山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

再メジャーに際してセンターフォーカスを試してみる

2024-09-27 | ボウリング
 最後にメジャーしたのは何時だったのだろうか?
よくよく思い返してみると健康ボウリングのリーグ戦に出るようになった頃、初めてのマイボールをドリルをした時だったと思います。それ以後に測り直したという記憶がありません。その時は10数名一緒に行ったので一人当たりの時間は極短いものでした。測ってくれたのは藤川プロではなくセンターのドリラーさんでした。その時にPAPを測ったという記憶もなく、かなりいい加減なものであったと思われます。
 リスタイを装着するようになってからも同じメジャーで開けて貰っておりました。その後は自分なりに調べて、親指をリバース・レフトにするなどの微調整を行って現在に至っております。
 その後、藤川プロにドリルしてもらうようになりましたが、メジャーシートは従前のものを使用しておりました。まさかプロもそのような状況で作成されたメジャーシートだとは思っておられなかったようです。
 ここ数ヶ月の取り組みで投球フォームはほぼ完成形に近いところまで辿り着くことが出来ました。その後はその他多くあるであろう粗探しに取組んでおります。その最たるものがリリースタイミングの安定です。YouTube等で色々調べておりますとメジャーの良し悪しが影響しているのではないかと思い当たりました。そこでスペアボールを新調するにあたり、藤川プロに相談してみるとメジャーを取り直しましょうということになりました。
 結果、従来のものと大分違ったものになりました。以前のメジャーはボウリングを始めたばかりの頃ですので、ボウラータイプなど分からない段階でのメジャーとならざるを得ませんので致し方ない側面もあるものと思います。しかし、ボウリングを続ける中でボウラータイプも分かって来るでしょうし、初めてのメジャー後ある程度経過した段階でマイボールを新調するタイミングなどでメジャーをやり直すようにドリラーさんから提案があるべきだったのではないかと思います。合わないメジャーでドリルされたボールを投げ続けると故障の原因にもなりますし、上達も遅れてしまうでしょう。

 再メジャーのついでにセンターフォーカスにした場合のメジャーもしてもらいました。センターフォーカスについては<参考>の解説動画を参考にしてみてください。
 センターフォーカスは人によって合う合わないがあるかもしれないが、リリースの安定性は向上する可能性はあるとのことです。スペアボールなのでと言っては何ですが、もし失敗しても良いやという気持ちでセンターフォーカスをリクエストしました。
 ドリルしたボールを手にしたとき、これまでにないフィット感がありました。スイング時にも余計な力が入らないように感じます。懸念された親指の抜けも安定しているように思いますし、抜けた後の中指・薬指への掛かり具合も良い感じに思えました。
 藤川プロから投球フォームを暫く見てもらいましたが、フィニッシュの崩れもなく良い感じに投球できていると評価いただきました。もうしばらく投げ込んでみて結果が良好であれば、順次センターフォーカスに移行していくつもりです。
 メジャーの重要性は知っていながらも、ちゃんと計測することをつい疎かにしてしまっております。それは、これまで投げていて問題が無かったり、変更しても格段に良くなるといったことが無いといったこともあるのでしょう。そして何よりメジャーが変わればドリルのし直しが必要になります。持っているボールの数が多ければそれなりの出捐を伴います。そこまでして得られるメリットがあるのかと思うと二の足を踏んでしまうことになります。
 しかし、これからも長い間投げ続けるつもりならば、ベストフィットしたものを追求することは大切なことだと思います。
 
 
<参 考>







ダブルスリーグ第38シーズン結果

2024-09-14 | ボウリング
 8位で迎えた第38シーズン最終戦ポジションマッチの結果4-0となり、順位を上げて16チーム中6位となりました。
 シーズンアベレージは173.75⇒176.55⇒187.86⇒195.40⇒194.26⇒177.78⇒179.12⇒171.93⇒175.22⇒181.79⇒173.57⇒179.77⇒186.48⇒172.55⇒180.10
と若干アップしました。

 オイルパターンは奇数週が37ft-27.1.ml(内:外=2:1)、偶数週が42ft-25.15ml(内:外=2.97:1)で、37ftのアベレージは168.88、42ftのアベレージは191.33でした。どちらのパターンも難しく苦戦が予想された中でのスタートでした。当初はより難しい37ftの方が42ftより打てたのが意外でした。ただ42ftの攻略ができた3回目以降はプラスを打てるようになりました。しかし、元々ショートは苦手意識があって37ftの方はとうとう攻略できずに終わってしまいました。また対戦相手によっても大きくアベレージが変動してしまうという結果になりました。オイルの変化に対する対応力を向上させねばなりません。

 来週から第39シーズンが始まります。オイルパターンは奇数週が39ft-27.65ml(内:外=4.52:1)、偶数週が43ft-25.89ml(内:外=5.1:1)とのことで、前シリーズよりかは易しいパターンになっているようです。しかし、油断は禁物。舐めて掛かると痛い目に遭ってしまうかも知れません。

<スクラッチスコア&3ゲームアベレージ推移グラフ>


<シーズンアベレージ推移グラフ>



アウトサイドを極める!?

