山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

給食に虫が・・・。

2013-10-28 | 政治・経済・社会

 報道によりますと、岐阜県内の学校給食で、虫などの異物混入が発覚した問題で、その場合に、取り除いて食べさせるか、廃棄すべきだといった議論が捲き起こっているとのことです。そして、生産管理や衛生管理に種々の問題が指摘されているそうです。

 「除菌・消臭について思うこと」でも書いておりますが、最近の風潮として、このようなことに過剰に反応しているのではないかと思います。確かに、より清潔で衛生的にという気持も分からないではありませんが、では一体どこまでやれば良いのかといった疑問を持ちます。虫の混入など見えるものは気になるでしょう。微生物などの見えないもの、得体の知れないものに対する恐怖感といったことも分からないでもありません。このようなことに敏感な方々でも、保存料などの化学物質に対して、それほどの注意を払っているでしょうか。

 野菜などの農産物に虫がついて(隠れている)いたり、虫食いとなっているのは、ある意味仕方のないことだと思います。これを防止するためには、「無農薬野菜と直売所」でも書いておりますが、農薬に頼らざるを得ません。全ての生産者が農薬やその残留性の正確な知識を持っているとは思えません。除菌・消臭を徹底するためには、除菌や消臭のための薬剤を多用していると思われます。こちらの危険性については、どのようにお考えなのでしょうか。

 要は、見た目などの感覚的な問題であって、本質的な問題ではないように思います。ただ、一般論としては、名指しされた虫君がかわいそうですが、入っている虫によりけりかも知れません。それから、昆虫を食する国々や地方もあることですから、やはり感覚的な問題に帰結するのではないかと思いますが・・・。


電話営業の功罪(3)

2013-10-27 | 政治・経済・社会

 このところ電話営業が増加してきているように思われます。最近は光回線の乗換えに関するものが目立ちます。私は電話番号を一切掲載しておりませんし、岳父の名前で掲載されていた電話帳も3年以上前に掲載中止しています。

 最近はこちらから何其れと名乗ることはせず、ただ「もしもし」と電話を取ることにしております。そうするといきなり営業トークが炸裂し始めます。トークを遮るように「どこで電話番号を調べたのですか?」と質問します。ほとんどの場合は、「電話帳です。」と答えるか「無作為(あるいは順番)に電話しています。」と答えるかの何れかです。

 電話帳には掲載していないと言うと、「古い電話帳で電話しています。」と答えます。「電話帳に掲載していないということはどういう意味か分かりますか?」と言いますと大体それで終わりですが、中にはつわものがいて、更にしつこく話を聞いてくれときます。こちらは聞く耳持たぬとばかりに「二度と電話をしないで下さい!」と言って電話を切ります。しかし、その甲斐なく、しばらくすると同じ会社から電話があります。

 無作為というか順番にという答えは、どうも胡散臭いと思っております。当初はそれもありかななどと思っておりましたが、我が家は連番と20番違いの3回線ありますが、前後して電話があったためしがありません。何らかのリストに拠って電話してきているものと推測されます。

 私にとって電話営業は全く以て迷惑千万です。数年前の話ですが、二階にいて着信があったものですから、急いで階下に降りている途中足を滑らして膝を床に強かに打ちつけてしまいました。幸い下から三段目でしたから大事には至りませんでしたが、未だに膝が痛む時があります。そして、それが電話営業だったものですから余計に悪い印象を持ってしまいました。

 電話営業が廃れないということは、それなりの営業効果があるからなのでしょう。確率は相当に低いものと思われますが、他の方法と比較すると費用対効果が高いものと思われます。しかしながら、電話は余りにも身勝手な営業ではないかと思います。相手の都合などお構い無にずかずかと押しかけるようなもので、顔も見えないだけに誠に失礼な手法ではないかと思います。

