曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

玉虫色

2013年06月17日 | 日記

今日の花

 


 数日前、朝一で家の猫どもに餌を与えるため倉庫の方へ行ってみるとドアーの取っ手の所に何やら光るものが付いていました。手を持ってゆくと地面に落ちました。小さな虫が光っていました。名前は分かりません。

 

また、何日か前、倉庫の前に積んであるみかん用のコンテナに何やら光るものが付いていました。こちらは私にもわかります。玉虫でした。朝早いものだからすぐには飛べません。そっと捕まえて木の切り株の上に載せて写真に撮りました。なかなか見事な色合いです。

 


きれいな甲虫


5mmくらいでしょうか。

 

名前を教えていただきました。   アカガネサルハムシだそうです。 


玉虫

朝、コンテナにくっついていました。

 

切株の上に移動してもらいました。

 

朝日がさしてきました。

 

玉虫って山の中でもめったに出会いません。一年に一度見るか見ないかの程度です。こんなところで会えるとは・・・・・・

 

 

 

 


瀬戸内海の海霧

2013年06月16日 | 日記

今日の花

我が家の庭のホタルブクロはもうおしまいですが源明山の笛吹き峠ではまだきれいに咲いていました。

 

 


 昨日の雨も朝には上がっていましたが朝はすごい霧でした。湿気のある日はこの時期よく海に霧がかかります。うちのカミさんが洗濯物が乾かないとよくぼやいています。今日は海霧を撮りに源明山へ登ってきました。

ついでにホシミスジも撮ってきました。

 

 


みかん畑から見た安下庄湾の海霧

今朝は沖の方から海面を霧が押し寄せてきて町にまで這い上がってきました。

 

比較のため

冬の良く晴れた日の安下庄湾です。


オレンジロードより 

源明から白木山の方を眺めると霧は外入の方に濃く立ち込めていました。

 

比較の写真

 


秋と吉浦の上から見下ろした景色

 

海面で冷やされた空気は霧を発生しても重いので上空には上がりません。

 


法師崎と上荷内島

 

上荷内島を霧が乗り越えてゆきます。

 

上荷内島と法師崎

 


源明山より

 

伊崎と立島か正面に見えますが立島はほとんど霧に埋まっています。

 

今日の海霧はまだ軽い方です。以前釣りに打ち込んでいたころこの時期には沖に大アジやハマチを釣りによく出かけていたものです。多少の霧は無理して出かけていましたが沖にいる間にどんどん霧がひどくなり、全く何も見えなくなって前方10mも見えなくなることもありました。


今日のチョウ ホシミスジ

 

源明山にホシミスジを見に行ってきました。今年もたくさん出ていて安心しましたが時間的にまずかったのかどのチョウも飛び回っていて全く止まらないのでちょっと苦労しました。

 

 

 

 


椿の挿し木

2013年06月15日 | 日記

挿し木椿の花

 


 今年の冬には家のまわりにある椿の花を写真に撮りました。中でも上の写真にあるように挿し木の椿に咲いた花を度々載せたように思います。そのせいか私のブログに「椿の挿し木」という検索が頻繁に引っかかってくるようになりました。私は椿マニアでもないし専門家でもありませんが、柑橘栽培が仕事なので植物の繁殖などのことはある程度通じています。そのうちに挿し木の紹介などしようかなと思い写真の準備をしてきました。挿し木をしてみようという人に役にたつかどうかわかりませんが私の挿し木の方法です。

植物を増やすのは基本的には種をまきます。発芽して成長するのを人が少しばかり手助けしてやればたくさんの植物を手に入れることができます。その植物が樹木であっても草花であっても野菜・穀物であってもほとんどのものは種をまくことによって増やすことができます。

しかし、遺伝子の関係で元の植物と全く同じものがほしい時には種をまいて増やすのはまずいことがあります。種子にまで戻すと子の遺伝子は親の遺伝子と変わってゆくからです。そこで優秀な遺伝子を持つ個体を増やすためにはクローンの技術が必要になります。今はクローンというといろいろな新しい技術が開発されていますが、我々素人が簡単に行える植物のクローン増殖は「挿し木」です。植物は環境の急激な変化に対して動物のように環境の良いところに移動したりすることはできません。そのために生命を維持してゆくためのいろいろなテクニックを持っています。大風で枝が吹きちぎられたり倒れたりするとその枝や倒木から新しい根が出て生きてゆくことがあります。この性質を利用したのが挿し木ですが枝から根が出るまでには適度な良い環境が必要です。今日は椿の枝を使って根を出させて新しい個体を作る簡単な方法をご紹介します。写真で何度か紹介したように挿し木した一年目に花を咲かせて楽しむことができます。

 

ちょっと忙しくてチョウの写真はこの一週間お休みでした。 今日は天気予報が外れて朝から雨です。ブログの更新でもしようかなと・・・・・・


今日の音楽

●バロック音楽特集24.