2024-07-20 | ボウリング
 ボウリングを始めた頃は、やはり大きく曲げてストライクを取ることが格好良いと思っておりました。それと参加していた健康クラブのリーグ戦は夜に開催されておりましたので、午前の部、午後の部のリーグ戦と一般客が投げた後のコンディションで投げておりました。ですからオイルを求めてインサイドから投げるのを常としておりました。というかインサイドでしか投げておりませんでした。
 その内、センターの月例会などに参加するようになり、リオイル直後のコンディション、しかもハウスコンディションよりオイルが多く、しかも難しいパターンで投げるようになりました。そうするとインサイドからばかり投げても太刀打ちできるはずもなく、アウトサイドから投げることも必要になってきます。ということで必要に迫られてアウトサイドの練習を始めました。
 当初はガターに落としたり、ガターが怖くて内ミスばかりとなかなか上達しませんでした。しかし、着床点の前後のバラツキを是正するため始めたドット・ボウリング(参考:「ドット・ボウリング」が泥沼脱出のきっかけとなるか!?)が、意外にもアウトサイドの練習に効果をもたらしてくれました。ドット・ボウリングに切り替えた後は、アウトサイドの投球が苦にならなくなり、3外でも投げようと思えば投げることが出来るようになったのです。
 しかし、レーンコンディションは常に変化するものです。変化に応じてインサイドに入って行かなければなりません。これに対応するためアウトサイドからディープインサイドまで立ち位置を変えてポケットを突く練習なども取り入れてみました。これで一応どこからでも投げることが出来るようになったとはいえ、やはり得手不得手があるようです。現在ではアウトサイドからの方が気楽に投げられるように思えます。
 ならば一層のことアウトサイドに特化するのも手かなと思うようになったのです。そうすると練習もアウトサイドに絞り込んで集中的に出来るようになります。苦手を克服しようとあれもこれもと闇雲に練習に取組むより、一点突破に徹した方が目標達成(アベレージ200アップ)の近道になるのではないでしょうか。しかし、コンディションによってはどうしてもインサイドから投げる必要があるでしょう。そんな時にはきっぱりと諦め大火傷をしない程度には打てるレベルに持って行く必要はあるでしょう。
 ただ、現在参加している試合では、そんなシチュエーションに出くわすことは滅多にないでしょう。むしろ多くの方がインサイドから投げていらっしゃいます。同じ土俵で戦っても太刀打ちできないでしょう。逆に、アウトサイドから投げた方が有利になるかも知れません。
 ということで、これからアウトサイドからの投球を学んでみようと思っております。出来れば極めるところまで突き詰めていけたらと思っております。

スイングとフットワークの同期問題~やっと光明が見えてきた!?

2024-06-28 | ボウリング
 末尾の<参考>に掲げているようにこれまでスイングとフットワークの同期問題に悩ませれ続けてきました。藤川プロからアドバイスを受けながら、自分なりに試行錯誤を続けてきました。しかしながら、良いところまではいくもののこれといった決め手が見つけられずにズルズルとこれまで来てしまいました。
 それぞれの対策はそれなりの効果があるのですが、調子の良いときは問題点は発現しないが、ある時から突然崩れてしまうということに尽きます。結局は崩れるきっかけとなるものを見つけるしかないのです。投球動画を見比べながらチェックするのですが、常に徒労に終わっておりました。何せ0.1秒程度の差を発生させる根本原因を探さなくてはならないのですから、並大抵のことではありません。プッシュアウェイの開始、最下点通過、バックスイングのトップ、バックスイングの水平点、リリースなどの各チェックポイントのずれからその要因を類推しなくてはなりません。それもタイミングや投球フォームを変えながらやる必要があります。結局、この方法では見つけることが出来ずに来ております。まさに泥沼状態ででした。
 ところが2週間前のレッスン会(現在のメインテーマは前方重心の投球フォームに変更すること)で、今のはバッチリじゃないと藤川プロから指摘がありました。この時は10ピンカバーの投球でボールを曲げることを意識せずに投げておりました。次の1投目の投球では、再びタイミングがズレてしまいました。藤川プロから「曲げようと思って何かしてない?」との指摘です。そこで暫し考えてみますと、その昔、1投目はカップリストを作って投げておりました。現在はリスタイを装着しておりカップリストは作らずに投げておりますが、無意識にカップを作ろうとリスタイのフィンガーを固定するバンドにテンションを掛けているようです。その結果、肘が少し曲がりタイミングに微妙に影響を与えているかも知れないということでした。
 そこで手首は完全にリスタイに預けるように投げてみるようにとのアドバイスです。実際に投げてみますとかなり改善しているとのことです。これでしばらく様子を見てみようということになりました。
 ここで従来までとリスタイに預けるようにしたときの試合結果を比較してみますと
 6/01~6/17 アベレージ177.57(35ゲーム)
 6/18~6/24 アベレージ179.80(10ゲーム) 
 と僅かにアップしておりますが、これは誤差の範囲でしかないでしょう。
 そして先日のレッスン会では、まだ肘が伸びていない(曲がっている)ような場合もあるようだと指摘を受けました。どうもプッシュアウェイで伸びきっていないのにダウンスイングが開始しているのが原因かも知れないということで、プロがやっていたある方法を伝授していただきました。そうすると効果覿面で、バラツキも抑えられかなり理想的なタイミングになっているそうです。しかし、うっかりしていると元のやり方に戻ってしまうこともありますので、じっくり身に付ける必要がありそうです。
 伝授頂いた方法による投球による試合結果は、
 6/25~6/27 アベレージ196.54(11ゲーム)
 と劇的(?)にアップしているところを見るとこれはと思える出来事だと思います。というかそう思いたい!!!
 まだゲーム数が少ないので何とも言えませんが、これまで改善してきた方法より大きな効果があるものと実感しております。
 やっとこれで今まで散々苦労してきた問題解決に一縷の望みが出てきたということでこのようなタイトルを付けた次第です。

