産能な日々、その後の非日常

2010年4月~2012年3月までの産業能率大学通信教育課程在学中の記録と、卒業後の非日常の様子です。

初めての写経(薬師寺東京別院)

2022-09-02 | 神社仏閣

一度やってみたかった写経。薬師寺東京別院の「お写経講座 入門編」(予約制)に行ってきました。

奈良の薬師寺といえば修学旅行(中学校)で行きました。しかし、ほとんど記憶に残っていません。お坊さんが面白かったような気がするというおぼろげな記憶 大人になってから奈良に行っていますが、薬師寺にはたぶん行っていないような

さて「お写経講座 入門編」ですが、お写経をする前に奈良の薬師寺からお見えになったお坊さんのお話を聞きました。30分くらい面白おかしくお話いただきました。写経が始まったのは奈良時代。当時は今でいう公務員のような方が全国に仏教を広めるために写経をされていたそうです。仕事ですから、写し間違えたりすると減給されるので、真剣。お金がかかっていたので当時の写経が一番きれいだそうですそれを見ることができるのは、毎年秋に奈良国立博物館で行われる正倉院展。平安時代になると、祈願のための写経となり、現代では修行になっているとか。(メモを取ったわけではないので、正確ではないかもしれません、あしからず)

その後、写経の作法や心構え、墨や硯、筆の扱い方を教えていただきました。お話が終わると、いざお写経。手本の上に紙をのせて、なぞります。思った以上に難しかったです

水差しから5円玉くらい水を硯に入れて墨を摺る(足りなくなったら休憩がてらまた摺ればいいそうです)と言われたのに、500円玉くらい水が出ちゃうし。筆に墨が付きすぎて、書き出しが滲んでしまう割にはすぐにかすれてしまうし。修行なので字はお手本に忠実に、自分の我が出てはいけないとのことですが、出ちゃうし(苦笑)

最後に、お願いごとや名前などを書いて、お納めします。お納めしたお写経は薬師寺のお堂の中に永代供養されるそうです。ちなみに、講座を受講しなくても、写経は毎日できます。般若心経のお写経は1時間半くらいが目安です。手ぶらでOKです。月に2回、夜も写経できます。ご興味のある方は、薬師寺東京別院のHPやTwitterをご覧ください。

ご朱印は書き置きで3種類あり、月光(がっこう)菩薩様の御朱印をいただきました。(毎月8が付く日には、月替わりで十二神将特別御朱印あり)施設には、薬師三尊像のポスターが貼られていて、それを見ていたら、奈良に行って本物を拝見したいなぁ~と思いました。中学の時に見ているとは思うのですが、まったく記憶にございません

後日、薬師寺参拝券が自宅に届きました。1年有効、同伴者1名まで参拝可能。1年以内に奈良、行けるのかなぁ~


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