既に報道されておりますように、消費者庁がシャープのプラズマクラスターイオン掃除機に対して景品表示法に基づく措置命令を出しました。シャープは「弊社掃除機のカタログ表示等に関する措置命令についてのお詫びとお知らせ」を掲載しております。
この中で、以下引用~「今般のご指摘は、弊社掃除機の性能についてのカタログ等での表示に関するものであり、プラズマクラスターの性能自体の問題ではありません。また、対象となる掃除機以外の弊社のプラズマクラスター搭載製品の性能について、問題とされているものではありません。
プラズマクラスターの効果・効能は、これまで国内外の22の第三者機関で実証頂いております。」~以上引用終わり。
と主張されております。以前「イオンの力?」で指摘しておりますように、私はその効能に関して疑問に思っておりました。この際ですから、消費者庁もプラズマクラスターの効能そのものについて黒白をつけたら如何でしょうか。シャープは、問題となった掃除機だけでも約200億円売り上げたとのことです。空気清浄機その他、プラズマクラスター関連製品を入れれば莫大な金額になるでしょう。他メーカーもイオンを売りにした製品があります。同様に検証の必要性を強く感じます。
ついでに、これも「EM菌で除染?」で指摘しておりますようにEM菌の有効性についても検証願いたいものです。EM菌を地方公共団体が生ゴミ減量の為に推奨しているとも聞き及びます。
これらの有効性は素人では判断できません。このようなものにこそ行政が積極的に関与すべきではないでしょうか。