アルビノーニ:オーボエ協奏曲op9-2
    ホリガー(ob)/イ・ムジチ オーボエ協奏曲 第2楽章

http://www.youtube.com/watch?v=YomJhM6X_Pk&NR=1&feature=fvwp


オーボエ協奏曲 第2楽章 作曲:アルビノーニ  Full HD高画質

http://www.youtube.com/watch?v=OjcxJI5H5GE

 

らんらんさんいつもありがとうございます。増えすぎたアジアンタムは今も元気ですか。私も増やしすぎて捨てるわけにもいかず、養子先を探すのに苦労します。紫陽花の挿し木はとても簡単ですから今咲いている花を見て気に入った紫陽花を密閉ざしで増やしてみてください。

 

アジアンタムもよいですが、先日新聞で吊り忍のことが書いてありました。省エネ・節電に涼しさを呼ぶ植物として今人気だそうです。下のホームページも見てください。吊り忍の下に風鈴をつけて販売しているそうです。皆さんもひとついかがですか今からこんなに暑いようでは夏が思いやられます。

http://www5e.biglobe.ne.jp/~sinobuen/

 

ついでに、オオタニワタリも涼しげでいいですよ。若い葉は食べられるし !


椿の密閉挿し

まず準備するものです。   川砂・ポリポット・針金・ポリ袋・セロテープ・挿し木用の枝(新しい緑枝)

1.土は細菌の少ない清浄なものであれば何でもよいのですが、わたしは近所にある川へ行って川砂を取ってきます。12cmのポリポット

 

2.増やしたい椿の新枝   15cmくらいの長さで葉が4から5枚付いたもの  切り口はよく切れる刃物できれいに切る(カルスが形成される)

 

 

3.砂に5cm程度埋める。   さす前に30分から1時間くらい水揚げをしておく。

 

 

 

12cmのポリポットで3本から4本くらい挿せる。 

 

今回は5本なので2鉢にしました。

 

4.ポリ袋の枠を作る

 

5.水をたっぷり入れて鉢をよくゆすり枝と砂がよくなじむようにする。

 

 

6.ポリ袋をかぶせる。

 

7.ポリ袋の下側をポリポットに隙間ができないようにセロテープで張り付ける。

 

これで挿し木は完全に密閉状態になりました。このまま2から3か月くらい放っておきます。

 

9.最初は日の当たらない木陰などにおいてください。椿は太陰性が強く日の光をあまり好みません。

 

 

10.8月の末か9月になって緑色が濃くなっていれば根が出ていますので、ポリ袋の隅を少しづつ破ってゆきます。秋が深くなるまでに少しづつ穴を大きくして外気に慣らして行きましょう。袋を破っても異常のない状態になったら11月頃川砂から出して肥料分のある培養土に移し替えてもよいです。冬には花を楽しむことができます。

 

11.秋に移植ができなかったものは春に植え替えましょう。

とても良い根が伸びています。

このように根の伸びの悪い株はもう一度砂に戻して密閉しておくと健全な苗になります。

みんな良い根が出ていますね。

一部は畑に下しました。

 

12.鉢植えのまま2年目を迎えた株です。

Aは昨年の挿し木のまま植え替えをしていない鉢で川砂に肥料だけ与えているものです。Bは培養土に植え替えたもの。

 


冬間の開花株の写真をもう一度御覧に入れましょう。

 

 

たった四枚の葉で二つも花を咲かせるなんてすごいですね。

 

上の蕾がこんな風に開きます。

 

 

密閉ざしのポリ袋がまだそのままになっています。

 


以上、椿を簡単に挿し木で増やす方法について紹介しましたが、このような密閉挿しの方法は多くの植物に利用できます。品種に寄って挿し木の容易さには差がありますが接ぎ木や取り木などに比べると簡単で大量に増やすことができます。いろいろな植物で試してみてください。私は珍しい木とか花があるとすぐにひと枝もらってきて挿し木します。数年前にAさん所から一枝もらってきたアコウの木は一度冬の寒さで枯死しそうになりましたが回復して1m以上になりました。八幡宮でもらってきたオガタマノキは挿し木が難しかったのですが一本だけ活着して花が咲くようになりました。専門の柑橘類で見ますとみかんの木は簡単な挿し木ができません。でもレモンは挿し木が簡単で接ぎ木でなくともいくらでも増やせます。