 これで全てが解決したということではないと思いますし、まだまだ解決すべき問題は多々あります。年間アベレージ200アップにはまだまだ遠い道のりですが、これからも一歩ずつ着実に歩んでいきたいと思います。

<参 考>
スイングとフットワークが微妙に合ってない!!!」「投球フォーム改造~最終段階!?」「レッスン会で指摘された事項をまとめてみました」「またまた7歩助走に! 」「プッシュアウェイ開始のトリガー」「5歩助走と7歩助走の違い(投球動画の分析)」「スイングとフットワークの同期~0.1秒の壁」「プッシュアウェイをやめる!?」「スイングとフットワークの同期~基本からやり直す」「スイングとフットワークの同期~またまた振出しに


ダブルスリーグ第37シーズン結果

2024-05-17 | ボウリング
 昨夜10位で迎えた第37シーズン最終戦ポジションマッチの結果4-0となり、順位を上げて12チーム中7位となりました。前節の6位から順位が下がったのは偏に私の不調のせいです。

 シーズンアベレージは173.75⇒176.55⇒187.86⇒195.40⇒194.26⇒177.78⇒179.12⇒171.93⇒175.22⇒181.79⇒173.57⇒179.77⇒186.48⇒172.55
と大きく落としてしまいました。
 オイルパターンは奇数週が40ft-27.5ml(内:外=5.79:1.01)、偶数週が45ft-27.25ml(内:外=4.04:1)で、40ftのアベレージは178.62、45ftのアベレージは166.48でした。パターンの難易度からして45ftが低いのは頷けるところですが、それにしてももう少し打てても良いはずなのですが・・・。今シーズンは何とも締まりのない結果となってしまいました。反省!!!

 来週から第38シーズンが始まります。オイルパターンは奇数週が37ft-27.1ml(内:外=2:1)、偶数週が42ft-25.15ml(内:外=2.97:1)とのことで、かなり難しいパターンですので相当苦戦しそうです。下手をするとアベレージ150を切ってしまうのではないかと思われます。まぁ難しい方が勉強になって良いのですが・・・。

<スクラッチスコア&3ゲームアベレージ推移グラフ>


<シーズンアベレージ推移グラフ>



前方重心・後方重心~一体どっちなのか!?

2024-04-28 | ボウリング
 今年になった位から「後方重心だった!~そしてドットボウリングからピンボウリングへ」で書いておりますように後方重心の投球フォームにしております。そして「スイングとフットワークの同期~またまた振出しに」のように藤川プロから指摘を受け、色々と試行錯誤しながらやってきました。ところがその努力も虚しく、昨年の通算アベレージ184.40(751ゲーム)から178.20(211ゲーム)と大きくアベレージを落としております。
 以前、藤川プロからは前方ですと言われておりました。4スタンス理論の判定法でも前方重心との結果にも関わらず、迷いが生じたのは自分が何となく感じた違和感と福岡プロの前傾/後傾タイプの判別法の結果で後傾と判定(前傾:後傾=4:5)されたからです。自分が感じる違和感はそれこそ何の根拠もないものですので、これは除外して福岡プロの判定法を今一度やり直してみました。前回は判断に迷うものもしいて挙げればということで、どちらかに入れておりましたが、今回は迷ったものは判定から除外してみました。すると結果は同数でどちらとも判定できないといった結果になってしまいました。
 ということで誠に悩ましい状況に陥ってしまいました。多数決的には前方重心ということになるでしょう。そうすると前の投球フォームに戻す方が良いのでしょうが、今の投球フォームも捨てがたいものがあります。さぁ、一体全体どうしたものか!?
 勿論、藤川プロにこれまでの経緯を伝えてアドバイスを頂くつもりなのですが・・・。

 やはり素人判断はよろしくないですね。何れにしても専門家にちゃんと判断してもらうべきでした。要は金を払えということでしょう。ネット上に簡易な判定法がありますが、あくまでも参考程度にすべきです。結局のところ被験者の主観が入り込みやすいので診断の正確性が損なわれることになってしまいます。今回のように違和感や迷いに起因するような時には特にその傾向が顕著になるでしょう。自分が後方重心であることを確認したいがためにバイアスが掛かってしまったという好例です。
 人間とかく弱いものです。困った時の神頼み、何かにすがりたい気持ちは分からなくもありません。しかし、そのことは往々にして悪い結果をもたらすことでしょう。
 また一つ勉強になりました。気持ちを新たに取り組んでいくことにします。


<参 考>
前方重心・後方重心」「「ドット・ボウリング」が泥沼脱出のきっかけとなるか!?」「「ドット・ボウリング」やってみました」「前方重心とドット・ボウリング

ボールスピナーを作ってみました!

