山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

「スプリット立ち位置変えたまた割れた」

2022-10-19 | 川柳
 前回に続きまたスプリットネタです。そうなんです、このところスプリットに悩ませられ続けております。
 昨夜は4ゲームで9個のスプリットを量産してしまいました。ゲームをまたがって4連続スプリット、2フレ空けて連続7-10でした。
 通常はスプリットが出たら、その種類に応じて立ち位置を少しずらして投球すればストライクにすることが出来ますが、立ち位置を変えても連続スプリットとなった場合には、ボールを変えるという独自ルールを持っております。
 そこで3連続スプリットとなった時点(ゲーム跨ぎだったので次のゲーム開始から2連続)でブレイクダウンの影響だと考え、パールに変更しました。そうしたところいきなりBig4となってしまいました。その後アジャストしながら投げた3投目が7-10、次もまた7-10でした。結局は元のソリッドに戻して後の3フレームをまとめて何とか100点切りを免れました。要はオイルの読み間違いでブレイクダウンも少々影響していたでしょうが、多くの要因はキャリーダウンにあったようです。結局スコアは195-204-123-212と3ゲーム目だけ大きくスコアを落としてしまいました。
 昨夜の試合はリオイルしたてのレーンでしたので投げ易かったのですが、営業レーンで誰が投げたか分からないような状況の夜間にリオイルなしで投げようものなら例え大胆に5枚変えても、また同じ残りピンのスプリットになったりすることがあります。
 そうなるともう私にはお手上げ状態になります。一般的には走り系のボールにするでしょうが、場合によっては強いソリッドにした方が良い場合もあります。この選択をオイルを読んだ結果としてのものでありたいのですが、現状の私では単なる直感の域を出ておりません。そしてその直感が往々にして外れるのです。今回みたいに試合中に立ち直ることが出来れば未だしも、これを切っ掛けに崩れてしまうこうとも。そして長いスランプというトンネルの入り口にもなりかねません。
 私にとってレーンアジャストは永遠の課題です。分からないことだらけです。だからこそ面白いのですが・・・。
 




「金木犀年に一度の香の便り」

2022-10-16 | 川柳
 今年も我が家の庭の金木犀の花が咲き始めました。実は既に咲き始めていたのに気付きませんでした。それくらいに薫りを感じなかったのです。
 ところが本日の小城市の河川一斉清掃で公民館に集まったところ辺り一面にキンモクセイの薫りが漂っておりました。帰宅後に確認したら、チャンと咲いていてくれました。例年より花着きが悪いようで、それで香りも弱かったのだと思います。
 今夜から一雨降って、その後は急に気温が低下するとの予報です。キンモクセイが秋の訪れを告げてくれているようです。




「あぁ無常開始直後のセブンテン」

2022-10-15 | 川柳
 ストライク連発で順調な仕上がりで終えた練習投球。期待を込めた試合開始後直後の1投目。いい感じでリリースでき想定の軌道でジャストポケット。次の瞬間、目に飛び込んできたのが両脇に屹立する2本の残りピン。まさに出鼻を挫かれるとはこのことでしょう。
 さぁて、この後の展開は如何に!? 大体はいい結果に終わっているようです。これが7-10でなくビッグ4だった場合には悪い結果となるような気がします。
 初っ端のアクシデントでも気を落とさず、諦めることなく冷静に対処することができればいい結果をもたらしてくれるかも知れません。

 更にもう一句。「今日もまた練習ボールは絶好調」


「加計に賭け森の桜も散りぬるを」

2020-05-22 | 川柳
 森友学園に始まり加計学園、桜を見る会、そして賭け麻雀その他諸々の話題提供には事欠かない内閣のようです。情報番組ではこれらの話題を取扱わなかった時期の方が少なかったような気がします。これらスキャンダル報道に気を取られている最中にも重要法案がいつの間にか成立してしまっているのでした。
 今回の検察庁法改正案のしくじりと賭け麻雀が止めを刺すことになるのでしょうか。さぁ、それは神のみぞ知るということでありましょう。
 咲いた花は何時かは散る運命にあります。せめて安倍首相の引き際は、桜の花のように見事に散って欲しいと願います。



