曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

イチヂクのジャムを作ってみました

2019年09月07日 | 日記

今日の果物

ヌアール ド カロン  フランス原産の甘みの強いイチヂクです。もう20年以上作っていますが、我が家の住民はイチヂクが好きではなく、誰も手を出しません。私が時々畑で味見をする程度で、大半は木に付いたまま腐って落ちます。腐る寸前のすごく甘い時には蟻や蜂がすごくたくさんやって来てその極甘の果汁を吸っているようです。自然界では何事も全く無駄にはなっていないようです。

 


 イチヂクは日持ちのしない果物の代表です。収穫したらその日のうちに食べないと傷んだり変質したりします。だからだれか食べる人がいれば収穫しますが、普段は収穫しないまま木で腐って落ちます。昨年、島のジャムヤさんに何か使い道は無いですかと差し上げました。すると、今年はイチヂクの収穫時期より早い時に連絡があって「このイチヂクを使ってみたいので収穫してください。」との要請がありました。でも我が家には今ヌアールドカロンは1本だけしか残っていません。以前は何本もあったのですがもういらないと思って残りは切ってしまいました。今年の実が終わったら残る1本も切ってしまうつもりです。そんな風にイチヂクには価値を認めていない私ですが要望があれば収穫せねばなりません。初めごろは毎日4~5個しかとれませんでした。最近は10個~15個くらいとれます。ジャム屋さんはある程度量が無いと仕事になりませんから、初めから毎日少しづつ収穫した果実はすぐに冷凍保存しておきました。冷凍庫にも大分たまってきたので一昨日ジャム屋さんに渡しました。そして昨日採れた分で今朝私がジャムを作ってみたのです。生果としてのイチヂクはあまり好きではありませんが、ジャムにすれば食べることが出来ます。それで今までも毎年少しだけ自分用のジャムを作っていました。昨年か一昨年にもこのブログにイチヂクのジャム作りのことを載せたことがあるはずです。全くの素人の作るジャムですから満足できるものはできませんが、今年は少し手法を変えてみました。イチヂクの中でもヌアールドカロンは果皮の紫色が濃いのが特徴です。この紫色を使わぬ手はないと考えて最初は果肉だけでなく皮の付いたままざく切りにしてジャムに焚いてみました。とても良い色のジャムが出来上がりましたが、果皮はとても薄いのに食べる時にもしゃもしゃ感が残ります。次の年にはかなり細かく刻んでから皮ごと焚きました。それでも違和感を感じます。それで今年は果皮をむいで果肉だけでジャムを作ることにしました。そして果皮は茶こしネットの中に入れて一緒に焚いて、出来上がったら取り出すようにしてみました。ネットに包んだ果皮から赤い色素はうまく出てきたようです。こうして赤いイチヂクジャムができましたが、まだ食べていません。うまく行ったかどうか明日の朝にはパンにのせて食べてみます。

 


イチヂクジャムを作りました。

 

剥いだ果皮は別にしておきます。

四つ切くらいにします。

 

いつも悩むのが砂糖の量です。普通には果物ジャムは40%くらいの砂糖を加えるように書いてありますが、今回はあるレシピ本に書いてあったようにとても少なめの砂糖で作ってみました。

 

砂糖をふりかけてしばらく置きます。果皮も一緒に入れておきました。

 

水分が出てきたら煮込みをはじめます。

 

しばらく煮ると果皮の赤い色素も出てきました。

 

煮込みが終わると、果皮の入ったネットは取り出します。

 

レモンの酸味を少しだけ加えます。

 

そして出来上がりました。

 

イチゴジャムほどには赤くなりませんでしたが、赤いイチヂクジャムが出来ました。

 

 


徳山で 小さい秋を 見つけてきました。

2019年09月05日 | 日記

今日の花

百日紅   いろんな色があるのですね。

 


 この2年間、目の治療のため一月に一度、徳山(周南市)へ出かけています。

徳山の市街地は街路樹がとてもきれいで行く度に季節季節の彩りを楽しんでいます。9月になりましたので少しは秋の様子が見られるのかなと期待していましたが、この数日はすっかり真夏の暑さが戻って来ていて、街を歩いていても8月に来た時と何も変わらない雰囲気でした。街路樹はまだ青々としていて秋の気配は見られませんでした。でも、歩道には黄色いイチョウの落ち葉がほんの少しだけ落ちていました。探さねばならないほどです。少しまとまって落ちている所にさしかかった時にふと立ち止まって落ち葉を拾ってみました。オジサンが路の落ち葉を拾っている姿は様になりませんが、幸いなことにお昼過ぎの人通りの少ない時だったので恥ずかしさも忘れて拾ってきました。その落ち葉が今日の写真です。徳山へ通う時には必ずと言ってよいほどカメラを持ってゆくのですが今日は手ぶらでしたので、今日の徳山のイメージを残しておこうと写真にしたものです。

目の治療は一進一退で完治するのはなかなか難しいようです。眼球内への注射を7・8・9月と3度続けてみました。新生血管の発生は抑えられていますが、黄斑部分の表面に凹凸が残り中心部分の画像にゆがみが出ています。来月の検診までに黄斑部の表面の改善があるといいのですが・・・・・

 


9月の 気の早い落ち葉

今日はこれだけ拾ってきました。

 

 

 

お前たちはなぜ落ちたの ?   まだ働けるだろうに。

 


夏の名残

2019年09月03日 | 日記

 今日の花

百日紅  文字の通り夏中咲いています。

 


  お盆が過ぎて以来ずっとぐずついた天気がつづきました。夏は急に姿を消して何処へ行ってしまったのかと、少し残念に思っていました。ところが今日は夏が戻って来て「まだ まだー。」と言っているようでした。その暑さに草刈り機を振り回すと上から下まで汗でびしょ濡れでした。海の向こうには久々の入道雲がそびえ立ち夏の色が戻ってきました。背後の山の方からはツクツクホウシの大合唱が聞こえて夏の名残を示しているようでした。

もうすぐ本当の秋がやって来て気候は良くなり、実りの季節となる喜びもありますが、毎年この頃には夏が姿を消して行くのを惜しむと言うか寂しさを強く感じるものです。

 

今日のニュースの中にスピッツのロビンソンのことが載っていました。昨日9月2日にロビンソンのYou tubeの再生回数がなんと1億回を超えたそうです。スピッツの曲は好きなので、その1億回に私も少しは貢献しているはずです。以前はカラオケでもよく歌ったものです。ただマサムネ君の高いキーには付いて行けず難儀したものでした。1億回のお祝いに今日はロビンソンを載せてみます。

この歌が出たのは1995年ですね、私が初めてパソコンを買ったころです。Windows 95というOSが入っていてインターネットが出来たころでして電話回線でつなぎ回線速度はすごく遅くて1枚の画像が出てくるのにしばらく待たねばならなかった頃のことです。もちろんYou tubeなんてものはありませんでした。ロビンソンがYou tubeにアップされたのは発表から15年後と言いますから2010年のことですよね。それから今までに1億回と言うのは凄いことだと思いました。

 


今日の音楽

 

スピッツ / ロビンソン

 


今日、海の向こうにかかった入道雲

 

 

 

まだまだ夏ですよ― !