2024-03-25 | ボウリング
 これまでボールのオイル抜きやサンディングは自前でやっておりましたが、ポリッシュはセンターに依頼して機械でやってもらっておりました。しかし、割引券は月1回しか使えませんし、複数個のボールをポリッシュすると結構な金額が掛かりますので、そう頻繁に出来るものではありません。サンディングも結構手間が掛かりますし、ポリッシュなら尚更でしょう。ホームセンターなどで売っている電動ポリッシャーを使ってみようかなとも思いましたが、処理する部分を変える度に重いボールを回転させるのも大変そうです。かと言ってベアリング付きのボールベースを使ってボールを軽く動くようにすると今度はぐらつき過ぎるようになってしまうでしょう。
 そこでネットで調べておりましたところ末尾の<参考>の「スピナーマシン」の製作動画がありました。なるほどこれならバッチリだと思い、早速メルカリで「刃物砥ぎ機」なるものを探しましたところ、運良く動画と同じ製品が見つかりました。
 マシンの製作は至って簡単です。調理用のボウルの底にドリルで穴をあけ、テーパーリーマで穴を拡げます。動画では両面テープでアタッチメントと貼り付けてありましたが、私は刃物砥ぎ機としても使いたいのでボールの底にゴムのすべり止めを接着剤で貼り付けました。また、ボウルはステンレス製ですのでボールと擦れて傷が入らないようにボウルの縁にゴムを貼り付けて浮かせるようにしました。その他は動画の通りにやれば簡単に作ることができました。
 早速、試運転を兼ねてスペアボールのポリッシングをやってみました。スペアボールをよーく見てみるとローリングトラックに帯状に擦過痕がありました。このスペアボールを購入したのが2021年7月ですから、もう3年以上何も手入れしていないことになります。話は逸れますが、このスペアボールを購入した理由は、従来使っていたプラスチック製のスペアボールは半年から1年で欠けたり割れたりするので、もっと耐久性の高さを求めてウレタン製のものにしたということです。プラスチックに比べると少々高価になりますが、こちらの方が長い目で見るとコスパが良かったと言えるでしょう。ただ、ウレタン製は長持ちするので表面のポリッシングが必要になります。私はそれを気付かずに怠ってしまっていたということです。これが「10ピン取れない病再発!?」の原因ということならば事は簡単ですが、恐らくそうではないでしょう。がしかし、一因となっているかも知れませんので、これを取り除くことは必要なことだと思っております。

 話を元に戻します。先ずは、ローリングトラックの擦過痕を消すため360番でサンディングしました。このスピナーはボールの半球しか掛けられませんので、先ずはサンディングは上半球に掛け、180°回転させ残りの半球に掛けます。その後、90°回転させ半球に掛けます。また180°回転させ半球に掛けます。これで縦横の格子状にサンディングをしたイメージになります。もっと丁寧に縦横斜めといった具合にやった方が良いのでしょうが、取り敢えずは2方向までにしておきます。
その後同様の手順で500番⇒1000番⇒2000番⇒3000番⇒4000番でサンディングです。手作業に比べると楽なもんです。あっという間に出来上がりです。もうこれで、元のスペアボール以上の輝きを取り戻したように感じました。どれほど酷使していたかが分かります。
 さてこれからいよいよABSのダイアモンドコンパウンドの登場です。これは公称10000番ということです。スポンジに含ませポリッシュしてみました。サンディングの時は2方向から掛けましたが、ポリッシュは念入りに4方向から掛けてみました。
 さて、出来栄えはというと、惚れ惚れとみとれるような輝きを取り戻しました。というのは言い過ぎでしょうか!?
擦過痕は完全になくなり、所々深い傷はあるものの購入した時のレベルと同等といった印象です。
 これで、サンディングやポリッシングが自宅で簡単に出来るようになります。要した費用は1万円も掛かっておりませんので、5~6回のポリッシュ費用で元が取れます。研磨剤などのランニングコストが掛かるにしても1回分の委託費用程度でしょう。
 これで何の気兼ねもなく思う存分ボールメンテナンスが出来るようになりました。特に、パール球のポリッシングが頻繁に出来るようになったのは大変有難いことです。
 
 さぁ、今夜はスキルアップリーグ、明日はWeekly Champion Shipと連戦です。10ピンカバー率100%と行きたいものです。



<参考> 



10ピン取れない病再発!?

2024-02-24 | ボウリング
 最近10ピンカバーでミスることが多くなっているような気がしておりました。特に、ここ2試合10ピンカバーに悉く失敗してしまいましたので、思い余って過去のデータをひっくり返して次の表を作成してみました。


一目瞭然しっかりデータにも表れております。2月前半と比べると10ピンカバー率が66.67%⇒28.57%と激減しております。1月からターゲットの変更やらスイングとフットワークの同期などの修正を行ってきて、アベレージも2月に入って上向きに転じており、ようやく結果が出そうな感触を持っていただけにかなりショックな結果です。
 スイングとフットワークの同期に関してはアベレージの上昇からして方向性は正しいものと思っているのですが・・・。
 試しに他の指標の1月⇒2月のデータを調べてみましたところ、
 ストライク率:37.0%⇒47.3%
 カバー率:68.7%⇒70.3%
 オープンフレーム率:28.1%⇒23.3%
 ノーヘッド率:8.0%⇒2.1%
 ノーミス率:4.5%⇒7.6%
 200up率:18.1%⇒33.3%
と改善傾向にあります。

 カバー率は全体としては改善傾向にあるのに10ピンのみが突出してダウンしているのです。因みに10Pと同様にカバーボールでトライする6Pカバー率は75.0%と昨年の年平均81.67%とやや低いものの差ほど落ち込んでいるようには思えません。やはり取り組んでいることに何か関係があると思わざるを得ません。
 これまで10ピンカバーについては文末の参考に掲げているように悩まされ続けてきました。この中に何某かのヒントがあるかも知れません。これらを一つづつ潰して行こうと思っております。
 10ピンタップの発生率は高いと言えども1ゲーム当たり1回程度です。ですから試合中にトライする回数も少なく、試合が練習という訳にも行きません。やはり10ピンカバーに特化した練習が必要だと痛感しました。