密閉挿しの良いところは水やりをしなくて済むところです。最初にたっぷり水をかけて密閉すれば三か月くらいは何もしなくてもよいのです。

梅雨入りの今は挿し木の最も良い時期ですのでこんな記事を書いてみました。

 

 

 

 

 

 


白木山と鯛ヶ峰のチョウ

2013年06月08日 | 日記

 今日はみかんの薬剤散布で忙しくで 今日の花はありません。

本文も簡単にして、昨日の白木山と鯛ヶ峰の蝶を見ていただこうと思います。

 


 

白木山と鯛ヶ峰のチョウ

 

 


白木山の蝶

ミカドアゲハ

こんな写真をいっぱい撮って何が面白いのやら???  遠くの島がぼんやり写っています。

 

カラスアゲハ

カラスアゲハもきれいだけどやはりミヤマカラスアゲハかな

 

テングチョウ

 

 

ダイミョウセセリ

 

 

モンキチョウ

 

 

コジャノメ

 

ヤクシマルリシジミ

 

 

和佐の海岸公園のホシミスジ

小泊の四つ小島

 

鯛が峰のホシミスジ

鯛が峰 絶壁の上よりの景色   足元の岩は100mくらいの絶壁になっています。覗くとちょっと怖いですね。

絶壁を下からモンキチョウが2頭もつれ合いながら上がってきました。

モンキにピントが合っているでしょう。

 

 

 

 


白木山のアカシジミ

2013年06月07日 | 日記

今日の花

 

 


 周防大島にもアカシジミはいるはずということで3年前から探していました。そして一昨年のこの時期に白木山山頂付近でちらっとアカシジミらしき蝶が飛ぶのを見ました。一瞬のことだったのでその時は写真も撮れませんでした。それでその年は3度白木山に登って探しましたが見つかりませんでした。昨年も白木山へ何度か登ってアカシジミを探しましたが見つかりませんでした。大島のその他のいそうなところはずいぶん探したのですが全く見つけることはできませんでした。今年は大島以外の所ですでに発生しているとの情報があったので昨日の夕方あまり期待せずに白木山に登ってみたのです。今年は山頂でミヤマセセリも見つけているのでここは運の良い場所です。いつも探すクリの木には居ませんでしたがようく目を凝らしてみると木々の梢の上をオレンジ色の蝶がいくつも飛んでいるのが見えました。いたいた。3年目にしてようやく出会えたのです。夕方には活発に飛び回って活動するという蝶なのでなかなか止まりません。結局遠くからの飛翔写真しか撮ることができませんでした。いるのが確認されたので今日のお昼頃もう一度写真を取りに行ってきました。昼間は数こそ少なかったもののクリの花で吸蜜しているところを写真に撮ることができました。3年探していたアカシジミの写真がようやくとれたのです。またもや「めでたし めでたし !」でした。

 


周防大島のアカシジミ

初めて写真に撮れた周防大島のアカシジミ 

 

 


夕方のアカシジミの飛翔

 

 

飛び回るのが10mくらい離れた所なのと、夕方で光が足りないのとであまりいい写真は撮れませんでした。でも、結構たくさんのアカシジミが飛び回るのは分かっていただけるのではないでしょうか。

 

 

参考までに昨年撮った冠高原のカシワアカシジミ をご覧ください。とてもよく似ていますが違う種なのです。

 

 


港のそばの公園にホシミスジが

2013年06月06日 | 日記

今日の花

ビヨウヤナギ

お客様

 

 


 港のそばの公園のことは度々書いています。いつ行っても人のいない公園ですが管理人の方が草刈りをしていました。私はいつものように野鳥と虫と花を見て歩きます。人のいない公園は私にとっては都合の良いことですがいつも一人でもったいないなあと思っています。

でも、面白い蝶が飛んでいるのを見つけました。ホシミスジです。日本中でいうと各地にいる蝶で珍しくはないのですが生息地が局所的で広い分布があるわけではありません。大島には何か所も生息地があって珍しくはないのですが海のすぐそばにいることが面白いなと思いました。我が家の庭にもやって来たことがあります。

 


今日の音楽

●バロック音楽特集 23.    ヘンデル「メサイア」から Hallelujah

 

雨の日もうれしいですけど、ハレルのはもっと嬉しいです。

 


ホシミスジ

食草の雪柳があります。

 

ベニシジミ

 

モンキアゲハ

大きくて立派なモンキアゲハです。ナミアゲハも大きな2化目が出ていますがこれも2化でしょうか。

 


みかん畑は蝶がいっぱい

2013年06月05日 | 日記

今日の花

アジサイが生き生きと !

