山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

政権の末期的症状!?

2018-04-17 | 政治・経済・社会
 安倍一強を謳われ、総裁3選が確実視されていた政権ですが、ここ半月でこれでもかというほど政権に不利な情報が続出しております。既に外堀は埋められ、然しもの安倍政権においても末期的症状を呈してきたものと思われます。
 メディアもここぞとばかり、これまで仕込んでいたネタをぶつけてきたといったところでしょうか。今後も続々と新たな報道が政権を追い詰めることでしょう。
 政権の起死回生を狙って、お得意の外交で挽回を図ろうとの目論みでしょうが、そう簡単に問屋は卸してはくれないでしょう。弱体化した政権の言葉を素直に聞いてくれる御奇特な首脳が果たしているのでしょうか。まぁ、軽くあしらわれてしまうのが関の山といたところでしょうか。
 こうなったら、晩節を汚すことなく早期退陣された方が、今後の政治家としての価値を高めるのではないかと思いますが・・・。

 話は変わりますが、先日の国会答弁の中で正確には憶えておりませんが「私を嘘つき呼ばわりするなら明確な証拠を出してくださいよ!」みたいに逆切れ発言がありました。
 刑事裁判では推定無罪が大原則ですが、それでも最近の刑事裁判では直接証拠がなくても、状況証拠のみの積み重ねで有罪判決が出ることも多くみられます。
 森友や加計問題でメディアから流れてくる情報は直接証拠ではなく状況証拠に過ぎないものばかりですが、それらは明らかに総理にとって不利なものばかりです。国民が政権を直接追求することは許されておりません。国会議員が国民を代表して質問しているのです。その質問に対しては真摯に答えるべきであります。しかるに「証拠を出せ、出せないならそんなこと言うな」といった趣旨の答弁は如何なものかと考えます。証拠を出せるものならとっくの昔に出しています。肝心の情報の多くは行政が握っているのではないですか。それが隠されたり、改竄されたりと惨憺たる状況を呈しているではないですか。
 ご自分にとって不都合な証拠を隠ぺいしておいて、証拠を出せるものなら出してみなと言っているように見えてしまいますよ。

 最終的にはご本人の決断でしょうが、総裁3選は事実上不可能とみられています。求心力を失った政権に、今後いったい何ができるというのでしょうか。国民の間には、フラストレーションが溜まりつつあります。来る統一地方選や参議院選挙に一挙に爆発する懸念があります。こうなったら早期に内閣総辞職された方が国家にとって望ましいことであろうと思います。

 あっそうだ、もう一つ手があった。一か八かの衆議院の解散総選挙だ!