<参 考>
テンピン恐怖症!?」「10ピンが取れない」「10ピンが取れない(2) 」「10ピンが取れない(3)

スイングとフットワークの同期~またまた振出しに

2024-02-21 | ボウリング
 スイングとフットワークの同期問題に決着をつけようと基本に戻ってやり直しをしておりました。(参考:「スイングとフットワークの同期~基本からやり直す」)
試行錯誤を重ねある方法を試したところ自分なりにいい感触を得るところまで行っており、先日開催された「第11回佐賀レディースプロ・アマトーナメント前夜祭プロチャレンジマッチ」4ゲームで、10ピンを7回中6回ミスってもアベレージ202.25とまぁまぁ打つことが出来ましたので、藤川プロに評価していただくことにしました。そうしますと「重いんだよな~!」と一言発し考え込んでしまわれました。「タイミングは良いんだけど、何だか動きが重たく感じるんだよね・・・」と。私も言われている意味が理解できずに呆然としてしまいました。これでスイングとフットワークの同期問題に漸く区切りがつくかと思っておりましたので大変落胆してしまいました。
 詳しく聞いてみると私の良い時の動きに比べると軽快さや滑らかさがなくなってしまっているとのことです。理想形に無理やり近づけようと随所で合わせ込むように修正(無駄な力)を加えようとしているのが、ぎこちなく見えているのではないだろうかとのことのです。
 これでダメということではないが、継ぎはぎで無理やり辻褄を合わせても何かの拍子にぼろが出てしまう。ここはやはり私の調子が良いときのイメージを追い求めた方が良いのではないかということです。
 ということで、またまた振出しに戻ってしまいました。結局はスタートが肝心ということで、プッシュアウェイの方法を色々変えながら一番タイミングが合い、かつ崩れた時でも微調整がやり易いやり方を見つけていくことにしました。それこそボールの持ち方、構え方、スイングへの乗せ方など思いつく限りやってみました。その中で一番タイミングが合う組み合わせが見つかりましたので、暫くはそのやり方で様子を見ようということになりました。
 出来る人は難なく乗り越えることが出来るであろうことが、私には途轍もなく高く聳え立つ頂に見えます。もう何年同じことをやっているのだろうと我ながら情けなくなってしまいます。このような私に長時間お付き合いいただいた藤川プロには唯々感謝するばかりです。



ダブルスリーグ第36シーズン結果

2024-02-09 | ボウリング
 昨夜7位で迎えた第36シーズン最終戦ポジションマッチの結果3-1となり、順位を一つ上げ13チーム中6位となりました。前節の4位から順位が下がったのは私の不調のせいです。

 シーズンアベレージは173.75⇒176.55⇒187.86⇒195.40⇒194.26⇒177.78⇒179.12⇒171.93⇒175.22⇒181.79⇒173.57⇒179.77⇒186.48
と上昇基調にありますが、オイルパターンからすればもっと打てるはずでした。
 オイルパターンは奇数週が38ft-23.6ml(内:外=12.22:1.04)、偶数週が43ft-23.95ml(内:外=6.13:1)で、38ftのアベレージは189.24、43ftのアベレージは183.71でした。パターンの難易度からして43ftが低いのは頷けるところです。
 年明けからフォーム修正などでかなり乱調気味になってしまいました。特に43ftに影響があり、ポジションマッチで取り戻せなかったら惨憺たる結果になったでしょう。

 来週から第37シーズンが始まります。コンデイションはまだ決まっていないようですので、ぶっつけ本番になりそうです。


<スクラッチスコア&3ゲームアベレージ推移グラフ>



<シーズンアベレージ推移グラフ>



スイングとフットワークの同期~基本からやり直す

2024-02-05 | ボウリング
 ボウリングを始めてこの方ズ~ッと悩まされ続けているスイングとフットワークの同期問題(参考:「スイングとフットワークの同期~0.1秒の壁」)です。上手く行くかに思えた「プッシュアウェイをやめる!?」でしたが、この方法もやはりバラツキが出てくることが判明して根本解決には至りませんでした。
 この問題に取り組み始めるとアベレージがガクンと落ち込んでしまいます。これは個性だと思って「このままで良いや!」と開き直ろうと思ったのは一度や二度では済みません。結局、この問題を解決しないことには伸び悩みを打破することはできないことは明白なのです。
 そこで今一度基本からやり直すしかないと一大決心をしたのです。藤川プロからは0歩、1歩助走は問題ないレベルに達していると言っていただけております。そしてブラブラ投球もタイミングのズレは出てきません。ですから結局行きつくところはプッシュアウェイ開始のタイミング(参考:プッシュアウェイ開始のトリガー)ということになります。
 私の場合、プッシュアウェイ開始のタイミングが右足と同時でないとできないことが根本の原因だということが分かっています。これを克服するために7歩助走にしてみたりと色々な取り組みをしてきました。それが良いところまで行くのですが、今一歩届かないと言ったところでしょうか。
 ここはやはり根本解決のためにはプッシュアウェイ開始のタイミングを改めるしかないと思い定めたのです。多くの書籍やネット情報ではプッシュアウェイ時に右肘が伸びきった時に右足に重心があることとされております。このためには右足の前に出す動作の前にプッシュアウェイが開始されていることが必要になる訳です。私の場合は右足と同時に開始することからスイングが遅れてしまいます。遅れるから辻褄を合わせる必要からスイングを早めようと力が入り脱力スイングが出来なくなってしまうのです。
 ということで「ボウリング練習用ゴムボール」で0歩、1歩、3歩、4歩、5歩とタイミングを確認しながら繰り返し練習をしました。
 その結果、5歩助走ではタイミングが取り辛いことが分かりました。ですから4歩助走でタイミングを合わせ込むしかないようです。先ずプッシュアウェイを開始しておいてから、やや遅れて右足を出すようにするしかないのです。これが出来ないから苦労したのですが、結局はこれが一番重要なことだった訳です。出来ない出来ないと理由をつけて、真面に取り組もうとしてこなかった自分が情けなく思います。最初に間違っていれば、後でいくら取り繕おうと駄目なものは駄目だという当たり前のことが分かっていなかった自分に腹立たしい思いがします。
 まぁしかし、それが分かっただけでも良しとしましょう。自己紹介でも書いているようにオメデタイ性格は治らないようです。

