曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

椿の挿し木

2015年04月08日 | 日記

今日の花

4月8日 開花して12日、花はこんなに大きくなりました

3月28日 開花したばかり 

挿し木して2年目の開花株ですが、大きな花をつけました。

 


 最近、検索による私のブログへのアクセスの中で一番多いのは「椿の挿し木」という言葉です。3月の下旬からずっと「椿の挿し木」が一番多いのです。蝶のことや柑橘に関するアクセスもあることはあるのですが春は椿のシーズンだからでしょうか不思議です。5・6日に京都へ花見に行ってきましたが、その折にまた珍しい椿を少しもらってきましたので今日は椿の挿し木に付いての写真をアップしようかと思います。

椿というのは挿し木で増やすのがとても簡単で誰でもできると思います。私のやり方を紹介しましょう。

 


椿の挿し木  簡単な密閉挿し

1.椿の挿し穂は30分くらい水揚げしておきます。

 

2. 挿し穂は葉が3~5枚で良いでしょう。

 

3. 家のすぐ近くで手に入るので、私は川砂を使います。

 

4. 挿し終ったらたっぷり水をかけて挿し穂を落ち着かせます。

 

5. 挿し穂が動かなくなったら砂と枝が密着した証拠で完了です。

 

6. 鉢全体をポリ袋で覆うのに袋が潰れないように針金で支えを作ります。

 

7. ポリ袋を被せます。

 

8. 隙間ができないようにポリ袋の下側をきつく締めてセロテープで貼り付けます。

これで出来上がりです。秋まで水もやらずこのまま放っておきます。木漏れ日が少し当たるくらいの陰においてください。秋になって良く発根していたら培養土の鉢に植え替えます。根の張りが不十分だったら植え替えた後もしばらくはポリ袋をかけたままにした方が良いでしょう。

椿の挿し木の時期はいつかとの問い合わせもよくありますが、一年中いつでもできます。それでも季節がら春から夏にかけてが一番良いのではないでしょうか。

 


今日の蝶

ギフチョウ

ツツジの花に頭を突っ込むので花粉だらけになります。

 

ゴマダラチョウの幼虫

オオムラサキの幼虫

顔がかわいいですね。

 

ウラゴマダラシジミの幼虫

普段は上の写真のように顔を隠しているのでなかなか顔を見ることはできません。今日はうまく顔を出しているところが撮れました。