快風丸

俺の船に乗らないか。

もめないでロッカー

2007-08-06 19:45:09 | Weblog
 音楽性の違いで解散します。

悲しいバンドの終わり方だ。だいたい、ロッカーの場合、音楽性などという高尚な
ことではなく「俺はこう弾きたい。」「いやこっちのほうが良い。」といった類の
我の張り合いではなかろうかと思う。もちろん自分の経験に照らしてのこと。

 アマチュアなんだから、売るという目的がないから、やりたいようにやっていい
のである。しかし、いちいち解散してたら、せっかくバンドで積み上げてきたもの
が、反故になってしまう。僕らの世代は、もう時間との戦いなので、無用の摩擦を
避けて、バンド内を平和にしなくてはならない。

 実は、我がマリーアンドファナーズでは、無用の争いを避ける、法律がある。
「作曲者優先」
特に、ロックギタリストは自己主張の強い人種だ。これがバンド内に2人いると、
”音楽性の違い”でもめやすいもの。もめればいいんですよ、切磋琢磨という言葉
もあるし、しかしどこかに引き際とか、落としどころを設定しとかかないと、”解
散”という名の暴走超特急はすぐに終着駅についてしまう。自分の意見が、どんな
に正しかろうが、アレンジが、フレーズが、どんなに勝っていようが、最後の決定
権は”作曲者”にあると規定しているわけです。

もっと言うなら、わがまま言いたきゃ曲作ってこいということでもあります。


 アマチュアロックバンドの皆さん、これからでも遅くありません。この素晴らし
い憲法を取り入れて、ひとつ長生きしてみませんか。