 

「ベアボーンボウリング」を読み返す

2024-01-27 | ボウリング
 ボウリングを始めて一年ほど経った時に出会ったのが「ベアボーンボウリング」でした。それまでに入門書を何冊も買って読んできましたが、正直言ってあまり参考になりませんでした。その中で、宮田哲郎著「スポーツ・ボウリング」は内容的に充実しておりました。ただ、これは1991年発行のもので内容があまりにも古過ぎでした。
 この頃は、アベレージが160程度で中々上達できずにおりました。センターで開催されるレッスン会に定期的に参加してはみたものの状況は変わらずでした。そのような時に出会ったのが「ベアボーンボウリング」でした。これを読みながら少しずつ投球フォームを「スクエア」から「オープンバック」に変えていきました。しかし、レッスン会では「オープンバック」など教えてはくれません。
 そこで意を決して藤川プロのフリーレッスンを受講してみたのです。プロに「オープンバック」にしたいと相談し、少しずつ指導を受けながら現在に至っております。藤川プロから何故そのようなアドバイスを受けたのかを「ベアボーンボウリング」で振り返ると一々理にかなっていることが分かります。しかし、本を読んだだけでは投球フォームやタイミングのズレといった微妙な修正は自分自身では不可能です。いくら動画に撮って分析しても何が悪いのかさえも分からないことでしょう。身近に指導してもらえる有難さが身に沁みます。
 投球フォームやボール選択(レイアウトを含む)は藤川プロに相談できるので良いのですが、レーンコンディションだけは付きっきりでアドバイスしてもらえない限り自分で考えるしかありません。
 ということで「ベアボーンボウリング」のレーンアジャストに関する部分を読み返すことにしました。入門書ではほとんど触れられる部分ではありませんが、本書では43ページに渡って詳細に記述されております。それも一流のPBA選手が実戦で用いる手法が記されております。
 最初に読んだ時には、先ず投球フォームやスイングとフットワークの同期に関心が高かったこともあり、レーンコンディションについては流し読みした程度でしたし、あまり理解できなかったというのが正直なところでした。
 しかし、レーンコンディションに関する問題に直面した今現在読み返してみると記述されている内容が一々刺さってくるのです。やはりあることを理解できるようになるためには経験と関心が共に必要であることを痛感させられました。
 実際にゲーム中に発生した現象の原因は何か、その背景にあるものは何なのか、そしてそれに対処するためにはどうすれば良いのか、更にはそれを実現するために必要な技術は何なのかといったことを本書はある程度解明してくれるものと期待しております。
 本書を熟読し理解を深め、実戦で試して確認し、更に深く読み込み理解するといったプロセスの中でより深みに達することを目指していこうと思っております。
 と言いつつも増々弱る体力と惚けていく頭でどこまでできるか分かりませんが・・・。


プッシュアウェイをやめる!?