「温暖化季節外れの梅と雪」

2020-02-18 | 川柳
 昨日の雪は今シーズンの初雪にして初積雪でした。




 1月26日に咲き始めた梅(枝垂れ梅が咲き始めました!)にも雪が積もっております。

 このようにあり得ない光景を目にすると温暖化のせいにするのが当たり前のような風潮となりつつあります。大雨や台風の被害にしても同様な傾向が見られます。

 通常起こりえない状況に遭遇した場合、日頃思っていることなどの先行知識や体験とシンクロするとそれが真実であるかのように思い込んでしまいます。そのような思い込みがマスコミなどの情報によって増幅され最早信念に近いものとして焼き付いてしまいます。

 さて、梅と雪が同居している光景を見た場合、梅の花が咲くのが早かったのか、雪が降るのが遅かったのかによって見方が異なります。温暖化を支持する立場からは、気温の上昇によって梅の花が咲くのが早く咲いたところに偶々の冷え込みで雪となったからだということになるのでしょう。

 温暖化を否定する立場からは、偶々の暖冬で梅が咲いたところに雪が降っただけのことで、寒冷化に向かう途中の揺らぎみたいなものだ・・・。

 さて、どちらが真実か? それともどちらも間違いか?

 温暖化と叫ばれておりますが、一般の方々が一体どれほどの知識をお持ちなのでしょうか。異常気象を伝える報道でMCやコメンテーターがしたり顔で「温暖化のせいでしょうかね~。」などとのたまいます。被害を伝えるならば、その事実を報道すれば良いのであって、専門家でもないあなたの持論を聞きたい訳ではありません。その一言による刷り込みが世間一般にどれほどの影響を及ぼしているのかをよくよくお考えいただきたいと思います。

 私たちにできることは、世間一般に真実と思われることでも、それを妄信しないようにすることでしょうか。これは温暖化に限らず、政治、経済はいうに及ばずネット情報や人のうわさに至るまで実に多くの事柄に当てはまるでしょう。

<参 考>
地球寒冷化(?) 」「人は干潮の時に死ぬ??? 」「ニセ科学とどうつきあうか





 

「もりにかけ桜(はな)見て一杯お友達」

2020-01-10 | 川柳
 森友、加計に続き桜を見る会など次々に登場するお友達や支援者などの関係者を優遇するなどといったちっぽけな問題が世を賑せております。

 内閣総理大臣というものは広く天下国家といった大義に殉ずるべき職であり、当然のこととして品格を求められるものでもあります。国会での傍若無人のヤジなどは、とてもではありませんが品格があるとは思えません。気に食わない議員でも有権者の支持があって当選してきているのであって、その背後には国民があるのです。そういったことは、お友達や支援者しか優遇しない方々には所詮お分かりいただけないでしょう。

 仕方がないので我々庶民は、もり蕎麦やかけ蕎麦で、桜見て一杯としゃれこみましょう!


「マイナンバーポイント付与で釣る政府」

2019-11-21 | 川柳
 報道によりますとマイナンバーカードを保有している人がキャッシュレス決済で買い物した場合にポイントが付与される制度を創設するため政府か2,500億円を予算化しているということです。
これは現在のマイナンバーカード普及率が14%程度しかないため、これを普及促進するためということらいしいのですが、一人当たりの上限がたったの5,000円しかないというのですからどの程度普及するか疑問です。

 2,500億円を単純に5,000円で割れば5,000万人ということになりますが、関連予算を含むでしょうから多く見積もって4,000万人増えたとしても普及率は50%程度といったところでしょうか?
 そしてキャッシュレス決済でポイントを貰うにはマイナンバーとの紐付けが必要となりますから、そこまでして5,000円もらいたいと思う人がどれくらいになるでしょうか?

 それよりもマイナンバーカードの発行手続きをした方全員に手数料として5,000円支払いますとでもした方が余程効果的かと思います。ついでに手数料は銀行振り込みにすれば銀行口座との紐付けも一口座のみですが自動的にできてしまいます。

 ついでに言うならば、オリンピック・パラリンピック後の消費の冷え込み対策というのであれば、2,500億円といった小規模なものでは焼け石に水でしょう!

 これ以上マイナンバー制度に金を突っ込むのは如何なものかと思います。住基カード失敗の責任はどなたかお取りになったでしょうか。私は失効した住基カードを所持しております。確かカード発行に際して手数料が必要だったと思いますが、役に立ったのは無線の免許を取得したとき住基コードで住民票の添付が不要となったことくらいです。

 ポイントを付与するからマイナンバーカードを持ってねというより「マイナンバーカードを使うとこんなに便利になりますよ!」といった行政側の整備をすることが先なのではないでしょうか?






