱力が重要だと気づかされました。前半で力が入ってしまっているのに後半だけ力を抜くなんて容易なことではありません。何事も最初が肝心ということでしょうか。
 ということで、昨日のレッスン会は大変有意義なものとなりました。後は如何に身に付けていくかにかかっております。試合中も常に意識してやっていこうと思っております。



 

キャリーダウンは存在しない!?

2023-05-19 | ボウリング
 投球技術、レーンコンディション対応技術、メンタルは三位一体でどれ一つ欠いてもボウリングは上手くならないでしょう。メンタルに関してはこれも色々と難しい問題があるのでしょうが、今の私にとって最も必要だと思われるのがレーンコンディションへの対応技術だと思っております。この頃やっと投球フォームが落ち着いてきてきましたので、延ばしに延ばしてきたレーンコンディションについて本格的に取り組もうと色々と調べております。
 レーンコンディションは投球や時間経過など色々な条件で時々刻々と変化していきますので、同じように投げてもボールが同じ軌道を描き、同じ結果をもたらす(ベストはストライクとなること)とは限りません。我々が認識できるのは、ボールの軌道やピンアクション、投げた感覚など極限られたものです。
 それも全ての現象を認識出来ているものでもありません。私の場合、ボールをリリースした直後の軌道やピンアクションなどあまり認識できずにおります。特に手前のボールの動きなどはほとんど分かりません。精々スパットを過ぎた辺りから、やっとボールの動きを追いかけることが出来るようになります。ですから手前からボールが動いてしまっているのは、それを廻りの方が指摘してくれるまで分からないでおります。また、ボールの回転軸の遷移についても観察が疎かになって、ロールアウトしているのに気付かず投げていることが往々にしてあります。
 そうすると先の動きが甘くなったとき、その原因がキャリーダウンなのかブレイクダウンなのか切り分けが出来ません。どちらか一方に決め打ちしてアジャストを試みるのですが、中々上手く行くものではありません。大抵の場合には逆の選択をしてしまいます。そうすると、そんな筈じゃなかったと投球フォームやメンタルに悪影響を及ぼし、ますます冷静さを欠いてヒートアップしてしまうことになります。
 ですから、どちらか確信が持てないならば、少なくともその時の感に頼らず必ずどちらか一方を無条件に選択するように習慣づけておくようにすれば良いのではないかと考えました。それで駄目だったら逆にアジャストすれば1フレームだけの犠牲で済みます。

 このような経緯で、先が甘くなったときのことを調べ始めました。その中に「キャリーダウンは存在しない」という衝撃的な説がありました。無論キャリーダウンは存在するというのが通説です。ウレタンボールやカバーボールで投げればオイルが伸ばされることは否定できない事実でしょうし、これによって影響を受けることは否定できないでしょう。特にショートコンディションの時には、積極的にオイルを伸ばすようにするのが攻略法とされております。この事実認めた上で、敢えて「キャリーダウンは存在しない」と主張するのか物凄く興味が沸きました。
 その概要は私なりにまとめると凡そ次のようなものでした。ウレタンやカバーボール(プラスティック素材)は、線を引いたようにオイルを伸ばしていくのに比べ、リアクティブボールの場合には点線のようにドライゾーンに点々とオイルを付着させていくそうです。ですから何れの場合でもキャリーダウン自体は発生しているのです。ただ、その量は圧倒的にリアクティブボールの方が少なくなっております。
 何れにしても、どのようなボールを使おうがキャリーダウン自体は確実に発生していることになります。ですから「キャリーダウンは存在しない」というのは言い過ぎといえるでしょう。
 一方、ブレイクダウンはボールが通過する毎にオイルを吸着することで確実に発生します。ウレタンやカバーボールより、むしろリアクティブボールの方が多くのオイルを持ち去ってしまうことでしょう。
 さて、ボールメーカの実測結果、ボールの動きに関して、キャリーダウンはブレイクダウンの5%程度しか影響しないとのことです。この信用性のほどは分かりませんが、この結果を信じるとすれば、ボールの動きにとってブレイクダウンの影響が圧倒的で、キャリーダウンの影響は無視できる位に小さいということになります。
 ですから「キャリーダウンは存在しない」ではなく「リアクティブボールが作ったキャリーダウンは影響しない(無視できるくらい小さい)」というのが適切ではないかと思います。
 そうするとキャリーダウンを想定してアジャストするより、ブレイクダウンを想定してアジャストした方が当たる確率が断然高くなるということです。
 
 ということで、先が甘くなった時には、先ずはブレイクダウンによるものだと想定し、オイルを求めてアジャストしてみるようにします。それで改善方向に向かえば、その方向でアジャストを進めるし、もし反対の結果になればキャリーダウンを想定したアジャストに変更するといったルールができたことになります。このルールが実戦で有効かどうか暫く試験運用してみることにします。

 このように「こんな時どうするルール」を予め定めておくことがメンタル面でも良い結果をもたらしてくれるものと期待しております。




ダブルスリーグ第33シーズン結果

2023-04-21 | ボウリング
 昨夜4位で迎えた第33シーズン最終戦ポジションマッチの結果3-1と勝ち越し14チーム中3位となりました。参加して10シーズン目にして初の3位獲得となりました。

 シーズンアベレージは173.75⇒176.55⇒187.86⇒195.40⇒194.26⇒177.78⇒179.12⇒171.93⇒175.22⇒181.79
と上向きではありますが、まだまだ過去最高には程遠いものがあります。オイルパターンの難易度が高くなったと言い訳をしておきましょう。

 オイルパターンは奇数週が45ft-26.195ml(内:外=4.32:1)、偶数週が前回と同じ39ft-22.85ml(内:外=3.96:1)でした。
 45ftのアベレージは183.14、39ftのアベレージは180.43で39ftは若干打てるようになりましたが、攻略できたという程のことでもありません。

 早速来週から第34シーズンが始まります。チームの入れ替わりがあるようですが、今シーズンと同じ14チームとのことです。常勝チームを負かすことはできないでしょうが、少しでも上を目指して頑張っていこうと思っております。

<スクラッチスコア&3ゲームアベレージ推移グラフ>




<シーズンアベレージ推移グラフ>