2024-01-20 | ボウリング
 昨日、藤川プロから練習を見てもらったら、またもやスイングとフットワークの同期をもう少し改善した方が良いんじゃないかと指摘を受けました。この件については7歩助走により大分改善していたのですが(参考:「5歩助走と7歩助走の違い(投球動画の分析)」)、まだまだ不十分ということなのでしょう。試合中に突然崩れてしまう原因もそこにあるんじゃないかとの指摘です。それはスイングとフットワークの同期がギリギリのところで合っている状況なので余裕がないことに起因している。だからほんの少しの切っ掛けで同期が合わなくなってしまう。結果無理して合わせようとするからスイングに余計な力が入ってしまうことで崩れてしまうということのようです。
 これを改善するためには、これも以前から指摘されて取り組んでいたプッシュアウェイ開始のタイミングです。(参考:「プッシュアウェイ開始のトリガー」)
 私はプッシュアウェイ開始のタイミングは右足と同時でないとできません。何度もずらすことを試みたのですが全て失敗に終わってしまいました。右足と同時に開始するとタイミングが遅れ気味になるので右の肘が伸びきらない内にスイングに持って行こうとします。そしてバックスイングのトップで右足に重心が乗るようにするためプルアップしてしまいます。その後力を抜けば問題ないのでしょうが、プルアップに連動するかのようにプルダウンしてしまうのです。このような余計なことをしないようにするために脱力スイングを目指したのですが、これも余程意識していないとついつい力が入ってしまします。
 一方、プッシュアウェイをしないブラブラ投法(止まったまま振り子スイングをしておいてから歩き始める)だと問題なく同期が出来ているのです。そこでプッシュアウェイをしなければ良いのではないかという仮説を立ててみました。この場合これに替わるスイング開始方法を探るという課題を解決しなければなりません。
 以前、プルダウンにしてみたことがあったのですが、この場合ハイバックスイングにするにはテイクバック時に助走を大きく加速させるかプルアップないしはその両方をしてやる必要があります。しかしながら私は最初はゆっくりスタートですから加速は殆どできません。それにプルアップをしないがための取り組みなので、そもそもそれは出来ません。
 ということでハイバックスイングを取り敢えず置いておいて、スイングとフットワークの同期を最優先に取り組むことにしました。プルダウンといっても色々やり方があるので、思いつく限りの方法を試してみましたがどれも今一の結果しか得られませんでした。
 そしてたどり着いたのが次の方法です。先ず両手でボールをだらーんと持ち振り子の最下点にぶら下げるような形を作ります。助走をスタートし、右足が出るタイミングで両手で前方に軽く振ります。左手は最前方でボールが停止するまで支えますが、ボールが後方に移動を開始した時に自然に離れるようにします。そうすると最初から右肘は伸びたままの状態ですから自然と振り子スイングにすることが出来ます。スイングの開始はブラブラ投法と全く同じですから全く違和感なくスタートできます。(というかそもそもブラブラ投法に近い形に持って行きたかったので、この方法を思いついた訳ですから当たり前のことかも知れません。)
 藤川プロから見てもらいましたら良い感じになっていると評価いただきました。ということで暫くこの方法を試していくことにします。
 さてどうなることやら。これが上手く行けば、漸くスイングとフットワークの同期問題に一区切り付けることができるのですが・・・。


やはりスパットボウリングに落ち着くのか!?

2024-01-15 | ボウリング
 前回ピンボウリングに移行した経緯を投稿しておりました。(参考:「後方重心だった!~そしてドットボウリングからピンボウリングへ」)
 ショック療法で遠方をターゲットとすることで、スパットを見ることが苦にならなくなったようです。そこでブレイクポイントとスパットを試合においてターゲットとした場合もやってみました。
①ピンをターゲット(4ゲーム)
②ブレイクポイントをターゲット(3ゲーム)
③スパットをターゲット(4ゲーム)

その結果は
①アベレージ:164.25 10ピンカバー:5/5(100%)
②アベレージ:155.33 10ピンカバー:3/3(100%)
③アベレージ:183.25 10ピンカバー:3/8(37.5%)
となりました。
 ①と③は同じオイルパターンです。②は異なるオイルパターンですが、前回同じパターンではドットボウリングで198.67打ってました。
 ②の時は1投目はブレイクポイント狙い、10ピンはピンボウリングの混合で投球しております。
何れの場合もドットボウリングに比べスコアが落ちております。ただ、理由は分かりませんが10ピンに限ってはピンボウリングが勝っております。
 ノーヘッド率は①、②とも20%程度ありましたが、③の場合には0%とポケットヒット率が向上しております。
 投球してみた感触は、ブレイクポイントはあまりに漠然とし過ぎるように感じました。というのも縦90cm、横7cmといった奥行きのあるターゲットゾーンを狙ったとき、目標が明確に定まらず、目線が前後方向に移動してしまうようです。どうもそれが悪い結果をもたらしているのでしょう。

  総合的にはスパットボウリングの方が良さそうですが、10ピンが惨憺たるものがあります。10ピンカバーの向上は魅力ですので、もうしばらく①か②に取組んでみる価値もありそうです。さてどうしたものか!

 悩んでみても結論が出そうもないので、もう一度、一通り試してみて後は自分の直感で決めようと思い、昨日練習に行ってきました。
 結論は標題の通り、スパットボウリングに戻ることにしました。元々スパットボウリングをやっていた訳ですし、スペアコンバージョンシステムも変更するする必要がありません。最もスムーズに移行できるはずです。後は10ピンカバー率を上げれば良いだけのことです。

 これまで紆余曲折あって、ターゲットをスパット⇒ドット⇒ピン⇒ブレイクポイントと変えてきましたが、結局のところスパットに戻って来ました。
 しかし、この変遷を辿ることで、ただ単にターゲットを通すことに集中するのではなく、ターゲットはボール軌道ラインの一通過点に過ぎないというイメージをより明確に持てるようになった気がします。