 これだけ大々的に行われているということは、電話営業にまつわるトラブルも相当に発生しているのではないかと推測します。電話営業をする業者は登録制にするなど、何らかの規制が必要になってきているのではないかと考えます。登録していない業者が不特定多数の相手に対して電話営業を行った場合には、罰則を適用できるようにします。更には、電話営業先に通話した時間に応じて、キャッシュバックするようなサービスを電話会社が提供するなどといったこともありかなと思います。電話営業をするということは、相手の時間を消費しているわけですから、これに対価を支払うことは合理的であると考えます。そうすれば電話された方もじっくりと話を聞くようになるかも知れません。業者側も質の高い営業を行うようになり、双方にとって良い方向に向かうのではないかと勝手に思ったりしております。

 このようにすれば安易な電話営業は減少するものと考えますが・・・。

<参考> 「電話営業の功罪」「電話営業の功罪(2)」「オール電化の営業(再び)


食品偽装は何故なくならないのか?

2013-10-26 | 政治・経済・社会

 またもや食品に関する偽装がたて続けに発覚しました。誠に嘆かわしいことですが、何故このようなことが横行してしまうのでしょうか。発覚してしまえば、取り返しのつかないダメージを受けることが分かっていて、何故にそのリスクを冒してまで手を出してしまうのでしょうか。何か根源的な理由が潜んでいるのでしょうか。私にはなかなかに理解できないところであります。

 以前、船場吉兆の問題が発覚した時に「個人的良心と組織」というテーマで触れておりますが、その原因の多くは利益優先主義にあると考えます。現場では組織の論理と個人的良心のせめぎ合いがあることでしょう。個人的良心が組織の論理を超えたとき、その問題が発覚することになります。そして、組織に属する個人の良心も程度の差があることでしょう。中国人のモラルを云々しますが、もしかして日本人も五十歩百歩なのではないかとも思ってしまいます。恐ろしいことですが、偽装が発覚するのは極僅か、氷山の一角に過ぎないと思われます。多くは知られることなく現在も進行中なのかも知れません。

 このようなことは何も食品に限らず、多くの業種で行われているに違いないものと考えます。営利企業に限らず、あらゆる組織に共通するものであろうと思われます。それがたとえ国家組織といえども同様だと考えます。これらの場合には、金銭的利益優先が組織共通の利益あるいは一部構成員の利益といったものに置き換わるのでしょう。

 何れにしても、その組織に属する個人の良心が耐えられなくなったとき、今まで隠蔽されてきたことが明らかになります。しかしながら、健全な社会であると言うためには、個人的良心にばかりに頼っていても良いものでしょうか。もっとチャントした仕組みを作る必要があるのではないかと考えます。

 秘密保護法もこのような文脈の中で捉える必要があるのではないかと考える次第です。


大変だシロアリにやられていた!!

2013-10-17 | ブログ

 築30数年の我が家の台所の床がブカブカになってきておりました。昔建築なので使い勝手も悪く、前々からリフォームをしたいと考えておりました。消費税アップも決まったことでもあるし、思い切って着手することにしました。

 台所のリフォームは大変です。食器棚などの大物が中身も含めて大量にあります。数日かけて全て別の部屋に運び出してがらんとなったダイニングキッチンで異様な光景を目にしました。壁の埋め込みコンセントの真上に2口コンセントが増設されているではありませんか。VVFを辿ってみるとDKの電灯スイッチまできておりました。家内に尋ねると、このコンセントは200Vが来ているとのことで、ガムテープで差込口がふさがれておりました。「中性線ヒューズ溶断」で書いている顛末を含めて2箇所目です。天井を剥がない限り、100Vに変更できないので別回路から引っ張ってきていたのです。今まで巧みに隠されていたので全く気付きませんでした。この優秀な技能をもっと最初から発揮していただければ何事も起こらなかったのにと思ってしまいます。