「またぞろに目立ちたいのか過去の人」

2017-06-14 | 川柳
 あれだけの醜態をさらして辞任した前東京都知事の舛添氏が、書籍を出版したりメディアのインタビューを受けるなど再び蠢き始めたようです。
 さすがに一年程はおとなしくしていた(世間から相手にされなかった?)ようですが、もう我慢ならぬとばかりにマスコミに登場してきました。どうも舛添氏はマスコミの活用術に長けていらっしゃるようです。しかしながら、そのマスコミに足を救われたことも事実でしょうに!
 舛添氏はマスコミ病に罹患していらっしゃるようで、またぞろマスコミを活用して名誉回復を図るべくあれこれと足掻いていらっしゃるようです。おまけに世間に八つ当たりするかのように「政治もマスコミも劣化している」などといった言説を弄しているようです。
政治劣化を体現してくれた張本人がよく言ってくれたものです。劣化したマスコミを利用して復権を図ろうとするなど片腹痛いことと言わざるを得ません。
 もう結構です。静かに過去の人として余生を送っていただきたいと思います。何か言いたいならば、ネット上でお願いいたします。見る見ないは、こちら側に決定権がありますが、マスコミにご登場されると否応なしに見聞きさせられてしまいます。その後味の悪さは言語に絶するものがあります。


<<参考>> 「第三者の公正な目???~舛添東京都知事政治資金問題に思うこと





「もりとかけセットメニューの安っぽさ」

2017-06-07 | 川柳
 今国会で森友学園と加計学園問題が賑わっております。どちらも似たような構造の疑惑がもたれております。
行政に直接的に権力介入があったのか、それとも行政側が勝手に権力に阿ったのか。何れにしても通常では起こりえないようなことが起こったのは事実です。

 ひと昔前は、このようなことは日常茶飯事であったのではないでしょうか。政治家や政党を支援する目的は、何らかの見返りを期待してのことが多いのでは?
これは企業や業界団体が選挙応援や政治献金する目的を考えれば当然のことでしょう。いわば持ちつ持たれつの関係にあるのです。その見返りとして多かれ少なかれ企業や業界団体に便宜がはかられてきました。近年これが露骨に行われなくなったというだけのことに思えてしまいます。

 今回は直接金銭が伴ったわけではないようで、思想的な親近感や腹心のお友達といった関係において発生したということに、その特殊性があるように思います。

 一国の首相が絡む事件としては、いかにも安っぽい出来事であるというしかありません。


「エンブレム時間かけてもこんなもの」

2016-04-09 | 川柳
 公募による東京2020大会エンブレムの最終候補4作品が発表されました。(「東京2020大会エンブレム最終候補4作品」)

 これを拝見した第一印象は、4作品とも「華がないなー」といったものでした。どれも似たような感じで「あ、これは!」といったインパクトを感じませんでした。

 応募作の中にはあっと驚くような輝きを放つものもあったに違いがありません。しかし、審査の過程で心理的なブレーキが働き、消去法により万人受けする無難なものばかりになってしまったのではないでしょうか。
 もっとシンプルなものもあったでしょう。これも類似デザインが問題になる可能性が高くなるので除外されたのでしょう。結果、何やらゴチャゴチャしたものばかりになってしまったのかも知れません。

 せっかく4案選ぶのだったら、一つや二つは斬新なデザインにして欲しかったと残念に思います。

 まぁ、こういったものは個人の感想ですから、意見を募集したら平凡なものが選ばれるに決まってます。今更ぼやいても仕方ありませんが、最初から結果が見えているのにわざわざ時間と金を掛ける必要があったのかと思ってしまいます。

 ぼやきついでに、日本伝統の墨流しによる図案でも採用するといった手もありかなと思います。そうすればパクリの問題は発生しないでしょうし、日本の幽玄の世界を多くの人々に知ってもらうことにもなります。


<2016/04/11 追記>
こんなことやっている方もいらっしゃるのですね。
 ⇒ 『負けエンブレム展』作品募集のお知らせ

 面白い取り組みだと思います。私もどのような作品があったのか見てみたい!

 後日、エンブレム委員会が主催して全応募作品の展覧会でも開催したら如何でしょうか?





「品格はピンチの時に顕れる」

2016-02-13 | 川柳
 宰相たる者、いかなる時も泰然自若であってほしいものだと思います。それでこそ大人の風格というもので、国民からの信頼感も増すのではないかと思うのです。

 野党からの追求をウイットやユーモアでさらりとかわすくらいのゆとりがあっても良いのではないかと思います。激高したり、ヤジを飛ばしたり、揚げ足を取ったりするなどは大人げないというか余裕の無さを印象付けてしまうのではないでしょうか?