 さて、今夜からスキルアップリーグ第4節の始まりです。暫くはスパットボウリングに取組んでみることにします。

後方重心だった!~そしてドットボウリングからピンボウリングへ

2024-01-10 | ボウリング
 年明け後、初のレッスン会で1歩助走の練習をしていると藤川プロから上体が突っ込み過ぎですよと指摘を受けました。久々のレッスン会ですから何時もの癖が出てしまったのでしょう。癖というものは意識していないとついつい出てしまうものです。上体が突っ込まないときは綺麗なフォームで投球できているのにいつの間にか突っ込むようになり、結果タイミングもおかしくなってしまうとのことです。
 そもそも投球フォームの変更は私が前方重心であることを意識したことから始まります。藤川プロのチェックや4スタンス理論の判定方法(ネット情報を元に自分でチェック)でも前方重心に近いという結果でした。それで試行錯誤の末、前方重心に適した投球フォームを作り上げてきたのです。しかし、何となく違和感を覚えない訳でもありませんでしたので、色々調べていくうちに福岡プロのYouTube動画で前傾/後傾タイプの判別法というのがあって、それでチェックしてみると後傾タイプに当てはまるチェック項目が前傾タイプより多くありました。ということで何が何だか分からない状況に陥ってしまったのです。
 前方重心に適するフォームにしてからアベレージも徐々にアップしてきているのは事実です。なのに感じる違和感は何だろうと思い悩みつつも前方重心だと思い込んでおりますので、思い切って後方重心に切り替えることもできずにズルズルときておりました。
 それでスランプに陥った時、何も考えずに気楽に心地よい投げ方をしている時の動画を撮ってもらいました。そうするとどう見ても後方重心のように思えるのです。
 では何故に藤川プロも4スタンス理論の判定法も前方重心と出てしまったのでしょうか。思うに私の運動経験の多くは前方重心が必要(?)なものだったからではないかと思います。幼少期に剣道、高校で短い間でしたが柔道、その後はジョギング、パラグライダーなどです。ジョギングも前へ前へ進むものです。パラグライダーもテイクオフ時には風に逆らって翼を立ち上げ坂を駆け下ります。剣道も柔道も摺り足が基本です。摺り足で歩くには後方重心では難しいでしょう。それに大学の4年間はお茶をやってました。これも摺り足が基本です。
 このように私の生活の大部分は、身体的特徴に関わらず前方重心にする必要があったのです。ということで前方重心が身に付いてしまったのではないでしょうか。
 しかし、ボウリングはこれらのスポーツとは性格が大いに異なります。ボールを前方に転がすには、後方から前方への重心移動があった方が有利です。例えば、野球のピッチング、やり投げや砲丸投げなどの投擲種目などはその一例です。前方重心では難しいものがあるでしょう。ボウリングも後方重心が有利であると言われるのも頷けます。
 しかし、前方重心でも投げることが出来るので、ことは余計に複雑になります。
 ということで、身体的には後方重心にも関わらず、前方重心だと思い込んでいたところに何となく違和感を覚えていたのではないかと思い至ったわけです。
 藤川プロに相談してみると実はプロも同様な経験があったそうです。プロは元々陸上競技をやっておられ、前方重心のつもりで練習を重ねていたそうです。しかし、同様に違和感を覚え、以後は後方重心の投げ方に変更して現在に至っているとのことでした。
 それからは、徐々に後方重心のフォームに変更しておりますが、余りにも前方重心のつもりで投げていた期間が長すぎましたので、ついついその癖が出ることがあるのです。
 特に長いこと10アングルドットをターゲットにしておりますので、これをもっと前方のスパットないしはフッキングポイントに変更しようと何度もチャレンジしてみましたが全て失敗に終わっております。
 前に突っ込むのは、おそらく10アングルドットをターゲットにしているからでしょう。ファールラインに近づくと自然に前傾が強くなってきます。これを直さない限り突っ込みの癖は治らないのではないかと思います。
 そこでショック療法とばかりに極端に遠くのターゲットを設定してみようと思いついたのでした。一番遠くて判りやすい目標と言えばピンそのものです。しかし、このことはボウリングの常識では悪い例の典型と言われている位のことです。でもピッチャーがキャッチャーミットをめがけて投げているのだからボウリングでもできないこともないだろうと勝手に思ったのでした。
 全否定されるのを覚悟で藤川プロに相談してみると意外や意外、有名なPBA選手が一時期やっていたということでしたので、強ち間違ってはいないのではないかと意を強くしました。
 ということで早速、ピンボウリングをやってみました。そうすると突っ込みが無くなり綺麗な投球フォームになっているとのことです。1時間ばかり投げ込んでみると段々慣れてきたのか、スペアボールでのピンヒット率が断然アップしたように感じます。
1投目は立ち位置を5枚から35枚まで5枚づつ移動して投げてみました。最初は要領を得ませんでしたが、これも次第にポケットヒットできるようになりました。ただ立ち位置5枚目は斜行してしまい、結局リリース位置は10枚目に立った時と同じくらいになってしまいましたので、大外から投げるときは何らかの工夫が必要なようです。
 練習では何となく上手く行きそうな感触を得ましたので、無謀だとは思いましたが、早速その日の試合で試してみました。結果は、136-142-187-192と散々でした。前回このオイルコンディションではプラスを打ってましたので、かなり落ち込んでしまいましたが、尻上がりにスコアがアップしておりますので実戦でも使えるのではないかと手応えを感じております。そして10ピンが5/5と100%カバーできたことは嬉しい限りです。その他2,3,4,5,6,7のシングルピンのカバーも100%、3-10スプリット、3-9インザダークもカバーできました。スペアの場合には10アングルドットよりピンを直接ターゲットにした方がコントロールが良くなったかのようです。
 課題はレーンアジャストとスペアコンバージョンシステムをどのように構築するかです。おそらく参考例はないと思いますので、自分自身で解決しなければならないでしょう。
 といった具合にしばらくはピンボウリングを続けてみようと思っております。ゆくゆくはスパットないしはフッキングポイントをターゲットとするようにしていきたいと考えておりますが・・・。

<参 考>
前方重心・後方重心
「ドット・ボウリング」が泥沼脱出のきっかけとなるか!?
「ドット・ボウリング」やってみました
前方重心とドット・ボウリング