 天井や壁のリフォーム中に、問題のコンセントもチャント使えるように手直ししました(素人さんは自分でやらないでくださいね。このような工事は電気工事士の資格が必要です。)。ついでに、電子レンジなど大電流が流れる回路を独立させました。これで少しは電気周りは使い勝手が良くなると思っております。

 いよいよ床を剥がしたとき、職人さんからシロアリの蟻道があると言われました。床下にもぐって見ると確かに数本の蟻道が確認できます。ただ木自体はしっかりしているので今のところ問題ないだろうとのことです。しかし、ものはついでです。この際、白蟻駆除も一緒にやってしまおうと、業者に連絡してもらいました。業者さんに確認してもらいましたところ、大和白蟻なので、床下周りの施行で十分とのことで、先ずは一安心といったところです。早速、見積をお願いしたところです。

 リフォームしていなければ、白蟻被害がもっと深刻になってしまっていたかも知れません。たまたま見つかったのが幸いと言うべきでしょうか。出費が嵩みますが、この際安心を買いたいと思っております。

 リフォーム工事は、床張りを終え壁材の張りつけ中で、今週中には完了すると思われます。しかし、台所が使えないと日常生活が激変してしまい不便この上ありません。


ウンカ大発生(2)

2013-10-07 | 農業

 今年は「ウンカ大発生」で書きましたようにウンカが大発生しました。我が家の田んぼも10~15%程度の坪枯れが発生し、更に被害が拡大しそうな勢いでしたので、10日ほど早めのですが昨日刈取り作業を終えました。

 ウンカは気づいた時には既に遅しといった感じで、あれよあれよという間に被害が拡大してしまいます。以下の一連の画像は被害の拡大状況を時系列に定点撮影したものです。ウンカ被害の恐ろしさの一端がうかがい知れるのでないかと思います。

9/23 坪枯れ発生の確認

Iphone_001_2

9/24

Iphone_002_2

9/27

Iphone_003

10/1

Iphone_005

10/5

Iphone_006

 坪枯れ発生確認直後に防除を実施し、その後2回防除を実施してもこのような状況になってしまったそうです。結果的には50~60%の坪枯れとなっているように見受けられます。


消費税率アップが決まりましたが・・・

2013-10-02 | 政治・経済・社会

 景気腰折れが懸念されるなか、消費税率のアップが決定されました。当初より賛否両論ありましたが、いよいよ現実のものとなると批判が大きくなることは、電気料金値上げなどの例(「電気料金値上げについて」、「いざ値上げコリャ大変と大騒ぎ」)をみるまでもなく明らかなことであろうと思います。

 しかし、捌け口を求めたい気持だけで批判をしても、何の解決にもならないように思います。ましてや買い控えなどに皆が走れば、懸念通りの景気悪化を招来してしまいます。やっと不景気脱出の出口が見えてきたときに、自らがその出口に蓋をしてしまうようなことになってしまいます。そして、ますます悪い状況を招来してしまうでしょう。消費税率は上がった。社会保険の負担も増大したにも関わらずサービスは低下した。財政赤字も増大した。更には、景気も悪化してしまっては、まさに踏んだり蹴ったりとなってしまいます。

 確かに、消費税率アップは生活に堪えるかもしれません。しかし、事の良し悪しは別として、一旦決まった以上は、その状況の中で最良の行動を取ることが必要だと考えます。ここで消費を落ち込ませたら地獄へ一直線といったことにもなりかねません。ここは堪えて、踏みとどまって、意地になって、皆で力を合わせて消費を落とさないようにすることであると考えます。

 政府にも経済弱者対策、景気対策など矢継ぎ早の対策が求められます。建設的な主張は大いに結構ですが、単なる捌け口を求めるような主張に過剰反応した消費抑制行動は、更なる悪循環に陥ってしまいます。我々の社会です。社会に属する一人一人が守らずして、誰が守ってくれるのでしょうか?

 このような主張すると強く非難されるかも知れませんが、敢えて言わせていただきたいと思います。