 


 6月4日はなんの日でしょう。6む4しにちなんで虫歯予防デーということになっています。私みたいに虫歯をいっぱい作って歯医者さんの大得意になっている者には耳の痛い日なのです。

昨年の10月に少し調子の悪かった歯が痛みだしたものですから仕方なく歯医者さんのお世話になることになりました。お医者さんが私の歯28本を検査して言いました。「大工事になりそうですね。計画を立てて治療しましょう。でも、今傷んでいる歯は根元に大穴があいていて修理の仕様がありません。もっと早くに来られれば何とかなったでしょうが、誠に残念で惜しいと思いますが抜くしかありませんね。」どんな病気の時でもお医者様は神様ですから、「ははー」とひれ伏すしかありません。それから先生は麻酔を打っていとも簡単に私の虫歯を抜いてゴミ箱へポイてなものです。60年近く食べ物を噛んでつぶしてくれた歯とさよならしました。その日の晩からは痛みはなくなりました。歯もなくなりました。その歯の無くなったところには偽物の歯が入ることになるのだそうです。入れ歯というものでしょうか、そんなものと縁があろうとは健康な時には思いもしませんでしたが歳とともに部品はやはり傷んでくるのですね。

今日6月5日に最後の治療があって昨年の10月から始まった8か月にわたる歯の治療が完了しました。めでたしめでたし !  です。

無傷な歯と傷ついた歯をいれて一応まだ27本あります。先生は頑張ってこれを維持できるようにしましょうと激励してくれました。それから、痛みがなくても半年に一度は点検に来るようにともいわれました。のど元過ぎれば何とやら・・・忘れないようにしないといけませんね。

それはさておき、6月っていうのは蝶マニアにとって最も素晴らしい時期なのです。毎日 カメラさんは大活躍です。

 


弓削瓢柑の畑には今日もいっぱいの蝶が遊んでいます。

モンキチョウ ♂♀

この6枚の写真を見て物語の分かる人は相当なものです。

事実はこうです。草むらで黄色のモンキチョウがホバリングしているのを見つけました。よく見ると黄色い雄が白いメスの気を引こうとしているところでした。メスに羽の表の模様を見せるのです。(クジャクと似ていますね) でも、メスはクローバーの花で吸蜜中でオスには気がないようでした。4枚目の写真を見てください。羽を開いたメスはお尻を上にあげています。これはオスに対してノーと言っているしぐさです。やがて黄色いオスはあきらめて去りました。メスも吸蜜をやめて立ち去りました。小さな悲恋物語です。

 

ヒメアカタテハ ♀

産卵中のようです。(ハハコグサ)

ヒメアカタテハはクローバーが好きです。飛び回るところを連写でとらえてみました。

 

モンキアゲハ

今みかん畑にはアゲハが一杯です。

弓削瓢柑の花で吸蜜

 

ルリシジミ ♂

シジミチョウはやはり羽を開いた時がきれいです。ルリシジミの飛翔写真はそんなに難しくはありません。

 

 

 

 


弓削瓢柑畑の蝶

2013年06月03日 | 日記

今日の花

アジサイのシーズンが始まりました。

 

 

 

 

 


 今日はようやく晴れ渡り青空のもと蝶の写真が撮れるぞと勇んで畑に出かけました。蝶たちもこの2日間雨の中でじっと耐えていたのでしょう。いっぱい飛んでいました。弓削瓢柑の畑に用事があったので其処とその周りで撮った蝶たちです。

今日もネタが無い様だったら弓削瓢柑のことをもっと詳しく書こうかと思っていたのですが、いつものごとく蝶が優先です。また後日弓削瓢柑について書きますのでまた見てください。実は弓削瓢柑に関することを昨日ネットで検索してみたら沢山の記事が出ていますが間違いの多いのに気が付きました。これは何とかせなアカンと思ったのですが私自身もすぐには由来など正確な記述ができないので改めて調べてみます。

 


弓削瓢柑畑の周りにいた蝶

モンシロチョウ

モンシロチョウは白い花が好きです。

ルリシジミ ♂

ルリシジミの2化が沢山出始めました。

ゴマダラチョウ

ゴマダラチョウがテングチョウに追われていました。ともに食草は榎木です。テングチョウ「ゴマダラ君 俺の木食ったなー」

コムラサキ

コムラサキは柳が食草です。お昼頃ですがこの時間帯は樹上の高いところばかり飛び回ります。高さ10mくらいです。

モンキチョウの産卵

カラスノエンドウに産卵していました。

ルリシジミ ♀

右後羽が伸びきっていません。

モンキチョウ ♂

 