 歴代首相を比較してみるのも面白いかも知れませんね。

 それから、野党の質問も漢字が読めないから資質が無いといったような言い方もどうかと思います。それは知識がないよりあった方が望ましいことでしょう。知識の多さ頭脳の明晰さで言えば学者に軍配が挙がるでしょう。しかしながら、学者に国家のリーダーになって欲しいと考える人は少ないでしょう。
 資質云々で言うならば、国会の質問でSMAPがどうのこうのと質問することの方が、よほど可笑しいと思うのですが?

 この頃の状況を見ていると、日本の政治自体が危機的状況を呈しているのではないかと思われます。こういった時ほど品格が問われるものと考えます。

「連呼するアベノミクスの虚しさよ」

2016-01-16 | 川柳
 先日、国会中継をラジオで聴いておりますと、安倍首相はご自分の経済政策を自慢するとき「アベノミクス」を頻繁にお使いになります。例えば「アベノミクスの果実は」とか「アベノミクスによって」などなど・・・。
 一方、野党からその政策に疑問を投げかけられると、途端に「アベノミクス」が消えてしまい、他の言葉に置き換えられてしまいます。そして、追い込まれそうになると民主党政権の時には「あーだった。」「こーだった。」とやたらと対比させることによって、ご自分を優位に立たせようとする言辞が際立ちます。

 一国の宰相に対して申し上げるには不遜な言葉かも知れませんが、何となく子供じみているのではないかと思わないでもありません。どのような批判にさらされても、もっと大人の風格でもって対応されるよう望みます。

 それから、政策をご自慢したい気持ちは分からなくはありませんが、「アベノミクス」を連発するのは、海外での発言ではいざ知らず、国内においては「~の経済政策によって」などの方が馴染みやすいのではないかと思います。

 ついでに言わせていただければ、他人が「安倍内閣」というのは当然のこととして、自ら「安倍内閣においては」などとご自分の名前を冠して呼ぶのは如何なものかと思います。何時からそのように呼ぶようになったのでしょうか?
 自分が自分がといった印象が強すぎるように感じます。そりゃ、強いリーダーシップぶりを演出したい気持ちは理解できなくはありませんが、何となく日本人の感覚にそぐわないのではないかと思います。

 何事もほどほどにしておかないと慣れを通り越して、鼻につくようになってしまいます。そして、小さな躓きでも、大きなしっぺ返しとなってしまうことでしょう。




「落ち葉でも朽ちて大地の糧となる」

2015-10-10 | 川柳
 ここ数日、朝晩に寒さを感じるようになりました。庭の金木犀から芳しい香が漂ってきます。家から眺めても山々の色づきの変化には気づきませんが、ドライブをすれば心なしか街路樹が色づき始めたような気がします。

 愈々秋本番を迎えつつあります。季節が進むとともに広葉の木々は、夏を惜しむかのようにそれぞれに化粧を施し、初冬の木枯らしに身を任せ、ハラハラと舞い散る様は、人の一生との重なりを思わせるかのようです。

 秋は何となく人を感傷的にさせてくれるようです。落ち葉は人生の黄昏をイメージさせます。これまで木を成長させるためせっせと働き、時の経過とともに自らその役割を終わらせ、そして散っていくのです。しかし、舞い降りた落ち葉は、小動物や微生物で分解され、大地に還元され栄養分として吸収され、木々を成長させます。

 落ち葉でさえ、大自然において大きな役割を果たしています。それに比べて、我々人間は何の役割を果たしているのでしょうか。いや、むしろ大自然に対して害悪とはなっていないだろうか。大自然にとって不要のもの、悪さをするものに対しては、必ずや最悪の審判が下ることを覚悟すべきか?