ヒメウラナミジャノメ

 

ナガサキアゲハ ♂

弓削瓢柑の花で吸蜜しています。 

テングチョウ

 

カラスアゲハ

 

 

 

 


弓削瓢柑の食べ方

2013年06月02日 | 日記

今が美味しい弓削瓢柑

ジューシーで甘い (糖度 約13度)

 

みんな言います。「意外においしいね!」

 


 今日は世間では日曜日だそうです。でも一日中雨で何処へもお出かけできなかった人が多いのでしょうか。私は日曜日には関係がないのですが雨が降っていたのでじっとしていました。当然蝶の写真も花の写真もホタルもありません。ブログもお休みしようと思っていましたが、昨日の続きを書きたくなったので少しだけお付き合い下さい。

昨日弓削瓢柑の収穫をしたことを書きましたが、弓削瓢柑って何かわからない方も多いんじゃなかろうかと思い、弓削瓢柑の説明を少々させていただこうかと思います。

今年の弓削瓢柑はとてもおいしいのです。そこで食べ方をご紹介しましょう。最も一般的なのは普通に皮をむいでみかんを食べるようにいただきます。または八朔や夏みかんを食べるように中袋を開いて皮を取り除き中のジョウノウだけを食べるやり方です。剥くのが面倒という方にはカットで頂く方法もあります。さらに面倒なことの嫌いな方には最も楽なジュースにして飲むということもできます。どの方法で食べても美味しいものは美味しいのです。

 


弓削瓢柑の食べ方

1.剥いで食べる    柑橘の基本的な食べ方

皮をむく時に皮の油胞がつぶれて香りが広がってきます。柑橘の種類によってそれぞれ匂いは違いますが、香りのよいものとそうでないものに分かれます。オレンジ・レモンは柑橘の中でも最も香りの良い柑橘です。普通のみかんはあまり個性的なにおいがありません。弓削瓢柑のにおいはけっして悪くはありません。私はマーコット・アンコールのにおいはあまり好きではありません。

 

柑橘は皮をむいた後は食べやすくするため房を離さなければなりません。品種によっては房が離れにくくて手がべちゃべちゃになるものもありますがこの頃手の汚れる果物は概して嫌われます。弓削瓢柑は房の離れは良い方です。手はそんなに汚れません。

中袋はこの時期ですと比較的薄くて気にならない人は袋ごと食べることができます。繊維質を摂ることは健康のためにも良いそうです。

 

2.今風にカットで食べる方法

程よい厚さに輪切りにします。

 

さらに食べやすいように四つ切にします。

こうしてテーブルの上に出しておけばものぐさ君も手を出します。

手が汚れないよう皮の方を持って食べると簡単・おいしい・また手が出る。

 

3.果物は好きだけど面倒という若者やおじさんに

100%の弓削瓢柑フレッシュ ジュースはいかがでしょう。グレープフルーツジュースよりはるかにおいしいです。

 

 

 


弓削瓢柑の収穫

2013年06月01日 | 日記

今日の花

 

センダンの花

 

 

この頃、山を歩いたり山間部を車で走ったりしていると緑の濃くなった山の木々の中に薄紫色の花をつけた大きな木が目立ちます。山藤の花はとっくに終わりました。桐の花もしかりです。5月には白い花をつける樹木は多いですが薄紫の花はなんだろうと目につく度に気になっていました。その木が道路わきにあったので写真に撮って帰り図鑑で調べてみました。それはなんと「センダン」という木でした。「センダンは双葉より芳し」 のあのセンダンではありません。あのセンダンは香木の白檀のことだと書いてありました。樹木について詳しくないので良くわかりませんがこの薄紫の花の咲く木がセンダンという木だそうです。

 


6月になりました。まだ夏とは言えず、春は過ぎ去り、あいまいな季節です。 

梅雨に入ったので少し早いのですが弓削瓢柑の残りを収穫しました。この柑橘は7月・8月頃まで木にならせておいても美味しいのですが、昨年は遅くまで沢山ならせておいたら梅雨になって木にナメクジが登り弓削瓢柑を食べてしまいました。大変な被害が出たのです。 

今年の弓削瓢柑はどなたも大変おいしいと好評です。私もいつもよりおいしいような気がします。

 

 


弓削瓢柑の収穫

 

 

こんな弓削瓢柑がなっていました。仏手柑みたいでしょう。

 


今年はソラマメがよくできました。

 

ソラマメのパスタも美味しいですよ