<2015/11/24 追記>
「落ち葉さえ朽ちて大地の糧となる」が良かったかな?
「落ち葉でも」って語感が良くないですね。



「年金でハゲタカさんが肥え太る」

2014-11-11 | 川柳
 久々の川柳ネタを投稿します。実を言いますと川柳はここのところFaceBookの「フリーランス川柳」という公開グループに投稿しておりまして、このブログへの投稿が疎かになっておりました。というか、正直言いますとあまり新作を作っていなかったのです。どうも投稿にマイブームというか、むらっけがあるようです。
 ということで、今回からFBへの投稿したものの内で、ネタ的に広がりがありそうなものについて、少々講釈を入れつつ本ブログにも投稿していきたいと思っております。

 報道によりますと、年金積立金の運用方法を見直して、株式等での運用比率を大きくしようといった議論がされているようです。現状では国債などのローリスクなものの比率が大きく、これでは将来の年金給付に追いつかない。従って、ハイリスク・ハイリターンなもので運用を行い、大きく儲けて積立金を大きくしようといったことを目論んでいるのです。
 目論むことは勝手です。しかし、裏目に出た場合には大損することになる訳でもあります。そこのところをどう考えているのでしょうか。

 巨額の積立金です。ハゲタカが虎視眈々と狙っているに相違ありません。くれぐれも彼等の餌食にならないように願います。

 もう一句。

年金に官僚たかり痩せ細る

最初の句に、ちょっと掛けてみました。過去、グリーンピアなどに見られるように金のあるところに群がるのは、ハゲタカだけではありません。今回の年金積立金の運用だって、超巨大な利権です。こちらの方にも、目を光らせておかないととんでもないことになるでしょう。

 ところで、グリーンピア問題で誰か責任取りましたっけ?
ということで更にもう一句。

年金をファンド任せの無責任

 大臣が責任をとるといっておりますが、大臣の首が飛んだ位のことで済む話ではないのです。年金受給者の生活が掛かっているのですよ。

 何となくお先真っ暗な感じですが、庶民にできることは川柳ひねって彼らをオチョクルこと位でしょうかね。侘しくなりますね。江戸時代ならいざ知らず、現代は選挙権なるものが与えられています。

 うわさによれば、年内に総選挙があるような無いような。これまた川柳ネタにして世の中を真面目に皮肉ってみたいと思っております。

 

「オスプレイどこへ行っても嫌われる?」

2014-08-30 | 川柳

 佐賀空港へのオスプレイ配備に防衛省が概算要求を行ったと報道されております。政府もいよいよ本腰を入れて来たように思われます。
 私としてはこの件について賛成も反対もしません。国防の重要性、沖縄の基地負担軽減も理解できますし、周辺住民の反対も理解できるからです。
 ただ、言いたいことは当事者が十分に話し合っていただきたいということです。くれぐれも配備を強行することは避けていただきたいと考えます。皆が100%納得する解決法はないでしょう。しかしながら、なるだけ多くの情報を提供し、充分な説明がなされることが前提であると考えます。これまで多くの公共事業が行われてきました。身近な例では、諫早湾干拓事業があるでしょう。事業が開始される前にも多くの反対がありました。挙句の果ては、 「諫早湾干拓事業について思うこと」、「諫早湾干拓事業について思うこと(2)」のように抜き差しならぬ状況になってしまっております。

 オスプレイについて言えば、私は「オスプレイの安全性について」で書いたような見解を持っております。どのような対策を採ろうと絶対に安全などといったことはありえません。オスプレイに限らず民間航空機であっても程度の差こそあれ同様なことです。ですから、そのことを見据えてどうするかといった議論が必要だと考えます。このようなことを書くと配備を前提とした議論だと批判されるでしょうが、YesかNoかといった不毛な議論よりは何ぼかましに思います。

 特に、佐賀空港の滑走路の延長線上にある柳川市あたりの騒音被害は相当なものになると予想されます。ちなみに我が家の上空は陸上自衛隊目達原駐屯地から佐世保・長崎方面への飛行ルートにあたるらしく、多くのヘリが行きかっております。タンデムローター(CH-47かな?)が飛行するときには屋内の障子などがガタガタと振動します。その他のヘリでもテレビやラジオの音など聞こえなくなってしまう状況です。雲が低いときなどは最低安全高度(500フィート)以下の飛行がなされているように感じます(自衛隊機には航空法の適用はないにせよ、遵守義務はあると思いますが・・・)。

 どれくらいの騒音が発生するのか、どれくらい危険になるのか、正確なデータを元に、どのような対策をとるのかを議論することが必要なのではないでしょうか。危険性、騒音問題に限らず、何も問題ないと説明することが説得する上で必ずしも正しい方法とは限りません。

 いずれにしても当事者である佐賀県のみならず、周辺自治体および住民の充分な理解を得ることが重要であると考えます。そして国が起こらないといっていたことが、実際に起こってしまうことが如何に最悪の状況をもたらすか。誰も国を信じなくなってしまいます。